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2020/10/08

オースターにカフカの逸話が

Folly ← ポール・オースター/著『ブルックリン・フォリーズ』(柴田元幸/訳 新潮文庫)「六十歳を前に、離婚して静かに人生の結末を迎えようとブルックリンに帰ってきた主人公ネイサン。わが身を振り返り「人間愚行(フォリーズ)の書」を書く事を思いついたが、街の古本屋で甥のトムと再会してから思いもかけない冒険と幸福な出来事が起こり始める」

 ポール・オースター作の『ブルックリン・フォリーズ』過日より読み始めている。今日明日と連休なので、オースターワールドを楽しみたいと、この二日で一気に読み切るつもり。

 漱石(とハーン)を軸の読書を始めて半年。そこに随時いろんな作家らの本を交えている。今日はオースター。感想は別途 書くだろうが、この作品に出てきたカフカの人形のエピソードは、実話なのか(なんたって物語作りの天才のオースターの小説の中の逸話だし)、気になる。

 エピソードも素晴らしいが、カフカが人形を無くして悲しむ女の子のために せっせと(なんと2週間も)毎日書いて、女の子に読んで聞かせたという物語を読みたい。
 調べてみたら、関連のサイトが見つかった:「フランツ・カフカ 少女の人形と手紙 | 逸話のうつわ | 作家や画家の伝記、手紙、エピソード集
 オースターのこの小説にも名前が挙げられているが、ドーラ・ディアマント著の「フランツ・カフカとの生活」からの逸話らしい。

Senntei ← 庭木の剪定作業のあと。表の庭のあちこちに枝葉が散らばっている。後日、拾いまくるつもり。

 庭仕事。昨日は、明日は休みとばかりに頑張りすぎた。今日は読書三昧……と思っていた……が、ちょっと突き当り(トイレのこと)に腰を上げたのが運の尽き。雨の降り具合を確かめに玄関の戸を開けると、繁った庭木の枝葉。濃い緑はいいのだが……。つい、高枝鋏を手にし、枝葉をバッサバッサ。

 やばい、素手だ、また、皮が剥ける、手袋をはめた。これで安心だとばかりに一時間半の作業。部屋着のままで。帽子だけは被って。これだけムキにやっても、気休め程度。他人が見たら、少しはやったとは気付かないだろうな~。ってことで、庭に散在する枝葉は後日、拾うつもり。


Soseki5-2 ← 『夏目漱石全集〈5〉』 (角川書店 1974年) 本巻には、「坑夫」「文鳥」「夢十夜」これらを制作した当時の関連文書や書簡などが所収。

夏目漱石全集〈5〉』 を昨夜より読み始めた。
「坑夫」は、5ヶ月前に文庫本で既に再読済み。まだ読後の印象が新しいのに、敢えてまた読むかどうか迷った。が、文学論も含め、初期から読んできた今、漱石の全貌を通覧する上で読む意味もあろうかと、読み出した。
……はいいが、昨日の庭仕事の疲労が祟って、寝落ち。10頁も行かないうちに寝入ったようで、明りは灯り本は床に落ちていることに、朝の7時過ぎに気付いた。

 NHK-BSでサザンオールスターズや山口百恵ラストコンサートを録画。山口百恵はリアルタイムで眩しい存在。サザンオールスターズは大好き。やんちゃっぽいけど、純なところがいいな。

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