« 2020年8月 | トップページ | 2020年10月 »

2020/09/30

明日はもう十月に

Tin_20200930201501 ← 陳 舜臣【著】『万邦の賓客―中国歴史紀行』(集英社文庫)「史書を繙き、悠久の時を生きた人を温かくみつめ、シルクロードへの想いを記し、辺境を旅した探検家たちの足跡を辿る珠玉の中国歴史随想」

  今朝、30日に一度の内科医院へ。体重の件について真っ先に先生に告げる。検診でも数値は違うと。が、先生、2年前にはもっと軽かったよと。ガクッである。脂肪は減っているようだが、血糖値が高いまま。処方される薬は変わらず。

続きを読む "明日はもう十月に"

| | コメント (0)

2020/09/28

ツーリング日和だったけど

Ageha_20200928195001 ← 過日、偶然撮影したミカンの葉っぱの上のサナギ。鳥の糞に擬態していた。今日 観てみたら、葉っぱの色に。葉っぱの表に居て 大丈夫なの?

 今日は秋晴れ。ツーリングに出かけたくなる陽気。だが、仕事の谷間の日なので、体は動かない。ただ、茶の間から外の天気を恨めしく眺めるのみ。
 睡眠不足の解消のため、部屋では寝たり起きたりの繰り返し。その合間に、『夏目漱石全集〈4〉』 (角川書店 1974年)や、森山 武著の『雪国を江戸で読む 近世出版文化と『北越雪譜』』(東京堂出版)とを交互に少しずつ読んでいた。漱石、凄い。ただただ感嘆するばかり。若いころの吾輩には読解できるはずもなかった。

続きを読む "ツーリング日和だったけど"

| | コメント (0)

2020/09/26

雨が空から降れば…

Hotaruga ← アゲハチョウは目にするものの、撮影できず。代わりというわけじゃないが、何とかという喋々(蛾?)を撮った。名前、過日 教えてもらったのに、忘れた。とSNSで呟いた。すると、ホタルガだと教えてくれた。

 一昨日の夕方、前日の庭仕事のご褒美とばかり、十日ぶりの銭湯へ。いつものよふに自転車で。湯に火照って、さあ風に髪を乾かしながら帰ろうと、外を観たら 雨。自転車も哀れ、グッショリ濡れている。屋根のある駐輪場はあるのだが、そんな必要などあるまいと、枠外へ。サドルを濡れタオルでひと拭き。傘があるはずもなく、その濡れタオルを頭に被り(意味ある?)家路を急ぐ……のも癪なので、いつもの公園脇の道をのんびりと。もう、開き直りである。季節はとっぷりと秋。秋のややひんやりした小雨の風情をしみじみ味わうことができた。

続きを読む "雨が空から降れば…"

| | コメント (0)

2020/09/24

コロナ禍を奇禍として

Enokor ← 我が家の庭にエノコロを探したが見付からず。近所の雑草のエノコロを撮った。我が家の庭にも生えてきてるんだろうが、小さいうちに毟しるから育ちようがないか。

 昨日は発電所見学ツーリングに行ったので、今日は午前中は庭仕事。ほとんど草むしり。驚いたことに、隣家同士の間に植えた覚えのない、謎の木が育っていた。隣家の一軒は、我が家の親戚。その家の方は庭木の剪定などしない。吾輩がやるしかないか。隣家の鉄柵に枝葉がぶつかっている。草むしりの作業を中断して、枝葉の伐採作業。二時間ほどの作業で汗だく。さすがに気温が高くなくて、作業の途中、眩暈することはなかった。作業後、シャワーを浴びたのだが、水(水分)をがぶがぶというほど飲むこともなかった。

続きを読む "コロナ禍を奇禍として"

| | コメント (0)

2020/09/23

思いがけず音沢発電所へツーリング

Oto2 ← 秋 風のない晴れ。ツーリング日和。宇奈月温泉へ至る途中にある、道の駅にある「うなづき友学館」へ。展覧会。が、なんと休館日。月曜が定休(それはホームページで確認した)だが、祭日の翌日も休みなんだって(そこまでは見てなかった)。ショック。せっかく遠くまで来たのに、すごすご帰宅するのも悔しい。何処か訪ねるところはないか。

 上記したように秋の快晴無風という絶好の天気に恵まれた。これはツーリングに行くしかない。約一か月ぶりだ。
 帰宅してからは、夏目漱石と井波律子の両氏の本をじっくり読む。漱石は、書簡の部に至っている。若い弟子(?)たちを叱咤激励する漱石。勝手に励まされる思いで読んでいた。井波氏の書評集は、読むほどに自分の無知さ、未読の書の多さに絶望的な気分になる。

続きを読む "思いがけず音沢発電所へツーリング"

| | コメント (0)

