« チェーンソーを振り回す | トップページ | チェーンソーじゃなくノコギリで »

2020/10/30

富山県知事選に観られる地盤変化

Hunsui ← 宇宙ロケット 発射! じゃなく、イルミネーションには早いので、噴水広場の夜景。

 下記するように、S. ストロガッツ著の『インフィニティ・パワー 宇宙の謎を解き明かす微積分』を相変わらず読み続けている。夕暮れ近い五時前から、息抜きも兼ね、庭に出て、庭木を眺めているうちに、つい、自制できず、高枝切鋏を手に伐採作業を。切れば切るほど、気になる箇所が目につく。今日は一時間ほどで切り上げ、本格的な作業は明日にする。

 今日は、30日に一度の内科医院受診の日。診察前に簡易な血液検査。いろんな数値がこれまでになくいい数字。先生も評価してくれた。が、処方される薬は従前通り。インフルエンザ予防接種も済ませた。まだまだ治療は続く。

 富山県。日曜日の知事選で新人が当選した。これは我輩には驚きだった。が、それ以上の驚きが。それは、新しく知事と決まった方の勝利宣言の弁。彼は富山県の人口を103万何とかと云うではないか。ええ、こんな場で人口数を間違える?! が、愚かなのは我輩であった。我輩が帰郷した頃は110万都市。何年か経って107万人に減っていた。我輩の脳裏には107万人というカズが刻まれたまま。そして、日曜日の衝撃。数年前に調べた数は、嘗ての数に成り果てていた。今や103万人台。何処まで減る?! 富山県は(富山県に限らないだろうが)、
 地盤沈下が著しかったのだ。組織に守られ、多選確実のはずだった現職は、想定外の大差で負けた。組織が自分達を守ろうと、親分たちが愚かにも現状のままなんとかやれると思っていた一方で、このままじゃアカンという危機感が富山県を動かした。投票率が前回の35パーセント台から、今回の61パーセントに急上昇したのも、選択の余地があれば、住民は動くってことを如実に示したのだ。自分の不明を恥じると同時に、富山県の人々の(危機感に裏打ちされた)良識を多とするものだ。
 但し、今回は自民党の分裂選挙であり、所詮は自民党政権内での政権の移行に留まること、企業体験、民間の知恵ということで、新自由主義的発想が前面に出るのではという懸念は述べておきたい。

Mgen_20201030194801 ← S. ストロガッツ著『インフィニティ・パワー 宇宙の謎を解き明かす微積分』( 徳田 功訳 丸善出版)「不思議かつ素晴らしいことに、宇宙の従う自然の法則は微積分で表される。もし宇宙の謎とよぶに価するものがあるなら、それは微積分だろう。物理学者のファインマンはいった。「神の話す言語だ」」

 S. ストロガッツ著の『インフィニティ・パワー 宇宙の謎を解き明かす微積分』を相変わらず読み続けている。
 最先端のアニメは勿論、最先端の整形手術にも、アルキメデスの数学が活きているとか、HIV(エイズウイルス)を解明し、治療するのに、微積分が補助的な役割を果たした。特に治療を受けていないHIV感染の典型的な進行の3段階のうちの第2段階、即ち、10年以下の慢性の無症候期の解明に際し、微分が生きた。航空機を始め、思いもよらない分野に微積分が生きている。今日は、自分には馴染みではなかった、偏微分方程式の話題に。なるほど、常微分との異同も含め、面白かった。

|

« チェーンソーを振り回す | トップページ | チェーンソーじゃなくノコギリで »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

恋愛・心と体」カテゴリの記事

写真日記」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« チェーンソーを振り回す | トップページ | チェーンソーじゃなくノコギリで »