SYNCから3万年前の大航海へ
← スティーヴン・ストロガッツ著『SYNC──なぜ自然はシンクロしたがるのか』(蔵本由紀監 長尾力訳 ハヤカワ文庫NF)「同期という現象は、最新のネットワーク科学とも密接にかかわりをもち、そこでは思いもよらぬ別々の現象が、「非線形数学」という橋で結ばれている」
夕方近い5時過ぎから雨に。うれしい。水遣りしなくてすむ。いや、嬉しいのは畑の野菜たちや果樹たち、庭木たちだろう。……雑草たちも、きっと。
畑の隅っこに、昨年までのカボチャやスイカに代わり、今年はコスモスと何か(名前忘れた)の種を撒いた。驚いたことに、コスモスが既に咲き始めてる。気が早いんじゃないか、君たち!
よって、今年はカボチャもスイカも育たないはず……なのに、どちらかの立派な蔓がはびこりだしている。どっちだ?
午後、ショッピングセンターへ。中元のため。そして……足は……同じセンターの中にある書店へ。新型コロナで書店は避けてきたが、自粛を若干緩和。これまでは、本は書庫から物色してきた。これからは、1冊は書庫から、1冊は新刊からにする。
ウラジーミル ・ナボコフ作の『ロリータ』 (若島正/訳新潮文庫)を上記書店で買った。既に2度読んだ。コロナ禍初期の頃、ナボコフの文学講義本を四冊立て続けに読んだことだし、じゃ本人の作品はどうなんだ、ということで3度め。書庫にあるはずが見付からず、敢えて買ってきた。ちょっと悔しい。
段々暑くなっていく。ガス給湯器を使う頻度が下がっていく。今年も目指すぞ、ガス料金の支払い 基本料金!
給付金、振り込み 待ってた……が、封書が届いて、書類に不備だって。何がダメなんだようと、怒りつつ確かめてみたら、確かに不備がありました。なるほど、我輩のようなのが居るから、事務が滞るんだなー。すみません。
昨夜はまたも寝落ち。庭仕事すると、夕食後、ブログを更新して間もなく寝落ち。本を片手に。体力ダウンだな。庭仕事開始までにどれだけ読めるか、だ。
← 『サピエンス日本上陸 3万年前の大航海』(講談社)「「最初の日本列島人は、当時陸続きだった大陸から歩いてやってきた」――これは今や間違ったイメージだ。我々の祖先は、何らかの手段で海を越え、日本列島へたどり着いた。しかし、その事実には不可解な点がある」
海部 陽介著の『サピエンス日本上陸 3万年前の大航海』(講談社)を読み始めた。今日、買ってきたばかり。この手の本は、大好き。海部氏の前著も読んだっけ。
上掲のスティーヴン・ストロガッツ著『SYNC──なぜ自然はシンクロしたがるのか』を今朝、読了。再読である。
感想は既に前回読んだ際に書いている。今回も随時、感想めいたことはメモしてきた。
ストロガッツ氏は、本書の結びで、「今後の研究で私は、ことあるごとに同期現象へと立ち帰っていくことだろう。それは美しくも奇妙であり、心を激しく揺さぶりもする現象なのだ。同期現象にはある意味で、宗教を彷彿とさせるところがある。(……ホタルが川岸で織り成す明滅の光景への畏敬の念を述べた上で……)同期現象はなぜかわれわれの心の琴線に触れる深遠な現象である。(中略)「自然発生的な秩序の源を突き止めれば、宇宙の謎を解き明かしたことになる」と、人は本能的にわかっているのかもしれない」と書いている。
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