2020/09/21

秋への入り口に立つ

Kojiki ← 三浦佑之著『古事記の神々 付古事記神名辞典』(角川ソフィア文庫)「神々はどこからきて、どこへ行ったのか。最古の歴史書に隠された謎に迫る。なぜ出雲神話は詳細に書かれたのか? なぜヤマトタケルは悲劇の英雄なのか? 古事記には「滅びゆく者を見守る」思いがある。そこに記された敗者たちの記録とは。」

 例の漬けてから十数年かそれ以上の梅干し。昨夜半、カップ麺(ソバ)の付け合わせに食べた……煮詰まっているというか、塩っ辛い! しょっぱい! 酸っぱいより塩味ばかり。塩漬けしたみたい。心配なので、念のためふた粒だけ。食べてから八時間ほど経過して生存してる。(告白:ふた粒は無理だった。小さな欠片をかじっただけ。それでも、悲鳴。やはり、せめてご飯と一緒に!)

続きを読む "秋への入り口に立つ"

| | コメント (0)

2020/09/19

秋色の庭になりつつある

Nebul_20200919202601 ← ネーブル。今年も豊作。苗木を植えた年から実が数個生ってびっくりした。で、いつ収穫したらいいのか。まだ、一度も収穫してないの。

 (プルタブの話題が読書メーターにあったので)余談だが、プルタブの缶詰を開けて(開けようとして)、過去、3回、右手の親指(腹)を切った。血がぽたぽた垂れた。3回とも、ウズラの卵の缶詰。なぜ?

東大が中国勢より下位に…上海の研究者が見た、大学ランキング・日本「一人負け」の原因」なる記事を読んだ。
 研究力低下の原因は何か? その大きな要因は、研究費配分における「選択と集中」政策と「国立大学の法人化」にある。基礎研究を政治家や役人に選別させちゃいけない。大学などで、差し迫った課題に応える研究も大事だが、基礎研究は将来へ向けてある意味もっと大事。何が将来役立つかなど、誰にも分らない。ノ研究費ーベル賞などの大切な研究となると、なおさらだろう。紐付きじゃない研究費などの資金を大学に投入すべきだ。法人化など馴染まないのではなかろうか。

続きを読む "秋色の庭になりつつある"

| | コメント (0)

2020/09/17

「二百十日」のシュールな味わい

Umebosi ← 東京在住当時、郷里から送ってきた梅干し。最初は食べていたが、段々外食も増えたし、自宅ではインスタントラーメンばかりで、ご飯を炊くこともなくなった。溜まる一方の梅干し。捨てるのも抵抗があった。帰郷の引っ越し荷物に潜ませて。甘いものも塩辛いものもダメな我輩。さて、どうしたものか。

 夕暮れと共にしとどの雨。明日は終日の雨とか。自宅で過ごせるなら、読書しつつ、庭や畑が潤う光景を眺め入るのは、心癒やされるかもしれないが、明日は仕事だ。憂鬱。

 昨日 庭仕事していて気付いた。ミカンの木に、実が一個だけ。昨年は何年ぶりかの豊作だった。淋しい秋になりそう。キウイがまるで生らず。栗も絶望的。今年は、柿とネーブルだけか?

続きを読む "「二百十日」のシュールな味わい"

| | コメント (0)

2020/09/16

塀の家 生垣の家

246593 ← シューマン 著『音楽と音楽家』(吉田 秀和 訳 岩波文庫)「シューマンは「春の交響曲」や「子供の情景」などの曲で親しまれるドイツ初期ローマン派の作曲家であるが,またすぐれた音楽評論家でもあった.本書はその論文の大半を収めたもので,ショパン,ベルリオーズ,シューベルト,ベートーヴェン,ブラームスなど多数の音楽家を論じ,ドイツ音楽の伝統を理解する上に貴重な読物である」。 

  明日は休み。気温も低い。庭仕事ばっちり。庭の整備のつもりが、用水路が悲惨な状態になっていることに気付いた。しばらく目を離している間に、雑草が生い茂っていた。ちょっと油断すると、手がつけられなくなる。用水に蔓延る雑草なので、堆肥に使うわけにいかない。折しも隣家から排水が。こうした汚染された雑草は、どうしたものか。棄てるしかない?

