父の登山靴のこと
← 岡田 喜秋【著】『定本 山村を歩く』(ヤマケイ文庫)「旅行雑誌『旅』の名編集長として知られた著者が、歩いて旅した日本全国の山里のようすを精緻に記録した紀行文三十二編を収録。一九七四年に初版が刊行された際は大きな反響があった名作を復刻し、未来に伝えたい山村の風景を再現する」
昨夜は眠れなかった。でも、明け方夢で目覚めたってことは、少しは寝たのか。朝方の夢は、またまた渋谷か何処かのターミナル駅。路線が入り組んで、目的のホームに辿り着けず途方に暮れるってパターン。寝不足で頭が痛い(← 昨日車中での待機中に呟いた)。
今日は休み…というか、明日も休みなので、日中3時間、しっかり庭仕事。防草シートの補修や落ち葉が我が庭からはみ出して車道へ零れないよう対策したり。汗びっしょりの作業。シャワーが嬉しい。
岡田 喜秋著の『定本 山村を歩く』を読了した。数年ぶりに手にした本。現下の外出自粛の状況に鑑み、敢えて旅の本を書庫から選んできた。歴史や、あるいは歴史にならない人々の生活や足跡が残っているはずの山村の道。時に敢えて道なき道を選ぶ著者の姿勢に共感。紀行文というと、何と言ってもイザベラ・バードである。彼女は往時の日本人の生活の中に深く立ち入っていく。
本書を読んでいて、父の登山靴のことを思い出した。
父が亡くなって10年。当時、遺品などを整理していたら、寝室の戸袋の奥に登山靴を見付けた。見た瞬間、そうだ父は若い頃、登山に夢中だったことがあったんだと思い出した。定年になるずっと前に止めたけど、登山靴を大事に取ってあるってことは、大切な思い出が詰まっているのだろう。もっとちゃんと話を聞けば良かったな……。なので、登山はしない自分だけど、山絡みの本は、思い入れを以て読む。
先週(6月度)から通常勤務時間になってる。仕事は激減のままなのに。いいのか? 給料も歩合で計算されたら、ヤバイぞ!
← 上田正昭 著『渡来の古代史 国のかたちをつくったのは誰か』(角川選書)「「帰化」と「渡来」の語を明確に区分、古代史に風穴をあけた泰斗による、「渡来人と渡来文化」の集大成。近年の発掘調査の成果も踏まえ、古代国家形成にかかわる渡来を東アジアという視点でダイナミックに提示する」
上田正昭 著の『渡来の古代史 国のかたちをつくったのは誰か』を読了した。数年前に読んだばかり。書店へ足を運べないので、書庫から物色しての再読を三か月以上続けている。
二週間ほど前、『日本の渡来文化 座談会』(司馬遼太郎/上田正昭/金達寿 編 中公文庫)を読んだこともあって、その流れでもある。以前も書いたが、日本と朝鮮がいかに深く関わってきたか、さらには日本という国家や文化伝統の成り立ちにいかに深く…想像以上に朝鮮からの渡来の人々が関わってきたかを再認識すべきと考えている。
「チア⭐ダン」録画で観た。下心(?)なしともせずに観たのだが、マイナス要素多大なのに、妙に感動してしまった。主役の広瀬すずさん 良かった。踊れない吾輩が言うのも何だけど、踊り、みんな、上手かった。
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