一週間ぶりの庭仕事
← 『小泉八雲 開かれた精神オープン・マインドの航跡』(小泉八雲記念館図録 小泉凡 (監修), 小泉八雲記念館 (編集) )「展示構成を一新した小泉八雲記念館を記念して図録を発刊。展示品の紹介に加え、八雲の生涯を主要著書、ゆかりのマップなどを編み、簡単な日英併記として編集した第2版」
今日は晴れ渡るってほどではないが、青空も垣間見えた。昨日、庭仕事したかったのだが、ほぼ終日の雨で断念。明日は仕事。仕事の前の日は庭仕事は控える方針なのだが、一週間以上、庭を放置。さすがにやらざるを得ない。二時間余り、汗だくになって剪定や、過日剪定した枝葉の整理を行った。枝葉や雑草の伸びの凄いこと。
『小泉八雲 開かれた精神オープン・マインドの航跡』を読了した。上掲の内容。簡潔な説明。写真が豊富。現下の状況にあって、ハーン著作集などを読み出して3ヶ月以上経ったけど、まだ当分は続きそう。八雲の成果が昭和天皇の窮地を救う一助にもなっていたとは初耳。
折々、食事の画像がアップされる。羨ましいというか、リッチというか。我輩は、即座にスルーする。我輩の貧しい食卓。親兄弟には見せられない(親はもう居ないけどさ)。栄養バランスは崩れっ放し。栄養偏重以前の現実。
我が家がゴミ置き場として庭の一角を提供している。最近、ルール破りが露骨になってきた。今日、ゴミ置き場についてのルールとマナー元首の回覧を作成。ルールを守らないなら、捨てるなと明記。回覧を当番に依頼。さて、奴は怒鳴り込んでくるか、嫌がらせ行為に出てくるか。
刑事(警察)もののドラマを折々観る。気になるのは、不祥事を起こした奴の降格先は、決まって交番か運転免許センター。あそこって、落ちこぼれの溜まり場ってこと。作家の都合なのか、偏見なのか。何か気に食わない。警察関係者からの苦情はないのか。
『夏目漱石全集〈14〉文学論』’(角川書店)を依然として読み続けている。少しずつ、日に10頁…せいぜい30頁か。
今時、専門家や文学部の学生、漱石ファンなどを除き、本書を読む人はどれほど居るか。明治の世にあって、日本人が欧米の文学をどのように理解し、言葉では語らないものの、やがては日本人としてどう創作していくか、ギリシヤ哲学や(当時としての)最先端の科学(電磁力学のマックスウェルとか)にも目配りしつつ、根底から徹底して考察しようとしている。いや、教職を辞めなかったら、本書はどんなに浩瀚な講義録となったことやら。江戸時代の文芸や、遡って万葉集や源氏物語、講談、能、歌舞伎、狂言……
『スティーヴンソン ポケットマスターピース 08』 (集英社文庫ヘリテージシリーズ)も読み続けている。「ジキル氏とハイド」読了。まあ、こんなものか。が、他の作品を幾つか読んで、再評価を迫られている。一級の作家とは思わないが、「宝島」などの作家にはとどまらない。800頁の本。「ジキル……」が冒頭で、続く作品が詰まらないと、最後までは遠いと懸念してたけど、杞憂に終わりそう。なんたって、かのヘンリー・ジェイムズとも長い交流を持っていたのである。
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