続きを読む "塀の家 生垣の家"

| | コメント (0)

2020/09/14

大坂なおみ選手全米オープンで2度目の優勝

Shuri-2 ← 高山羽根子/著『首里の馬』(新潮社)「沖縄の古びた郷土資料館に眠る数多の記録。中学生の頃から資料の整理を手伝っている未名子は、世界の果ての遠く隔たった場所にいるひとたちにオンライン通話でクイズを出題するオペレーターの仕事をしていた。ある台風の夜、幻の宮古馬が庭に迷いこんできて……。」

 大坂なおみ選出全米OP優勝。第一セットは、奪われ、どうなることかと。コーチの指導、彼氏の存在もあるかもしれないけど、今大会は彼女の執念集中力が際立った。黒人として、人種差別への怒り。怒りで欠場するより、試合に出続けることのほうが影響力が大きい。その決断が見事。

続きを読む "大坂なおみ選手全米オープンで2度目の優勝"

| | コメント (0)

2020/09/12

百日紅が欲しい

Ecchi_20200912205901 ← ジャレド・ダイアモンド著『人間の性はなぜ奇妙に進化したのか』(長谷川 寿一【訳】草思社文庫)「人間は隠れてセックスを楽しみ、排卵は隠蔽され、一夫一婦制であるーヒトの性は動物と比べてじつは奇妙である。性のあり方はその社会のあり方を決定づけている。ハーレムをつくるゴリラや夫婦で子育てをする水鳥、乳汁を分泌するオスのヤギやコウモリなど動物の性の“常識”と対比させながら、人間の奇妙なセクシャリティの進化を解き明かす」

 ゆんべ、ペットボトルを取りだそうと、冷蔵庫の中段を開けてびっくり。中が、びしょ濡れ。冷えてない。停電? あれ? さっき上段を開けたときは異変は感じなかったぞ。念のため、下段の冷凍室を開けたが、冷凍されている。確かめたら、中段がしっかり閉めてなかったのだ。用心はしてるのだが。

 

続きを読む "百日紅が欲しい"

| | コメント (0)

2020/09/10

海棠の花の似合う女

Kaido ← 海棠 (画像は、「季節の花 300」より)

  最近わりとよく見る夢。我輩が帰省し、父母とあれこれあったあと、帰省時に暮らしていた屋根裏部屋から、父母も寝静まった夜中、トイレか、それとも何か取りに下へ降りてきて、台所を通って別の部屋へ向かおうとする。すると、流し台の方に何か異変を感じる。見ると、調理台の上の電気ポットの蓋から(蓋に直径2か3ミリの穴が開いていて)水が漏れている、それも勢いよく真上に吹き出ている。
 どうやら、ポットに蛇口から見えないホースで繋がっていて、元栓自体が開いているらしい?  吾輩には手の施しようがなくて、途方に暮れている。経過はバリエーションがあるが、最後のポットから水が吹き出ていて(ああ、お袋、止栓するの忘れてるな……)、途方に暮れている場面だけ同じ。

続きを読む "海棠の花の似合う女"

| | コメント (0)

2020/09/09

夏休みの課題は過大でした

Soseki2_20200909200801 ← 『夏目漱石全集〈2〉』 (角川書店 1973年 但し吾輩は古書市で購入した)

 昨夜(八日の夜)の夕食は久しぶりに即席麺。暑すぎて買い物へも行けず、食べるものがなくなった。台所はエアコンもなく、たださえ熱気が籠ってる。鍋で湯を湧かす。この光景は2ヶ月ぶりか。6月末以来かな。素のラーメンじゃ淋しいので、ワンタンたっぷり。ワカメに冷凍庫からチャーシューも。何だか食い足りなくて、残り物の御菓子と牛乳でデザート。今日は猛暑からは解放されそう。

 『夏目漱石全集〈2〉』 (角川書店)を本夕、読了。
 午前中に本巻の「吾輩は猫……」本文を読了。早朝に庭仕事するつもりだったが、ついあと少しと読んでいるうちに昼前に。幸い、今日は猛暑じゃない。敢えて真っ昼間に作業開始。さすがに陽射しはきついが、途中に眩暈することもなく、遣りきることが出来た。

 そういえば、解説もそろそろ読み終えそうな夕方、雨。ザーと。天気予報通り。庭木や畑や、雑草たちには恵みの雨。渇いた心にとっても。慌てて洗濯物を取り込んだ。

続きを読む "夏休みの課題は過大でした"

| | コメント (0)

2020/09/08

吾輩は猫…から宇宙と宇宙をつなぐ数学へ

Niji_20200908210401 ← 七日夕方の虹。虹は二重のところもあった。雨はほとんど降ってないのに、虹。東の空に雨雲なのか。

 やばかった。6日の夕方気づいたのだが、車のルームライト、点灯したままだった。前夜半に帰宅したから、20時間近く、点灯したまま。たまたま、玄関の外に置きっ放しの自転車を取り込もうとして、異変に気付いた。危なかった。明朝にはバッテリー上がりもありえた?ど

 今日八日も富山は猛暑。36.3度。翌日が休みなので、今日は庭仕事したかったが、熱中症の恐れもあるので、休息と読書に専念。漱石の「吾輩は猫である」を読み続けたし、加藤文元著の『宇宙と宇宙をつなぐ数学 IUT理論の衝撃』(角川書店)を読み始めた。

