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2020/08/23

虹の七色……せきとうおうりょくせいらんし

Kenji ← 谷口 義明【著】『宮沢賢治『銀河鉄道の夜』と宇宙の旅―天文学者が解説する』(光文社新書)「『銀河鉄道の夜』をテーマに賢治の宇宙観に迫る。このユニークな童話はどのように構想されたのか。賢治は宇宙に何を見ていたのか。天文学者による、これまでにないアプローチ」

 今日は、半勤。通常なら夜半過ぎに帰宅するのが、夕方7時のニュースに間に合って帰宅した。瞬間湯沸かし器洗髪もやったし、洗濯の第一回もやっている。仕事の日にはアップできないはずのブログも更新。一服したら、読書もできそう。たまの半勤は時間のありがたさを痛感させられる。

 ガキの頃、太陽系の惑星の覚え方として、「すいきんちかもくどてんかいめい」を教えられた。「水金地火木土天海冥」である。その際、「すいきんちかもくどってんかいめい」と言い慣わしていたような。語調なのかな。ところで、本書『宮沢賢治『銀河鉄道の夜』と宇宙の旅―天文学者が解説する』を読んでたら、虹の色の順番の覚え方として、「せきとうおうりょくせいらんし」なる言葉を見いだした。「赤橙黄緑青藍紫」だとか。吾輩は、初耳。有名なの?

 調べてみたら、松田聖子の「硝子のプリズム」って歌にも出てくるとか。全く記憶にないが……。

宮沢賢治はアインシュタインを超えていた?『銀河鉄道の夜』を天文学的に解読して初めて分かったこと

 NHKの夏休み子供科学相談というラジオ番組で、子供からの興味深い質問が。人間の目には、白い部分と黒い部分(大抵 まん丸)がある。が、犬にしても猫にしても、大概の哺乳動物には黒い部分しか目立たない(白い部分はなかなか見えない)。それは何故か。なるほど。拙者、そんな疑問は抱いたことがなかった。さてこの質問に専門家の方はどのように答えたか。
 ① 驚きの質問で答えられなかった。②ちゃんと答えた。③どうみても、苦し紛れの答えだった。 さあ、どうでしょう。(たまたま同じ番組を聴いていた方は、しばらく我慢)
 こういう素朴な、だけど誰でもが気づくとは限らない疑問を抱くってことが、科学する心なんでしょうね。答えは、もう少し待ってて。
 仕事の合間にラジオで聞きかじりした。野生の多くの哺乳動物の目玉が黒い(一色な)のは、目立たないためとか。黒い眼玉に白い背景だと、目立つ。一方、人間が黒(など色付)と白の2色なのは、人間が目で以て感情表現している。目が感情表現の上で大きな役割を果たしているから。

 何年か前、パソコンを使い始めて間もない頃、気紛れで本名でネット検索。すると、何人か同姓同名の方がいることを知った。まあ、それはありえる。大して珍しくもない名前だからね。ちょっと驚いたのは、某有名作家の小説の登場人物に同姓同名を発見したこと。サスペンス作家として高名で、テレビドラマの原作としても、その作家さんの作品が頻繁に使われている。さらに偶然が重なる。
 その小説の舞台は我輩にも青春の地と言っていい場所。さて、気になったのは、我輩の本名と同姓同名の人物がどんな役回りなのか、である。悪役じゃやだなー。早速、その小説を入手し、読んでみた(サスペンス系は必ずしも趣味じゃないので、その流行作家の本は初めて)。さて。
 良かった、主要な登場人物だが、悪役じゃなかった。安堵!

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