2020/06/29
2020/06/27
2020/06/26
2020/06/25
家の中なんていいんだ
昼間、庭先で黒っぽい蝶々発見。蝶々だ、チャンスと撮影しようとした……が、羽根の形が変。よく見ると蜘蛛の巣……網に絡め取られている。網を破って助けようか……が、思い止まった。もう間に合わないし、蜘蛛からしたら、大事な餌なのだ。関与しないほうがいい。何もしないほうがいい。思わず撮影したが、画像は消去する、そう喰われていく蝶のように。
今日は午後から雨ということで、外仕事はパス。堂々と(?)サボった。雨の日は家の中の掃除……ってことも、一瞬、脳裏をよぎったが、ややりやる気になれない。いいんだ、家の中なんて、誰も来ないし。
2020/06/24
暗中模索のような
← マーク・チャンギージー著『ヒトの目、驚異の進化──視覚革命が文明を生んだ』(柴田裕之訳 ハヤカワ文庫NF )「ヒトの目が持つ4つの超人的能力を検証、大胆かつ精緻な仮説によりかつてない興奮と発見を多分野にもたらした、視覚科学の冒険」
マーク・チャンギージー著の『ヒトの目、驚異の進化──視覚革命が文明を生んだ』を昨日から読み始めている。コロナ禍の中、久しぶりの新規に買った本の2冊目。
杏子の実の収穫は終わった。近くのキウイや柿の様子を見てきた。豊作の予感。……が、今部屋から見たら、くそ! カラスが啄んでやがる。
今日も夕方五時過ぎから七時過ぎまで庭仕事。日中の暑さのピークは避けているが、それでも汗びっしょり。
2020/06/23
2020/06/22
ハーン再発見 土地再認識
← 白井聡著『武器としての「資本論」』( 東洋経済新報社)「なぜ格差社会が生まれるのか。なぜ自己啓発書を何冊読んでも救われないのか。資本主義を内面化した人生から脱却するための思考法」
今日も午後の五時過ぎから庭仕事。杉や泰山木、バラ、柘植、などなど剪定。
それより、今日のメインは、午前中の土地関連調査の立ち合いだろう。我が家の私有地のうち、合計四か所…百坪近くが道路として使われてきた。私有地ではあるので、固定資産税も払っている。何年か前、何とかならないかと要望し、一部は固定資産税の課税対象から外してもらった。ただ、未だに田圃扱いとなっている。この度、法務局の調査に立ち会うことで、これらの土地が正式に富山市の公道扱いとなる。税の対象から外れるが、同時に、私有地でありながら、最早手が出せなくなる。ま、実際、今までだって住宅地の道路として使われてしまっているから、手が出せなかったのだが。
2020/06/21
ハーンとドレとマーティンと
← ジョン・マーティン(英:John Martin, 1789年 - 1854年)作
今日も『ラフカディオ・ハーン著作集 (第1巻) アメリカ雑録』(平川祐弘訳 恒文社)を読んでいた。
その中のドレについての短文で見つけた話。
ラフカディオ・ハーンの絶賛する版画家にギュスターブ・ドレがいる。さらに19世紀の英国人のロマン派の画家、版画家、都市計画家であるジョン・マーティン(英:John Martin, 1789年 - 1854年)も。ドレは今もファンは多いが、マーティンは? 吾輩は初耳の版画家である。
ハーンも両者を対比して論じてます。ある一点で両者の作風(性格)は違うと。大雑把に云えば、人間(生活)に焦点か、風景(光景)か。ハーンは極論として、マーティンの場合、人間を外しても作品として成立するとも。
2020/06/20
2020/06/19
旧石器時代からの広い交流
← 高志の国文学館で開催中の「生誕170年 ラフカディオ・ハーンの共感力―発見、探求、そして発信へ」展へ行ってきた。ラフカディオ・ハーン著作集の何冊かを読んでいるところだし、高校生の頃からのファンでもあるから。富山大学には、ヘルン文庫がある。関東大震災で八雲の蔵書などが散佚しそうになった際、富山の資産家(馬場家の奥さん)らの協力もあって、旧の大学が引き取った。自転車で行きたかったが、雲行きが怪しく、車で。案の定、帰る頃には降りだしていた。
玄関(内側)に蜘蛛の巣(クモ尽き)。取るべきか放置するか。庭の蜘蛛の巣は基本、放置。虫を取ってくれるから。さて、玄関の蜘蛛の巣は?
