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2020/07/31

糖質ゼロの炭酸水はOK

Onnjuku ← 東京かわせみの会【編】『「御宿かわせみ」東京下町散歩』(ベストセラーズ)「ロマンと江戸情緒と美味づくし…平岩弓枝「御宿かわせみ」の世界を写真200枚と文章で再現。下町&文学散歩に必携の一冊」 

 コロナ禍にあって、夏、金持ちは別荘へ、あるいは豪華なクルーザーで過ごす。リモートで部下らに指示してるのか。官房長官は、リモーケイションを推奨したりして。グッドアイデア? バカ野郎、出来るもんなら とっくにやってるよ!

 父ほどじゃないけど、我輩だって時代モノは読む。「徳川家康」26巻、「宮本武蔵」、司馬遼太郎ものかなり、藤沢周平ものそこそこ、岡本綺堂大好き、「東海道中膝栗毛」、黒岩重吾の「茜に萌ゆ」……などなど。……最近は読んでないか。

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2020/07/29

蝉時雨に梅雨明けを予感する

Niwa1_20200729203701 ← 裏手への小道。緑濃い。観ている分には眼に優しいが、草むしりや剪定作業が待っている。

  一週間ぶり銭湯へ。垢擦りもしたし、皮膚が生き返ったよう。自転車をゆっくり転がしながら、髪を乾かすってのが気持ちいい。

洗い髪夕暮れの風に靡かせる

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2020/07/27

汗の出ない入浴

Shunnga ← 鈴木堅弘/著『とんでも春画―妖怪・幽霊・けものたち』(とんぼの本 新潮社)「国貞や国芳による性器頭の妖怪春画から、思わずゾッとする女幽霊との交合図、そして北斎の傑作「蛸と海女」まで。江戸の想像力の極致と呼ぶべき、〈人ならざるもの〉との交わりを描いた計130余点を、気鋭研究者が読み解く」

 午前中はいつ降り出すか知れないような空。昼頃、慌ててスーパーへ自転車で。クリーニングを引き取り、買い物を袋に2つ。荷物いっぱいで空を気にしながら帰りを急いだ。
 降り出したのは午後の三時頃だったか。今日は庭仕事はパス。昨日、これでもかというくらいやったからいいんだ。あとは、居眠りと洗濯と読書を少々。とんでも幽霊本を読んだり、漱石の文学論に難渋したり、久々に芭蕉の本を手にしたり、それなりに読書は充実している……が、やはり、新刊も読みたいな。

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2020/07/26

正夢だったら嫌だ

 とんでもなく大作の夢を観た。あれこれあった揚げ句、我々三人キョウダイ(姉らと弟)が裁判に負けて全てを失ってしまう。三人は家の管理人同然の暮らしへ。悄然と家に帰り、私は2階(屋根裏?)へと上がっていく。
 夢の大半は起きた瞬間、忘れた。かなり錯綜していたっけ。正夢だったら怖い。ま、今は我輩独り管理人同然なのは既に現実だな。借金はないはずだが貯金もない。築70年近い家は朽ち放題。為すすべもなく茫然と。雨風をしのげるだけありがたい……休みの日は広い庭の世話に明け暮れる。

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2020/07/25

二か月ぶりの床屋さん

Hukazawa ← 「星空の不死鳥」深沢幸雄(1924年 - 2017年)作: 「日本の版画家、銅版画家。多摩美術大学名誉教授。深澤幸雄と表記されることもある。 銅版画の一種であるメゾチントを中心とした作品を制作し、日本における戦後銅版画の第一人者のひとりとされている。版画だけでなく、書、陶芸、ガラス絵、パステル画の創作も行なっている。 」(Wikipedia) 。

  黒部市美術館での「変遷する生の詩 深沢幸雄展」(2002)の図録を久しぶりに捲っている。ISBN.Noがないから書籍登録されていない?  駒井哲郎だったり、ミロだったり、ルドンだったり、清宮質文だったり、バルラッハだったり、ポーの小説やランボーの詩集に嵌まったり。メキシコの古代文明にロマンを掻き立てられたり。繊細さと雄勁さとユーモアと。ライバルがいるとして、浜口陽三か浜田知明か。いやいや長谷川清か。でもなんといっても、深沢幸雄は深沢幸雄なんだ。

