野菜のあとにネーブル…
← 『夏目漱石全集〈7〉』(角川書店)「それから」や、同時期の雑文や日記、書簡など所収。吉田精一解説注釈 吉行淳之介作品論 同時代人の批評として、武者小路実篤、阿部次郎、芥川龍之介。
午後から雨の予報。なので午前中にやっちゃえと、作業着で庭仕事。相変わらず庭木や果樹などの剪定。脚立に登って高枝切鋏や剪定鋏をフル活用。折々、雨も降ってきた。納屋には枝葉が山盛り。汗だくどころか、汗がタラタラ。これだけやっても、はたから観たらは気付かれないな。
畑。ネーブルが黄色くなり、幾つか落ちていた。せっかくなので、野菜の根を引っこ抜いた痕に植えてみた。ま、来春、芽が出たら……出ない?
庭仕事 ややハードで、遅めの昼食後、二時間あまり寝てしまった。体の節々が痛む。若干 やり過ぎたか。休みの日なのに、ようやく読書タイム。
昨日から今朝にかけては、漱石に掛かり切りとなったが、今日の午後からは、引き続きの漱石ということで、『夏目漱石全集〈7〉』に手を出した。さらに、中断気味になっていたリチャード・O・プラム 著の『美の進化 性選択は人間と動物をどう変えたか』(黒沢令子 訳 白揚社)を一昨日に引き続き、読みだした。
「夏目漱石全集〈6〉 」(角川書店)を読了した。本巻には、今も人気の「三四郎」と「永日小品」などが所収。どちらも好きな作品。前者はよく知られているが、後者も味わい深い。時折、「夢十夜」風な雰囲気もあって楽しめる。コロナ禍もあっての(書庫の奥で埃をかぶっていた、古書市で入手の)角川版漱石全集の通読だが、最初は、ラフカディオ・ハーン著作集の通読の延長で、第14巻の「文学論」と第15巻の「文学評論」だけ読むつもりだった。
頑張って読み通したら、勢いづいたというか、せっかくだから、「坊っちゃん」や「吾輩は…」くらいはついでだから読んじゃおうかなと。が、いざ読みだすと、ここで切るのも中途半端に感じられ、次々に読むことに。
若いころも中年時代も読んできた。日本はもとより欧米の文学哲学思想やポピュラーサイエンス、経済や社会の本なども読んできた。その上で漱石を読み返して、漱石の凄さを再認識させられる企図となった。これで8巻読んだことになる。道はまだまだ長い。じっくり味わうため、先を急ぐつもりはない。これだけの文学世界は、少なくとも若いころの吾輩には味わいきれなかったと、つくづく。
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