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2020/04/19

かくも長き自粛の日々に

Toyama_20200419202101 ← 『富山県の歴史散歩 歴史散歩シリーズ 16』(富山近代史研究会歴史散歩部会=編 山川出版社) 「住所・交通機関や地図により,実際にたやすく見て回れる。文化財公開施設・おもな祭り・散歩便利帳・参考文献・年表など付録も充実」

 『富山県の歴史散歩 歴史散歩シリーズ 16』を読了した。再読。実に充実している。初回は帰郷した08年に買って読んだ。18で富山を離れた吾輩は富山のことを知らない。少しでも早く知りたくて、せっせと読んだ記憶がある。今回は、日に十頁ずつゆっくりじっくり。12年ぶりに読んで、少しは富山の方々を訪ねた。特にこの3年はバイクでのミニツーリングの形で各地を訪問。本書を読んで、旧石器時代の遺跡を始め縄文の遺跡など、実に豊富な名所旧跡があることを知った。本書は座右の書にして、月に一度か二度、ぱらっと捲った頁で目についた箇所を訪れていきたい。

Photo_20200419201201 ← カルロ・ロヴェッリ 著『すごい物理学講義』(竹内 薫 監訳 栗原 俊秀 訳 河出文庫)「これほどわかりやすく、これほど感動的な物理本はなかった。長い物理学の歴史から導き出された最前線の宇宙観」

 カルロ・ロヴェッリ 著の『すごい物理学講義』を読了した。ほとんど車中での待機中に。

 さすがのロヴェッリ。一般向けサイエンス書として一級品。「時間は存在しない」を読んで、ちょっと腑に落ちなかった方は、本書を推奨。西欧の物理学者って素養が豊か。面白く分かりやすい。敢えて日にちを費やして楽しんでいる。やはり、アインシュタインの相対性理論の論文はともかく、せめてニュートンの「プリンキビア」くらいは読まなけりゃと背中を押されたよ。

 かくも長き自粛の日々。書店も図書館もダメとなると、書庫。長編に再挑戦。「戦争と平和」は、今月中に読了か。次は、ショーロホフ「静かなドン」か、マン「魔の山」か。未読もある。「水滸伝」。父の蔵書かな。「ドン・キホーテ」は未読……というか全部は揃ってない。「源氏物語」も与謝野晶子版しかない。何故か英訳はある。

Siranai  ← 名前の知らない花。庭仕事していて見つけた。雑草として引っこ抜く手から漏れていたらしい。今日は、裏の内庭などを整理。普段は車道沿いの、人の目につく場所をメインにやっているが、たまには裏の、誰も見向きもしない庭。すごい荒れよう。三時間の密度の濃い作業でくたくた。シャワーが気持ちよかった。

 昨日、買い物から帰宅したら、見知らぬ男が二人、我が家の水道の元栓を開けて何かしてる。手を洗ってる? 水がじゃぶじゃぶ溢れて辺りは水浸し。何してるのって訊いたら、どうやら水道局の方たちらしく、元栓のパッキンがヘタっているから交換してますと。あれ? 点検に来る予定、あったっけ? ああ、どうせならついでに我が家の水道の蛇口のパッキンも交換してって言ったら、それは我々の管轄じゃないんで……確かに。

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