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2020/07/23

水の哲学

602284_xl ← 関根虎洸/著『遊廓に泊まる』( 新潮社 とんぼの本)「売春防止法施行から60年。地図上から「遊廓」は消えても、転業旅館や飲食店として今なおその姿を留める元妓楼があった! そんな希少な現役営業中の「泊まれる遊廓」を渾身取材」

 本夕、二週間ぶりに銭湯へ。垢塗れの体がすっきりするのが分かる。恒例の体重測定。幸い、この一か月は変化なし。19日、21日の汗だくの庭仕事の効果か。

  関根虎洸著の『遊廓に泊まる』を読了した。女性にとっては苦界。一部の男性には愉楽の場。遣り手婆さんがいて日本各地へ 女性を買い付けに行く。貧困の極みにあった時代にあって、僅かなカネで苦界へ身を沈めていったとも。贅沢と妍を凝らした意匠の遊郭の建物。赤…朱色主体の外観。男の欲望を満たす場。濃厚接触の場にあって思惑がどこまでも擦れ違う真っ赤な闇の場。

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2020/07/21

柳に風の対処の仕方

Pleo-2 ← 古山 高麗雄 (著) 『プレオー8の夜明け』 (講談社 1970年) 「表題作は、第2次大戦後、戦犯容疑でサイゴン刑務所に抑留された日本兵の鬱屈した日々をユーモア交えて描いた第63回芥川賞受賞作」や、筆者処女作「墓地で」や「白い田圃」の3作収録。

 古山 高麗雄 作の『プレオー8の夜明け』を読了した。書庫の奥にあるのは知っていたが、自分は買った覚えがない。父の本? 姉? まして読んだ記憶もない。化粧箱入り。パラフィン紙でカバーされている。昔らしい装丁。表題作と、処女作など二つの作品を合わせて一冊の本に仕立てた。 プレオー8(ユイット)とは、ヴェトナムの捕虜収容所中庭第八号。

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2020/07/19

一週間ぶりの庭仕事

Hern_20200719203201 ← 『小泉八雲 開かれた精神オープン・マインドの航跡』(小泉八雲記念館図録 小泉凡 (監修), 小泉八雲記念館 (編集) )「展示構成を一新した小泉八雲記念館を記念して図録を発刊。展示品の紹介に加え、八雲の生涯を主要著書、ゆかりのマップなどを編み、簡単な日英併記として編集した第2版」

  今日は晴れ渡るってほどではないが、青空も垣間見えた。昨日、庭仕事したかったのだが、ほぼ終日の雨で断念。明日は仕事。仕事の前の日は庭仕事は控える方針なのだが、一週間以上、庭を放置。さすがにやらざるを得ない。二時間余り、汗だくになって剪定や、過日剪定した枝葉の整理を行った。枝葉や雑草の伸びの凄いこと。

小泉八雲 開かれた精神オープン・マインドの航跡』を読了した。上掲の内容。簡潔な説明。写真が豊富。現下の状況にあって、ハーン著作集などを読み出して3ヶ月以上経ったけど、まだ当分は続きそう。八雲の成果が昭和天皇の窮地を救う一助にもなっていたとは初耳。

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2020/07/18

炭酸水に活路?

Kibo ← 漱石の「文学論」にて参照されていた画家とその作品: ジョージ・フレデリック・ワッツの作品 「希望」 – 寓意的な作品の中に人生の真実をうったえる (画像や説明は、「ジョージ・フレデリック・ワッツ - Wikipedia」より) 

 炭酸飲料 数年前まで日に1本以上。この頃は、週に1本か2本。糖分やカロリー摂取を控えるため。ところで炭酸水は構わないのか。月に1度の内科医院へ行くたび、尋ねようと思ってるのだが、つい忘れてしまう。次こそ!

 今年は、「おわら風の盆」祭は中止。夏祭りもなし。淋しい夏だ。夏に向けて何か知恵を絞って欲しい。花火大会を開催して、みんな車の中から観るとか。堤防や橋の上から、あるいは特別に電車を走らせるとか。広い河原を車で埋めるとか。

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2020/07/16

出口なしが芥川賞作品らしい?

