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2020/05/15

新型コロナ禍で自殺か

Overs ← 富山市出身のモニュメントアーティスト 「大理石をはじめ石を素材としたモニュメントや彫刻と、石粉や砂を交えた独特のテクスチャーで描く油彩画が特徴である。具象・抽象のいずれの表現も使う。立体では有機的で滑らかな曲線・曲面を得意とし、平面では主に碧を基調とした螺旋を描く。制作テーマは初期より一貫して「宇宙的生命のつながり。」とか(「吉野美奈子 - Wikipedia」より)富山駅北口オーバードホール前に展示。「吉野美奈子アート&モニュメント・公式ウェブサイト」参照。  

 富山市には、南口を南下すると直交するように流れる松川の桜並木に沿って彫刻の数々が青空展示されている。一方、北口をやや北上すると、巨大なインスタレーションアートがあちこちに展示されている。

 コロナ感染の京産大生、富山で初感染が確認され、初のクラスターの発端となった。富山市八尾にあるその学生の家。地元の「村八分」「父親失職」「家に投石」さらに張り紙まで。ついに学生の父親は地元に居づらくなり、自殺、という話を聞いてきた。本当なのか。デマスコミが報道しないのはデマだから?
 地元周辺ではその話で持ちきりだったとか。余程その家を確かめに行こうかと。これ程でなくても、似たような事案は数々あったよう。酷いことです。

German_20200515215501 ← 知り合いの家へお祝い事で。三か月ぶりにバイクを駆った。バイクも嬉しそう。帰宅して暫し休憩の後、庭仕事を二時間半。明日は休みなので、薄暗くなるまでしっかり。画像は、表の庭の生垣に顔を出したジャーマンアイリス。

 野菜嫌いの我輩。と言って食べないわけにいかない。一昨年からは、野菜サラダ。ドレッシングで。が、団々ドレッシングの量が増え、あるいは濃くなる。反って体に悪いかも。昨秋からの習慣。ラーメンなどを食べる際、必ず野菜をトッピング。さらに、誰かのアドバイスで、ミックス野菜を軽く炒めてラーメンに載せて食べる。ラーメンを食べたけりゃ野菜を! である。

 ところが、困ったことが。例年、暑くなってきたら、吾輩は、火を使う調理はしない。台所が暑くなるから。ガスコンロはもちろんだが、ガス瞬間湯沸かし器も洗い物では使わない。となると、野菜は炒められない、その前にラーメンが作れない。電子レンジオンリー。さー、どうする?

 すると、ネッ友の方から耳寄りな情報。「電子レンジでラーメンが作れる! 100円ショップの超便利なキッチングッズを使ってみた - メシ通 ホットペッパーグルメ」とか。試してみるかな。

2_20200515223601 ← 『梶井基次郎・堀辰雄・太宰治』 (向学社現代教養選書)84年刊。表紙銅版画:駒井哲郎。

 梶井基次郎は、「檸檬・路上・Kの昇天・冬の蠅・闇の絵巻」。堀辰雄は「ルウベンスの偽画・鼠・麦藁帽子」。太宰治は、「黄金風景・駈込み訴え・きりぎりす・吉野山」。解説は、二宮一夫(愛光中学校・高等学校教諭 ← 当時)なのだが、短いなりにシュアな解説で掌編を読んでいるような。三人の作家は、どういう取り合わせなのか分からない。夭逝? 結核? 死と背中合わせの生か。梶井基次郎(1901-32)、堀辰雄(1904-53)の両者は結核。梶井は何度読んでも密度の濃い描写で凄いと感じた。堀辰雄は、選ばれたどの作品も味わい深い。軽井沢のイメージが濃いが、死の感覚が切迫感を抱かせる。再認識させられた。太宰治(1909-48)は、心中未遂で女性だけが死亡、左翼運動の挫折、アル中で精神病院入院など。太宰の「黄金風景」は、絶品。意外な発見だった。三人とも死と背中合わせに生き、比較的若くして亡くなったと言えるか。初めて本書を読んだ頃は、みんな年上だったのだが、今となっては、みんなあまりに若くして亡くなっていることに感懐の念を抱かざるを得ない。うーむ。車中で慌ただしく読んだのはまずかったか。

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