2020/06/18
SYNCから3万年前の大航海へ
← スティーヴン・ストロガッツ著『SYNC──なぜ自然はシンクロしたがるのか』(蔵本由紀監 長尾力訳 ハヤカワ文庫NF)「同期という現象は、最新のネットワーク科学とも密接にかかわりをもち、そこでは思いもよらぬ別々の現象が、「非線形数学」という橋で結ばれている」
夕方近い5時過ぎから雨に。うれしい。水遣りしなくてすむ。いや、嬉しいのは畑の野菜たちや果樹たち、庭木たちだろう。……雑草たちも、きっと。
畑の隅っこに、昨年までのカボチャやスイカに代わり、今年はコスモスと何か(名前忘れた)の種を撒いた。驚いたことに、コスモスが既に咲き始めてる。気が早いんじゃないか、君たち!
よって、今年はカボチャもスイカも育たないはず……なのに、どちらかの立派な蔓がはびこりだしている。どっちだ?
2020/06/17
庭木の剪定に追われる
今(朝の十時過ぎ)、昨日の日没サスペンデッドになった剪定作業の片付けを兼ねた庭散策から戻ったところ。歩数計600。僅か40分で汗びっしょり。杏子の収穫も終わり、ちょっと肩の荷が降りた。ナスが出来始めている。イチゴの実は収穫を怠っていたら、消えていた。
昨日は、裏庭の剪定も結構やった。過日、裏庭の木が1本腐っていた。病害虫にやられたのだが、庭木(生け垣)のあまりの繁茂を放置していた結果かもしれないと反省。西日を避けたいがための繁茂だが、風通しが悪いのは樹木には苛酷。特に、裏庭にもある棕梠の番(つがい?)の葉っぱ(枝?)が密過ぎて、他の木の枝葉を、日射しの阻害も含め、苦しめていたと思われる。風通しは良くなった。木漏れ日も木々の下に居ても恵まれる。
2020/06/16
2020/06/15
姉倉比売から帝龍寺 直坂遺跡 そして温泉へ
← 姉倉比売神社(あねくらひめじんじゃ)へ。姉倉比売神社は、富山市呉羽と富山市舟倉とにある。吾輩が向かったのは、舟倉のほう。数ヵ月ぶりのバイクでのツーリング。ナビに載ってなくて、アバウトで探していたら、いきなり出会ってしまった。風はあったけど、晴れてたからね。梅雨晴れ。チャンスは少ない。この神舎については、「姉倉比賣神社 (富山市舟倉)」が詳しい。
新型コロナ禍の中、県境を超えての移動は未だに控えられているが、せめて地元の有名無名のスポットを訪れることは、3密に反しないし、積極的に推奨したい。地元の方でも知らない、しかし知っていい場所は随所にある。
2020/06/14
足を運ぶは書庫!
