ベートーヴェン「エロイカ」はエロいイカじゃない
← 生け垣のホタルブクロ。ここに咲くのを忘れて網を設置してしまった。それでも彼等は隙間から顔を覗かせた。近所には、色違いのホタルブクロを見かける。なんとか色違いで揃えたいのだが。
少年の頃、ベートーヴェンの「エロイカ」と聴いて、エロに反応して、嫌らしい曲なんだろうと(マジで)思い込んでしまった。エロいイカ! 「英雄」って見聞きしても(曲を聴いても!)、「エロイカ」とは結び付かなかった。さすがベートーヴェンだ、こういうテーマでも交響曲を作る。なんて偉い奴だ……少年の頃からいつまで、そう思い込んだままだったのか……は、定かでない。
今日からレジ袋有料化。富山は10年以上前(平成 20 年. 4月)から実施している。但し、コンビニは対象外だった。
建前は袋代の5円は店側が有効活用するというものだが、実際はスーパーのコスト削減。腹に据えかねるが、抵抗するわけにいかず。
我輩はエコバッグなど邪魔なので、一度買ったレジ袋を何度も使う。10回は使い、最後は燃えるゴミを入れて出す。スーパーでは、商品搬入の段ボールが出口に山積み。希望者はその段ボールに詰めて帰ることも。スーパーの脇には資源ゴミ置き場。ペットボトルや食品パック、牛乳パックなどを回収している。これらを分別すると、日常のゴミ出しの分量は随分と減る。
← 今日のアガパンサスあるいは愛の花。ここに6本、別の場所に4本。
← ドナルド・キーン 著『ドナルド・キーン自伝 増補新版』(角地幸男 訳 中公文庫)「日本文学を世界に紹介してきた著者。ブルックリンの少年時代から、日本国籍取得まで、三島由紀夫ら作家たちとの交遊など、秘話満載で綴った」
ドナルド・キーン 著の『ドナルド・キーン自伝 増補新版』を読了した。ほとんど車中での待機中の楽しみで読んでいた。
本書についてはメモ的に折々書いてきた。 大概の日本人には全く敵わないような日本への知悉ぶり。歌舞伎や能、狂言への傾倒ぶり。日本の文学史についての浩瀚な著作。渡辺崋山研究など、本来なら日本の研究者にやってほしかった仕事という業績。などなど卓越した研究生活は吾輩などが評価するなど僭越だろう。ただ、その上で云うと、特に文学(や美術)について、何か物足りない。そう感じるのは、たまたまこのコロナ禍の現況にあって、漱石の文学評論や、ラフカディオ・ハーンの英文学講義(これは日本の学生向け)を読むと、まさに作家の個性、資質が如実に現れている。感じられる。ともすると、狂的なまでの執念や表現欲。そう、キーンはあくまで学者であって、作家や創作家ではないのに、吾輩は、ないものねだりをしているのだ。
あくまで日本文学の勉強のために折々何かしら読んでいくだろうが、ま、そういうことである。
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