炭酸水はありかなしか
この頃のマイブームは、コーヒー(ブラック)や炭酸水。無論、冬場は熱いお茶、夏場は冷たいお茶。糖質制限。炭酸水である。炭酸飲料ではない。無糖だしカロリーもゼロのはず。どうしても、喉ごしに刺激がないと味気無い。
ところで、炭酸水にも何か問題点があるのだろうか?
炭酸水の主成分は、水やco2はもちろんだが、含有成分としては、製造する地域によっても違うが、塩分などが含まれることも。
「炭酸が歯の表面を覆うエナメル質を侵食」するという報告もある。あるいは、「ストレスにより下痢や便秘などになる過敏性腸症候群の患者の場合、炭酸水が症状を悪化させる可能性」も。
但し、いろんなサイトを覗いての感想を云うと、呑み過ぎはよくないが、そもそも水分をもっと補給するようにと医者がしていることも踏まえ、さらに、砂糖入りの炭酸飲料やお酒を飲まない代わりと考えると、炭酸水を一定程度飲むのは今後もありかなと思う。
ちなみに、読書メーターのみんつぶにて、炭酸水の主成分はCO2とDHMOで、体に悪いとの指摘が。調べると、「DHMO( dihydrogen monoxide=ジヒドロゲンモノオキシド)とは、化学式 H2O で表される水素と酸素の化合物であり、和訳すれば一酸化二水素(いっさんかにすいそ)、すなわち水そのものである」わけで、まあ、ジョークのようだ。初耳。
← 『夏目漱石全集〈15〉』 (角川書店1974年) 「英文学形式論や文学評論などを所収」
この頃は、『夏目漱石全集〈15〉』 を『世界文学全集 (6)ディケンズ 二都物語 クリスマスキャロル』(河出書房新社 (1989))共々ゆっくりじっくり読んでいる。ディケンズのほうは、昨日辺り、ようやく物語の中に入れたような気がする。ディケンズ節が炸裂。
過去、漱石全集は岩波版・角川版(古書)と2度所有したことがある(岩波版は手放した。角川版は今も所有しているが、欠巻あり)。小説や漢詩、「文学論」などは読んだが(文庫版でも)、「文学評論」は初めて。「文学評論」は我輩には馴染みの薄い18世紀英文学(ジョンソンやスウィフトの時代)の講義なので敬遠してきた。いざ読んでみると案外と面白い。いかにも漱石節。当時の文献からの引用多数、しかも漱石の翻訳併記。哲学から音楽、風刺画も含めた絵画、当時の世相など、文学の土台背景を噛んで含めるように講義している。我輩としては、漱石の個人授業を享受している気分である。
休業など自粛の今だからこそ読んでいる。そうでもないと、一生手にしなかっただろう。多分、「文学論」は、読んだ方は少なからずいるだろうが、漱石ファンでも、「文学評論」に手を出す人は少ないのでは?
ところで、この「文学評論」はこの全集版で370頁ほど。驚いたことに、導入部が120頁。いかに用意周到に講義したかが察せられるというもの。
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