詩人シェリー発見
← ミラン・クンデラ 著『無意味の祝祭』(西永 良成 訳 河出書房新社)「無意味は人生の本質だ。徹頭徹尾、不真面目に歴史、政治、社会風俗を笑いのめす!」
昨日読み始めたミラン・クンデラ 著『無意味の祝祭』を本日昼、読了。シニカルなクンデラらしい作品。というか、1929年生まれのクンデラは、もう90歳を超えている。創作したのは数年前だから90歳前か。社会や政治どころか、文学に対してもシニカルになっているかと感じた。文学を達観しているわけじゃなかろうが、あの世に片足を突っ込んだ者は、どんな生々しいはずの事象に面しても、意味ある世の祝祭ではなく、この世に異邦人となってしまった、せいぜい諧謔に近い祝祭と捉えるしかなくなったということか。
夕方、自転車を駆って銭湯へ。八日ぶり。やはり気持ちいい。帰りも自転車をゆっくり走らせて、髪を乾かせながら。
当面、書店へは足を運ばないということもあって、書庫で既読本の物色、再読をこの三か月続けている。読み直しし出すときりがない。再読しての発見が多すぎる。吾輩は何を読んでたんだという落胆…と新発見の感激と。この再読のスパイラルから脱出できるのはいつなのか!
『ラフカディオ・ハーン著作集 (第12巻)』(野中涼/野中恵子訳 恒文社 1982/12/1)を昨日から読みだしている。歯切れがよく、前回よりは楽しんで読めている。
パーシー・ビッシュ・シェリー(かのシェリー夫人の旦那)の詩が素晴らしい。本書で紹介されている作品を今夜にもブログにアップしたいと、昼間書いた。原文は難しいが、対訳版があるようなので、なんとかシェリーの詩集を読みたい。
← 「現代アメリカ傑作短編集 コレクターズ版 世界文学全集 29」(佐藤亮一訳 日本ブッククラブ 72年刊) スタインベック、フィッツジェラルド、フォークナー、ボルト、ローリングス、ハーシー、ラードナー、ブロムフィールド等が収録。我輩は、75年版。
「現代アメリカ傑作短編集 コレクターズ版 世界文学全集 29」(日本ブッククラブ)を読み出した。書庫から引っ張り出してきた。途中までしか読んでない? 検索したけど、アマゾンにはデータ見付からない。
ネット上には見つかると教えていただいた:「現代アメリカ傑作短編集 (日本ブック・クラブ) 1972|書誌詳細|国立国会図書館サーチ」
あとで、読書メーターに登録した。冒頭がいきなり大好きなスタインベック。
昨夜、シャワー後、乾かないうちに寝た……髪、鉄腕アトム……買い物、恥ずかしくて行けない。そうだ、帽子だ。野球帽がある。野球帽にマスク……自意識過剰な(マスコミを警戒する)芸能人みたいだ。
早くも給付金情報がつぶやきに。我が家はマスクは届いたけど、肝心の給付金が未だ。入金したら、本、買うよ! だから、早く!
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