暗中模索のような
← マーク・チャンギージー著『ヒトの目、驚異の進化──視覚革命が文明を生んだ』(柴田裕之訳 ハヤカワ文庫NF )「ヒトの目が持つ4つの超人的能力を検証、大胆かつ精緻な仮説によりかつてない興奮と発見を多分野にもたらした、視覚科学の冒険」
マーク・チャンギージー著の『ヒトの目、驚異の進化──視覚革命が文明を生んだ』を昨日から読み始めている。コロナ禍の中、久しぶりの新規に買った本の2冊目。
杏子の実の収穫は終わった。近くのキウイや柿の様子を見てきた。豊作の予感。……が、今部屋から見たら、くそ! カラスが啄んでやがる。
今日も夕方五時過ぎから七時過ぎまで庭仕事。日中の暑さのピークは避けているが、それでも汗びっしょり。
暑い最中には、自転車を駆って買い物へ。マスクして。寒い時期にはマスクは嬉しいが、今の時期はもう鬱陶しい。といってしないわけにはいかない。
ここには自分の事情がある。吾輩にとっては、マスクをするということは、引きこもりとほぼ同意義。コンプレックスの箇所を隠して外出する。気分は楽だが、この状況が続くと、マスクを外しての外出ができなくなる。
参考:「マスクをするということ」
美術館や博物館などへ行くと図録を必ずゲットする。地方だとパンフレットに毛の生えたような。でも、愛着がある。ISBN番号もなく、読書メーターで探しても見付からない。書籍として流通もしないのかな。ま、小さな応援のつもりで、せっせとね。
空回りの日々。見えない先。摩耗した心。焦っているのか、それとも逸る心さえ消え去ったのか。何を求めている。それとも惰性なのか。それでも漱石やハーンの文学論の書を読んだりして、暗中模索しているかのような…ふりしている。
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