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2020/08/13

イラガの波に…

 夏なんだからと、帰宅した真夜中に洗濯。外干し。ん? 不気味な音。もしや……雨。取り込むのは面倒。止まない雨はない。……確かに一旦は上がったけど、朝方また降り出して……その後、上がったので、昼前には干せていた……と思いたい。匂いは確かめない。

  暑い日々が続く。今日は庭仕事はしていない。疲労が残るようになってきたので、仕事の日の前日は作業しないことに決めている。せいぜい、午前中の柿の木の病害対策作業だけ。でも、一週間以上入浴していないので、垢を流したい。銭湯、空いていた。夕食の時間だったからだろうか。

 NHKテレビで、ツバメの大群(一万羽)が夕暮れ帰巣する光景が。地元の有志が子供らにその様子を見てもらおうと企画したもの。一万羽の大群を見るのはテレビであっても初めて。ふとガキの頃、我が家(農家)の玄関にツバメが巣を作っていたのを思い出した。なんと、玄関の中に。玄関の引き戸の上に小窓があって、そこから出入りしていた。
 なんだって、よりによって玄関の中に? そう言えば、夏休みに帰省し、高校時代以来の我が部屋になっていた屋根裏部屋に寝泊まり。夜の団欒の時を過ごして屋根裏部屋へ。窓からは近隣の田圃が遥か遠くまで見える。夕暮れともなると、コウモリが舞っていたりする。そんな夏の夕方、とんでもないことが:「コウモリの夏

 恐れていたことが起きた。昨日まで咲き誇っていたタカサゴユリが、驟雨でかなり花びらを散らした……。じゃなくて、柿の木に病害発生。葉っぱが薄茶色に変色し、網の目(葉脈か)状に成り果てる。昼前、カーテンを開けたら即座に気が付いた。
 毎年(のように)、同じ毛虫にやられる。もしかしたら、昨年、柿の実が1個も生らなかったのは、我輩が病害に気付くのが遅かったのか。確かに、茶の間と柿の木との間にはアオキやら南天、ツツジ、謎の木が密生している。今年はコロナ禍で春先 時間が生じ、庭木を徹底して伐採剪定した。昨年とは見違える見透しの良さ。
 勿体なくも、柿の実がかなり生っている枝葉も伐採した。地上に哀れにも散在する柿の実の付いた枝葉。さて、残った柿の実たちよ健やかに。
 部屋着のままで作業。さすがに帽子と手袋はしたし、長靴も。マスクもね。30分余りの作業だけど、すっかり汗だくに。
 部屋に戻ったら、エアコンに扇風機。気持ちよか~~。
 熱いお茶、ホットコーヒーで一服。冷たい飲み物のほうがよかったかしら。
イラガではというコメントを頂いて)イラガなのでしょうか? おぞましくて調べたことないです。10年前だったか、初めてこの惨状に遭遇し、毛虫たちの蠢きを目にして、枝葉を大胆にカットし、庭先で灯油をかけて焼いた。あるいは、殺虫剤を買ってきて、散布しまくった。今は、早めに発見し、最小限の枝葉を切って、地上に放置。そうそう、ティシャツ(半袖)姿じゃダメでしたね。よくも刺されなかったものです。

 今日は、漱石の雑文石黒信由の本(竹内慎一郎著『地図の記憶 伊能忠敬・越中測量記』(桂書房))を少々読んだだけ。仕事の翌日(且つ仕事の前日)はこんなものか。ま、慌てず焦ることなく、たゆまぬ読書生活を送る。

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