足を運ぶは書庫!
← 『夏目漱石全集〈15〉』 (角川書店1974年) 「英文学形式論や文学評論などを所収」
今日は昨夜からの雨。文字通り週日の雨。夜半まで止まない見込み。
お蔭で、外仕事は堂々とサボれた。こういう日は、家の中の仕事、せめて掃除をするはずだったが、やはり家の中のことは後回し、おさぼり。
漱石の文学評論と、スティーヴン・ストロガッツ著の『SYNC』とを交互に読んでいる。後者は、再読なので、車中で読むつもりだった……が、休業続き。あまり時間が空くと内容を忘れる…ということで、自宅で読むことに。
久しく書店へ行けないでいる。休業続きなので、生活の見通しが付かない。本は書いたし、自粛が肝要だし。足を運ぶのは、書庫。本夕も、書庫でラフカディオ・ハーン著作集のうちの何冊かをパラパラ捲っていた。未読。敷居が赤いと敬遠してきたけど、今だからこそ読まないと、なんて殊勝なことを思っていた。
← スティーヴン・ストロガッツ著『SYNC──なぜ自然はシンクロしたがるのか』(蔵本由紀監 長尾力訳 ハヤカワ文庫NF) 「同期という現象は、最新のネットワーク科学とも密接にかかわりをもち、そこでは思いもよらぬ別々の現象が、「非線形数学」という橋で結ばれている」
『夏目漱石全集〈15〉』を相変わらず読み続けている。
漱石先生に個人的に講義してもらってます。テーマは文学評論で、18世紀のイギリス文学。贅沢の極みだよね。漱石先生の口調やオーラが伝わってくる。随処に当時の文献からの引用(原文)が載ってる。漱石先生の訳も付してある。その訳も漱石調。漱石に翻訳作品ってあったっけ? ガリバー旅行記なんて訳してたら、面白かったろうなー。
漱石のスウィフト(ガリバー旅行記)分析が面白い。稀代の厭世家の作品をかなりの狷介孤高(人間味と高い知性で韜晦してたけど)の漱石が料理して見せる。見もの……というか稀有な読み物だ。
「ガリバー旅行記」も再読しないと。
← 久しぶりに観た。それは、蛇。数年ぶり。前回は使わない資材置き場。その下からニョロニョロと。多分、大人。今回は内庭の端から玄関脇へと。多分、子供。全長50センチほど。軒下か玄関脇に置いてある雨受け(臼)とバケツの間の下へ。姿を消す最後の一瞬、目が合ったよ。カナヘビやヤモリなどはしばしば見かけるが、蛇は滅多に。用心深い? [読み友に蛇は大嫌いというコメントを頂いて、そのレスとして: 我輩も爬虫類、特に蛇は嫌い。あくまで我が家の庭に生きる生き物たちとして見守ります。農薬も除草剤も使わない。お陰でなのか、畑に限らずミミズも多い。だからこそ、草むしりに追われるわけですね。]
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