チェーンソーを買いにホームセンターへ
昨日とは打って変わって曇天の空。夕方までには雨が降り出すという予報。実際、午後の三時前だったか、所期の買い物を終え、百日紅を探しに演芸コーナーを歩いている最中、ポツポツ来た。久しぶりにホームセンターへ。充電式のチェーンソーを買いに。本体と、別売りのバッテリーを買った。これで使えますねと念押しして。……が、帰宅して確めたらダメだと分かった。充電器が要る。くそ、また買いに行くのかよ!
インコの話題がつぶやきに。で、思い出した。帰郷した年、父に聴いた話し。何処かの小鳥屋さんからインコが集団で逃げたと。その時は聞き流していた。が、数日もしないある日の朝、玄関の戸をガラガラ開けると、驚きの光景が。庭先の梅の木に、噂のインコたちが20羽近く留まっていたのが、戸の音に驚いてか、一斉に飛び立った。椋鳥ほどの大きさの、但しまさにパステルカラーのインコたち。まさか我が家の梅の木に停まるとは全く考えてなく、普段通りに開けてしまった。悔いても後の祭りである。が、話はここから始まる。
その日か、数日も経ないある日、今度は茶の間で寛いでいたら、窓外の(元田圃だった)畑の向う側。近所の裏庭の柿の木に、またしてもインコの集団。淡いブルーやピンクやイエローの鳥たちが柿の木を彩っている。我輩、当時愛用していたデジカメを手に急いで畑の方へ駆け出した。柿の木までは30メーターほどか。やや遠いが懸命にシャッターを切った。
が、こが我輩の迂闊というか浅はかなところ。近所の家の裏庭には奥様方が立ち話されていた。我輩は彼女らはガンチュウニなく、兎に角インコたちを撮るのに懸命。が、彼女らにしてみたら、ええ? 私たちを撮るの? と不審に思うのも無理からぬこと。我輩は、ブログに載せるために撮影する。庭木や花や鳥や昆虫、風景など。そんな我輩の積もりなと彼女らが知るよしもない。我輩は、怪しい、挙動不審の男と最低の評価が定まってしまった。
ちなみに、インコたちは、翌年には元を知っている者には辛うじてパステルカラーが窺えるように。さらに次の年には俗塵にまみれ、椋鳥の集団と見分けが付かないように。集団の数もかなり減っていた。
さらに、ちなみに、我がデジカメも、庭や畑仕事の際、いつでも鳥や昆虫を撮れるよう、肌身離さず携帯していた。いつしかカメラ……画像に怪しい翳りが。なんと、レンズに黒黴。機能は問題ないが、画像は常に影が写る。使用不可に。以後、デジカメは買ってない。写真は携帯あるいはスマホで。庭仕事の際も、玄関に置いて、必要に応じて持ち出すように。野鳥や昆虫などの撮影は、チャンスに恵まれなくなった。
我輩の評判を落としてまで頑張ったのに、撮影には失敗。なので、インコたちを撮ろうとしてたんですよ、とも云えない。鉄オタになって撮影するなら、大概の奴には思い付かない場面を探しだしたいな。
← 『夏目漱石全集〈5〉』 (角川書店 1974年) 本巻には、「坑夫」「文鳥」「夢十夜」これらを制作した当時の関連文書である、「文芸の哲学的基礎」「創作家の態度」「「坑夫」の作意と自然派伝奇派の交渉」や書簡などが所収。吉田精一の解説や大庭みな子による作品論などが載っている。
『夏目漱石全集〈5〉』 (角川書店)を読了した。古書市で入手した角川版漱石全集を読み続けている一貫である。「坑夫」は失敗作の評価が一般のようだが、切羽詰まっての創作であると同時に、かなり実験的な作品で、吾輩は楽しめた。「文鳥」は一転して、文鳥に託してのある女性への思いを静かに描いていて絶品である。「夢十夜」は、時代を超えた今でも色褪せない価値のある作品。これだけでも彼の名は残るだろう。漱石の読み返しの試みを初めて7か月。漱石の自分なりの再評価再認識が熱い。早速、第六巻へ。これには「三四郎」などが所収。
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