目玉焼きご飯を食べた
録り貯めてあった「相棒」(season19 第1話、第2話)を観たら、最後に風間楓子 役で出演していた女優の芦名星さん死亡と。知らなかった。勝手ながらお気に入りの女優さんだったのに。そういえば、あの頃、似たような死因で亡くなった方が相次いでいたっけ。今更ながら……冥福をお祈りいたします。
昨日から、いよいよというかようやく第8巻である『角川書店版 夏目漱石全集〈8〉』 (1974年)へ。「門」など所収。「それから」同様、始まりは淡々と。「それから」は半ばまで淡々で 何故人気のある作品だったか分からなかった……が、途中から怒涛というか奈落の底への展開だった。さて、「門」はどうか。
昨日今日で、今のところ70頁ほどまで。まだ、やや陰気で低調な(見方によればほんわかした)話が続く。少しは展開があるのだろうか。
← シモーヌ・ヴェイユ 著『神を待ちのぞむ』(今村純子 訳 河出書房新社)「自分にとって「灯台のような存在」と言い、「ユダヤ人が教会のそとにあるかぎり、じぶんはカトリック教徒にはならない」という言葉に「息もできないほど感動」した須賀。不滅の輝きを放つ名作」
シモーヌ・ヴェイユ 著の『神を待ちのぞむ』を読み続けている。本夕、本文読了。しかし、気軽に読了なんて言えない。あまりに凄絶な感性と知性。頭痛持ちで、且つ、数学史に名前の刻まれる数学の天才の兄に比べての劣等感に苛まれてきた。
頭痛の最中に神経を集中させて神や信仰、生き方への思いを考え尽くす。凡人の吾輩から見たら天才としか思えないヴェイユだが、彼女自身は劣等感の塊だったようだ。そして劣等感や肉体的ハンディを抱えるからこそ、誰よりも集中力を高められるのだという。気が緩む余裕などないのだ。神とキリスト教と教会。彼女はあくまで教会へ入ること、あるいは教団に入ることを拒む。埒外にあってこそ、あるいはあるからこそ信仰は純粋でありえるのだ……。
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