続きを読む "吾輩は猫…から宇宙と宇宙をつなぐ数学へ"

| | コメント (0)

2020/09/06

若い頃に読んでおきたかった

Kiba ← ジャック・ロンドン著『白い牙』(白石佑光/訳 新潮文庫)「ホワイト・ファング(白い牙)と呼ばれた一頭の孤独な灰色オオカミの数奇な生涯を、ゴールドラッシュ時代の北の原野を舞台に感動的に描きあげた、動物文学の世界的傑作」

 ジャック・ロンドン作の『白い牙』を昨日、読み始めた。仕事の合間の楽しみとして。『野性の呼び声』の作家として知る人も多いかもしれない。感想は読了してから書くかもしれない。昨日の時点でまだ130頁ほど。読み応えがあるのは確か。が、少しは読書しあれこれ学んできて、ナイーブな心では読めない。やはり、若い頃に読んでおきたかった。

 猛烈な台風が九州に最接近しつつある。一方、富山は残暑なのか、今日も猛暑。真昼間に買い物へ自転車で出かけたが、炎熱が凄い。あと少しの辛抱なのだろうが、猛暑の日々の長さが辛い。

続きを読む "若い頃に読んでおきたかった"

| | コメント (0)

2020/09/04

白井聡氏に猛省を求める

Hon_20200904201501 ← 出久根 達郎著『本と暮らせば』 (草思社文庫) 「本と暮らして60 数年の著者が、知られざる面白い本や、本にまつわるドラマ、漱石、鷗外、芥川、太宰などの作家の秘話を、軽妙に、濃密に、綴る。本好き、活字好きを夢中にさせること間違いなしの珠玉のエッセイ集」

 例のゴミ置き場トラブル。何人かの方に、今後更にルール破りが続くなら、監視カメラ設置しますと宣言。なかなかいいツールが見付かったし。余程、監視カメラは嫌みたい。犯人は誰か証拠映像残したい。兎に角、様子見。

 20年もの(あるいはそれ以上)の梅干しがある。瓶詰め。蔵から引っ張り出してきた。食べて大丈夫だろうか?

 香港、厳しい情勢。初めての海外は、香港そしてシンガポールだった。活気、熱気、ヴァイタリティ。あの自由さが奪われるのだろうか。

続きを読む "白井聡氏に猛省を求める"

| | コメント (0)

2020/09/02

富山で珍しく地震発生

 富山、コロナ感染者、連日のように数人出ている。富山県内では、現在、新型コロナウイルス感染拡大警報発令中。東京は沈静化に向かっているようだが、富山も含め、地方はやばいかも。

 今朝未明……2時50分頃、地震があったとか。震源地は富山県西部で、南砺市で震度3。富山市は震度2。大きくはない。富山県では地震は珍しい。我輩は、気付かなかった。ただ、尿意で3時頃に起きた。もしかして、尿意じゃなく地震の揺れに体が反応したのかな。

 総裁選。あれほど手際よく出来るのに、コロナ対策などはどうしてあれほどチグハグなのか。自分たちを守ることには真剣なのね。

続きを読む "富山で珍しく地震発生"

| | コメント (0)

2020/09/01

疑惑の体重問題解決

Name ← 松尾 亮太【著】『考えるナメクジ―人間をしのぐ驚異の脳機能』(さくら舎)「ナメクジは脳も生態もスゴいんです!論理思考も学習もでき、壊れると勝手に再生する、1.5ミリ角の脳の力!ナメクジの苦悩する姿にびっくり!頭の横からの産卵にどっきり!」「大学院時代はラットを用いた脳研究に従事し、「海馬長期増強に伴い発現変化する遺伝子の網羅的探索」で博士(理学)取得(中略)東京大学大学院薬学系研究科助手となり、ここでナメクジの脳研究に出会う。福岡女子大学国際文理学部にて 教授としてナメクジの学習機構、および嗅覚、視覚の研究に従事している」

 猛暑の今夏、(若い女性の間で)流行ったのは、手鏡みたいな扇風機。遠目には、ペロペロキャンディー なめてるみたいだ。
 たまに、糖質ゼロ、たんぱく質ゼロ、炭水化物ゼロ、エネルギーゼロと銘打ったコーラを飲む。ラベルを読むと、色素や酸味料、甘味料、香料、カフェインなどが入っているとも。これらの含有物にカロリーなどは含まれないのか?
 すると、ネッ友に、人工甘味料は問題かもという指摘を頂いた。確かに!

続きを読む "疑惑の体重問題解決"

| | コメント (0)

« 2020年8月 | トップページ | 2020年10月 »