Tubaki_20200716212701 ← 画像は、椿の実。

 梅雨の晴れ間? 蒸し暑くはないが蒸す……どっちだ? 我が家が土地を提供しているゴミ置き場。ルール破りする奴がいて、その日でもないのにゴミ出しする。善意を踏みにじられてる。クソ!

 昨日は夜半まで仕事。翌日に当たる今日は、庭仕事も控えて日中は食っちゃ寝で過ごしたが、なんとか起き上がる気力が戻ったのは夕方になってやっと。回復が随分と遅れてきた。

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2020/07/14

喰っちゃ寝に読書に

Bell ← ヨハネ・ベル著『ベル神父のフランス食物誌』(近代文芸社)

 今日も雨。よく降る。庭仕事できず。運動不足が困る。体重増え気味。買い物へも雨のため、車で。ますます体を動かさない。家では、食っちゃ寝の生活。夏目漱石(「文学論」)と、川端康成(「水晶幻想・禽獣」)と、今日からはスティーヴンソンに取り掛かる。
 雨…。今の時期には必要なんだろう。草木が育つ。雑草が勢いを増し、虫が湧く。ナメクジを家の中で何度も見かける。こんなことは今まであっただろうか。

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2020/07/12

ナボコフ『ロリータ』読了

Rolita_20200712210801 ← ウラジーミル・ナボコフ/著『ロリータ』(若島正/訳 新潮文庫)「中年男の少女への倒錯した恋を描く恋愛小説であると同時に、ミステリでありロード・ノヴェルであり、今も論争が続く文学的謎を孕む至高の存在でもある。多様な読みを可能とする「真の古典」の、ときに爆笑を、ときに涙を誘う決定版新訳」

 今日は雨。折々雨の止み間もあって、その隙間を縫って自転車を駆って買い物へ行ったりした。が、少しは庭仕事するかと思ったが、雨が降り出し、無理は禁物と自制。読書に専念。夏目漱石の『文学論』と、更科功氏の本とを交互に読んで過ごした。大半は居眠りだったが。

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2020/07/11

一週間ぶりに庭仕事

Kabocho ← 昼間、雨の止み間に、ちょっと庭を散策。ふと見たら、カボチャの花が見えた。大きな花が幾つも開花している。カボチャ、豊作か。

 雨の止んでる間に自転車でスーパーへ。3日ほど買い物してなかったので、自転車の籠に溢れるほどの買い物に。ふと、「葛切り」という名に惹かれて衝動買い。何十年ぶりに食べる?

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2020/07/09

同僚と温泉施設へ

Inoue ← 井上安治作 「東京真画名所図解 中洲」 池波正太郎が愛した浮世絵師・版画家。(画像は、「安治(探景)「東京真画名所図解 中洲」 山田書店美術部オンラインストア」より)

 今日は、サウナアルプスへ。同僚が定年で退職。十年以上の勤務への労いを兼ねて同僚らで飲み会。みんなはバスなどで来るという。呑まない吾輩が送迎することに。十時過ぎに自宅を出、10時15分頃、最初の同僚宅へ。しばし待って、次の同僚宅へ。一人の同僚は自分で来るというので、送迎は二人。

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2020/07/08

だからこそ富山を

Yasuharu ← 井上安治画「浅草橋夕景」(明治十三年) (画像は、「都会の心情を明治に描いた作家 -井上安治「霊岸島高橋の景」- 伊藤 三平」より。詳しくは本文参照のこと。) 池波正太郎の好きな浮世絵師、版画家の井上安治(1864 - 1889)。 師匠である小林清親(1847-1915)。参照:「井上安治:影法師切なる思い描きしか」「浮世絵版画に文明開化:小林清親(前篇)」 

 池波正太郎著の『江戸切絵図散歩』を読了した。ほとんど車中での待機中に。

池波氏の小説も好きだが、何と言っても東京在住30年だったので、東京の主に都下への思い入れは人一倍である。方々を歩いたし、車でオートバイで走り回った。居住したり会社のあった地域(西落合・上高田・新宿・大久保・飯田橋・高輪・三田・芝浦・海岸・大森……)についてはなおのことである。

