所在なさげに
← デヴィッド・クリスチャン / シンシア・ストークス・ブラウン / クレイグ・ベンジャミン 著『ビッグヒストリー われわれはどこから来て、どこへ行くのか 宇宙開闢から138億年の「人間」史』(石井克弥/ 竹田純子 / 中川泉 訳 長沼 毅 日本語版監修 明石書店 ) 「最新の科学の成果に基づいて138億年前のビッグバンから未来にわたる長大な時間の中に「人間」の歴史を位置づけ、それを複雑さが増大する「8つのスレッショルド(大跳躍)」という視点を軸に読み解いていく。宇宙論、生物学、化学などの自然科学と歴史学、地理学、社会学などの人文社会学が融合した「新しい学問」、ビッグヒストリーのオリジナルテキスト」
いつもの草むしりメインじゃなく、納屋で溜まっている枝葉の整理。大きなビニール袋にドンドン詰め込んでいく。焚き火に最適の小枝なのに、燃えるゴミの日に出す。勿体ない。ガキの頃はまだ、焚き火(ドラム缶での焼却)は市の条令で禁止じゃなかったから、焼きイモなんて楽しめたっけ。
さらに、固まる土を昨日、3袋買ってきた。縁側のコンクリート縁台下に沿って幅30センチほどで撒いた。
寒い一日。でも、庭仕事で汗だく。シャワーを浴びた。……シャワーのお湯の出のショボいこと。今日のような寒い日は、風呂場が凍えそうだ。
スーパーでいつもの買い物に加え、炭酸水2本買ってきた。梅酒の炭酸水割りのため。新しい楽しみが出来たよ。自作の梅酒やアンズ酒がたっぷりあるので、当分楽しめそうだ。
最近、ラーメンにパックの野菜を入れて……なんて呟いた。すると、パックの野菜をサッと炒めて、ラーメンに載せて食べると美味しいとアドバイスをもらった。いつもの、イタリアンバジルじゃなく、キャペツやニンジン、モヤシの入ったパック。今日の昼、試した。美味かった。試してみるものだ。
トルストイ作の『世界文学全集 戦争と平和Ⅱ(1978)』を読み続けている。今は、全三巻のうちの二巻目を読みだしている。長大な作品だが、トルストイの作家としての賢さが随所で分かる。例えば、登場人物の数は半端ない。この頃、短編でさえ、登場人物の把握に苦労するようになった吾輩だが、トルストイは、初登場の人物はもちろんだが、前に出た人物でも、読み手が戸惑うことのないよう、さりげなく気遣っている。個々の人物の描き分けが秀逸。
さらに、長大だが、数頁ごとに分かれている。小さな波のような掌編がどれも綺羅星。飽きさせることのない場面が続く。そうした波がいつしか逆巻く波となって読者を興奮の坩堝へ。
自宅では、トルストイと、冒頭に掲げた『ビッグヒストリー われわれはどこから来て、どこへ行くのか 宇宙開闢から138億年の「人間」史』とを交互に読んでいる。共に大作。今月いっぱい、これらにかかり切りになるか。
北のほうでは雪になりそうな、そんな冷たい風が。自転車を駆って買い物へ。風に抗って走っているわけじゃないのに、ペダルが重い。太ももの筋肉が突っ張っている。平気でもないのに、涼しい顔を装う。誰も観ちゃいないのに、何を見栄を張ることがあるのか。行き交うクルマのドライバーの顔を観るなんてないのだが、しばしば白っぽいものが目に飛び込んでくる。そう、マスクだ。歩いている人や自転車を駆る人にも、マスク姿が目立つ。しかも、車もだが、人影がまばらだ。日曜日なのに。雨も降ってないのに。帰り、いつものように大きな公園の脇を通った。男の子が数人、所在なさげに立っている。子供連れの親御さんの姿は皆無。今日は日曜日だよな。寒いけど、薄日で遊ぶのに支障はないはずなのに、この閑散ぶりは不思議な光景だ。不思議というより、殺伐としたというべきか。
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