ハーンとドレとマーティンと
← ジョン・マーティン(英:John Martin, 1789年 - 1854年)作
今日も『ラフカディオ・ハーン著作集 (第1巻) アメリカ雑録』(平川祐弘訳 恒文社)を読んでいた。
その中のドレについての短文で見つけた話。
ラフカディオ・ハーンの絶賛する版画家にギュスターブ・ドレがいる。さらに19世紀の英国人のロマン派の画家、版画家、都市計画家であるジョン・マーティン(英:John Martin, 1789年 - 1854年)も。ドレは今もファンは多いが、マーティンは? 吾輩は初耳の版画家である。
ハーンも両者を対比して論じてます。ある一点で両者の作風(性格)は違うと。大雑把に云えば、人間(生活)に焦点か、風景(光景)か。ハーンは極論として、マーティンの場合、人間を外しても作品として成立するとも。
← ジョン・マーティン(英:John Martin, 1789年 - 1854年)作「万魔殿 」 (画像は、「ジョン・マーティン - Wikipedia」より)
白井聡著の『武器としての「資本論」』( 東洋経済)を昨日から読み始めた。新聞の広告などで存在を知ったのだが、過日、久しぶりに立ち寄った書店で見つけた。大きな書店ではないのだが、人気がある本なのか。
マルクス関連本としては、斎藤幸平著の「大洪水の前に:マルクスと惑星の物質代謝」以来。今、マルクスが熱いのだ。と言いつつ、「資本論」は読んでいない。
まだ冒頭なのだが、読みやすい。筆者は、マルクスの「資本論」、特に第一巻を自ら読んでもらいたいと願って本書を書いた(全三巻のうち、第二第三巻はエンゲルスが編集)。吾輩も、本書を契機に資本論にトライしたい。
← ジョン・マーティン(英:John Martin, 1789年 - 1854年)作「最後の男」 (画像は、「ジョン・マーティン - Wikipedia」より)
今日も午後五時半より庭仕事。相変わらず剪定作業がメイン。隣家との際にある庭木の枝葉をせっせと。春までは死んだように眠っていた雑草も植木も、これでもかというほどに育つし、枝葉を茂らせる。高枝鋏での作業。汗びっしょり。言うまでもなく、作業後のシャワーが快感。
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