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2020/07/06

ナボコフ「ロリータ」を愉しむ

Ikenami ← 池波正太郎/著 『江戸切絵図散歩』(新潮文庫)「切絵図とは現在の東京区分地図。浅草生まれの著者が、切絵図から浮かぶ江戸の名残を練達の文と得意の絵筆で伝えるユニークな本」

  今日は健診。待合いの時間があるだろうと、本書『江戸切絵図散歩』を持参。手ぶらじゃ手持無沙汰。コロナ禍で、病院も薬局も雑誌の類いは撤去されている(コストカットの意味もあるのか)。本書も時代(歴史)小説ファンの父の蔵書。我輩にしても、東京在住30年なので、こうしたテーマの本は好き。懐かしい!

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2020/07/05

ハーンから漱石とナボコフへ

Sora ← 今にも降りそうな空。昨日は自転車で買い物へ出掛けた途端に雨。あと10分スタートすれば……。失敗に懲りて早めにスーパーへ。慌てて帰宅したら幾つか買い忘れ。そろそろ降るかな。暑くないのだけが助かる。画像は、内庭に立って空を撮った。どう見上げても、葉っぱが繁茂。

 雨じゃないし、しばらくは持ちそうだ、庭仕事するかと、作業着に着替えようとしたら、ザーと。くそ、おちょくってんのか。も、いい、止めた。読書だ、漱石とナボコフを往還する。
 やけに静か……振り向いたら、止んでやがる。
 外仕事しない代わりに、縁側の廊下や玄関フロアー、洗面所脇、茶の間から玄関への廊下などをモップ掃除。モップが真っ黒、モップを洗った水も真っ黒に。縁側の廊下には、さすがにヤモリの糞は少なかった。

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2020/07/04

走れエロス!

Hotaru_20200704201901  ← 帰宅時、我輩を迎えてくれるホタルブクロ。雨が似合う。今年は彼等を苛めることをしてしまった。それでも健気に咲いてくれる。直下には、夾竹桃から零れ落ちた白い花弁が散在してる。花弁が車に踏まれないよう拾うのが日課になってる。可憐だけど、愛敬のある花。顔をつき出して、車道を行く車や人に愛想を振り撒いている。

 雨のせいか、部屋にいても扇風機は要らない。お湯も平気で沸かせる。お陰でラーメン作れる。

 朝刊に、「太宰治が書いた有名な小説は、『走れ⚪⚪⚪』? として、①メロン②メロス③スイカ」という3択クイズが載っていた。③スイカは、あんまりだ。我輩なら③エロス を選択肢にするな。『走れエロス!』これなら迷う奴も出てくるに違いない?!

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2020/07/03

一週間ぶりの庭仕事

 30日に一度の通院。検査の数値は、悪化はしていない……目に見えての改善は夢。前回は我輩一人しか患者が居らず、ナース 独り占め。今日は患者いっぱい。最後の診察になった。待ち一時間半。終わったら昼過ぎ。
 今日は一週間ぶりに庭仕事。夕方五時頃から始めたのだが、途端に雨に。だが、やる気満々なので、断行。納屋に溜まっている枝葉の片付けをメイン。庭木の剪定も多少。雨でひんやりしているが、二時間余りの作業で汗だくに。シャワーが嬉しい。

 全国的にレジ袋が有料化。富山は12年前に実施済み。ただ、全国のレジ袋有料化に便乗してか、コンビニや薬局も袋は有料に。

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2020/07/01

ベートーヴェン「エロイカ」はエロいイカじゃない

Hotaru_20200701205001 ← 生け垣のホタルブクロ。ここに咲くのを忘れて網を設置してしまった。それでも彼等は隙間から顔を覗かせた。近所には、色違いのホタルブクロを見かける。なんとか色違いで揃えたいのだが。

 少年の頃、ベートーヴェンの「エロイカ」と聴いて、エロに反応して、嫌らしい曲なんだろうと(マジで)思い込んでしまった。エロいイカ! 「英雄」って見聞きしても(曲を聴いても!)、「エロイカ」とは結び付かなかった。さすがベートーヴェンだ、こういうテーマでも交響曲を作る。なんて偉い奴だ……少年の頃からいつまで、そう思い込んだままだったのか……は、定かでない。

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