久しぶりに銭湯へ
久しぶりに銭湯へ。三週間ぶりか。さすがに客が少ない。気を使わなくても、三密は避けられる。寂しい限りである。ずっと水浴び程度のシャワーで済ませてきたので、ゆっくりお湯に浸かって快感。垢もしっかり流せた。髪もシャンプーを使って洗った。髪の根元の垢も落ちたような。体重も測った。前回より微増。減ってほしかった。
父の書棚を整理がてら、ひっくり返してみた。父が亡くなった十年前、書庫を整理。父の蔵書の後ろ側に我輩の古い本を押し込んだ。久しぶりに引っ張り出して、何か掘出し物でもないかと期待したが、大した収穫はなし。若い頃、結構つまらない本を読んでたなと、呆れた。当時は読みたくて買ったんだろうが。年齢を重ねると古典へ向かう。繰り返し読むに耐えるのは、古典ってことか。でも、新しいもの好きなんだよなー。
団々、積読本が減ってきた。例のトンでも本も読むか……。考えてみれば、世の中にはSFもあれば、そもそも小説だって、作り物じゃないか!……ってわけにもいかない。要は読み手次第だ!……かな?
ひょんなことから、仕事を休んだ。車がバッテリーあがりなんて言えない。といって、体調不良なんて云うと疑われそうで、仕方なく正直に言ったら、呆れられた。
午後、JAFを呼んで、バッテリー充電。数値は、0.1だった。免許歴は長い。が、この数年、1年に1度のペースで、バッテリーあがり、脱輪、雪道で脱の、バッテリーあがり。こんなことなかったのに。
思わぬ時間ができたので、午後、自転車を駆って流通センターへ。腕時計を買いに。数日前、腕時計の金属バンドが破損。眼鏡ハウスでは部品の注文できずとか。時間はスマホで確かめられるのだが、やはり、腕時計の機能性は格別。
昨日の庭仕事のやりすぎ後遺症もあって、節々が傷む。雨や風が強かったこともあり、外仕事はサボって、読書に専念……のはずが、やはり、疲れのためか、日中は転寝の連続に終始した。
← 竹島 慎二【編著】『富山県謎解き散歩』(新人物文庫)「蜃気楼、立山連峰、黒部峡谷、越中売薬、五箇山合掌集落から、ホタルイカ、雷鳥、ます寿し、チューリップ、おわら風の盆まで。神秘の海、天空の楽園。越中富山は「天然の円形劇場」だ」。
竹島 慎二編著の『富山県謎解き散歩』を読了。各章とも2頁から3頁の短文で綴られた富山探訪。再読。前に読んだ『富山散歩』が情報量が豊富だが、それぞれの項目は短い。本書はやや敷衍されている。カフェで、車中で気軽に読むのにいい。いろいろ教えられた。
トルストイの「戦争と平和」を読んでいるというのに、窓外から邪魔する声が。ホー、ホー、ケ、ケ、ケキョ……ケ、ケ、…………ホー…………。あー、なんとかしてくれ。親がいるなら、ちゃんと指導しろ!
声はすれども姿は見えず……のほうがイライラします。間近なはずなのに見えない! なぜ、ホーホケキョ♪って鳴くんだろう。
朗報? 昼過ぎ……一時頃だったか。鳴き声にたまらず、声を姿を追って、(庭木から遠い)茶の間から隣室を抜け(目の前に裏の庭木が見える)書斎へ。声が何処か高い、やや遠い所から聴こえる。あるいは塀の向こうの隣家の庭木に潜むのか……。すると、書斎に立つ我輩の眼下前方に、何やら小さな動く影が。あー、小鳥、雀なんかじゃない、地味に黄緑色の小鳥が、サツキの合間をチョンチョンと。書斎の窓際に立つとはいえ、レースのカーテンの透き間から観ている。しかも、窓には破れて見窄らしい網戸が。あわよくば撮影をと、スマホを持参いていた我輩。カメラを起動させた。あの辺りだと、焦点を合わせてズーム。…………一向に姿を現さない。気取られたのか。……ダメだ。消化不良。
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