← 『夏目漱石全集〈15〉』 (角川書店1974年) 「英文学形式論や文学評論などを所収」
今日は昨夜からの雨。文字通り週日の雨。夜半まで止まない見込み。
お蔭で、外仕事は堂々とサボれた。こういう日は、家の中の仕事、せめて掃除をするはずだったが、やはり家の中のことは後回し、おさぼり。
漱石の文学評論と、スティーヴン・ストロガッツ著の『SYNC』とを交互に読んでいる。後者は、再読なので、車中で読むつもりだった……が、休業続き。あまり時間が空くと内容を忘れる…ということで、自宅で読むことに。
2020/06/13
クリスマスキャロルが思い出させたこと
← 生け垣の名も知らない木に実が生っている。多分、初めて気が付いた。読書メーターの読み友に樹木の名前を教えてもらった。椿! 「椿油は椿の種から抽出されるんですよね。その緑の実がはじくと黒いタネが出てきますよ」だって。我が家には椿の木が何本もあるのに、実に気づいたのは初めてかな。椿油の話も言われて気づいたし。恥ずかしい限り。
昼過ぎまでは雨だったが、生憎というか、午後遅めの頃には雨があがった。となると、庭仕事をサボる理由がない! ま、運動不足解消のためにも、外仕事しないと。
いろいろやることはあるのだが、今日は何と夾竹桃の剪定にほぼ終始した。昨日も一時間ほどやったのだが、やはり、路上にも花びらなどが零れ落ちている。つまり、昨日程度の剪定じゃダメってことだ。で、脚立を持ち出してせっせと剪定。かなり切り落とした……のだが、それでも葉っぱの先が路上に食み出している。参るなー。
2020/06/12
塩素系ガス漏れ事故再び
午後四時半過ぎから庭仕事。最初は固まる土を蔵前に敷いた。先日、オレンジ色の土を敷いた、その続き。だが、主に畑の果樹の剪定作業。この二日の雨のお蔭なのか、栗の木やキウイフルーツ、杏子など、庭木の枝葉が伸び放題。十日余りの休業なので、体を動かさないとまずい。外仕事でしっかり汗を流した。
梅雨入りしたせいで、雨模様。気温が高くなく、野菜ラーメンが作れるのがうれしい。扇風機回してラーメン啜る日々も間もなく終わる。夏間近。
書庫漁りの日々が続いてる。父の蔵書やら昔の本など。再読が癖になったり。ああ、でも新刊読みたいの!
2020/06/11
2020/06/10
アンズやネーブルや…無限や
← ローレン・グレアム / ジャン= ミシェル・カンター著『無限とはなにか?』(吾妻靖子 訳「カントールの集合論からモスクワ数学派の神秘主義に至る人間ドラマ」 「本書は,20 世紀初頭に無限と集合論に挑んだ数学者,特にロシアの数学者を中心に描いている.数学的対象に対する解釈をフランスの数学者と対比させることで,モスクワ数学派の無限や連続性,集合に対する解釈の独自性が明確になっている」
ローレン・グレアム / ジャン= ミシェル・カンター著の『無限とはなにか?』を読了した。僅か数年ぶりの再読である。無限関連の書を読んだ流れ。
本書の感想は、以前、拙稿「日常の中の出来事」にて書いた。抜粋しておく:
2020/06/08
泰山木の花を観た
← 杉本苑子著『東京の中の江戸名所図会』(文春文庫)「時代小説家の著者にとって、無二の友である「江戸名所図会」。そこに登場する日本橋、隅田川など約三十カ所を訪ね、時を超えて現代の東京に息づく「図会」の世界をとらえたエッセイ集」
杉本苑子著の『東京の中の江戸名所図会』をほぼ車中にて読んだ。
本書の内容は、上掲の通りだが、本書の肝は何と言っても、「江戸名所図会」にある。「江戸名所図会 - Wikipedia」によると、「江戸名所図会は江戸時代後期の天保年間、斎藤月岑が7巻20冊で刊行した江戸の地誌である」。
本書の後書きでも作者が書いているが、「考証の確かさと、当時の景観や風俗を伝える雪旦の挿図が高く評価されており、江戸の町についての一級資料になっている」、その遺産のありがたさもだが、江戸名所図会の成り立ち自体がドラマである。
2020/06/06
凡庸だからこそ本を読む
← 昼過ぎ、てふてふをサツキの小道で。やっと撮れたぞなもし。ゴマダラチョウ(胡麻斑蝶)だと読み友に教えていただいた:「ゴマダラチョウ」 嬉しくも赤い羽根の蝶も撮れたのだが、画像が不鮮明でアップできない。残念。
今日は元気が出なかった。今日だけじゃないか。仕事の谷間の日でもあるし、庭仕事も控えた。気温が高くならず過ごしやすかった。外でも直射日光は柔らかだったが、風も冷たい。このくらいの気候が一番体に優しい。
元気が出ないのは、謎の女のせい。自分は持てない男だという自覚がある。自信がないというより、他人と心底からの絆も縁も持ったことがない。閉じ籠った、乾ききって萎えた心。殻。ミノムシ。中はブヨブヨ。付き合うにはよほどの覚悟が要る。
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