苗や種を買いにホームセンターへ
久保尚文/市川文彦/本郷真紹/深井甚三著の『富山県の歴史』(山川出版社)を読んできている。
富山の歴史は、水との闘いの歴史。地震や高波(寄り回り波)その他の天災もあったけど、洪水氾濫は年中行事のように。水を制する者は国を制するというが、地域を支配することなくして本格的な治水工事は出来ない。富山でも、江戸時代になり、戦乱の心配が無くなってから、大規模な工事が行われた。今も名前の残る用水が作られたり、湿地が埋め立てられたり。お陰で万葉の歌に歌われたような名勝は失われたけれど、仕方ないんだろうな。
← 富山の井波で買った木彫り彫刻。ミミズクかフクロウか。画像じゃ分かりづらいけど、高さ10センチほど。これで五千円弱。気に入った作品がいろいろあったけど、我輩にはこれが限度。何万円、何十万円……。木彫り、一点もの。職人さんが目の前で彫っておられる。値段は妥当だと思う。ただ、貧乏人には手が出ない。別に贅沢はしたいわけじゃない。いいと感じたものは気兼ねなく買いたいとは思う。
この数日、書庫の整理。というと聞こえがいいけど、捨てるはずだった段ボールを間に合わせの本箱(棚)にして、積み重ねていた本を並べただけ。何となく整頓されたような。隠れていた懐かしい本に再会。こんな本、読んでたっけ、とか。
『集英社版世界文学全集〈49〉トルストイ 戦争と平和 Ⅲ』 (1978年)を相変わらず読み続けている。
本巻の半ばを過ぎた。ついにフランス(ナポレオン)軍はロシアから撤退……というよりロシア内で迷走した揚げ句、訳もわからず逃げ惑い、ただひたすら逃げた。ロシア軍も気が付いたら逃げるフランス軍を追い掛けている……勝っているらしいことに気付く。逃げるほうも追い掛けるほうも必死。凍てつくロシアの大地。まともに着る服もなく履く靴もなければ、食べるものも事欠く。どんどん痩せ細る軍……兵士。丈夫な者、寒さに耐えられる者たちだけが闘いの場に残る。
フランス軍がモスクワからロシアから逃げ去ってロシアの勝利が明確になり、皇帝から戦争の最高指揮官に指名された将軍は役目を終える、消え去る、死んでしまう。勝ったからには、実際の戦闘のなくなったあとは中央の貴族たち、皇帝の取り巻きの出番。政治と儀礼格式の出番なのだ。
← ようやく重い腰をあげてホームセンターへ。ナスやトマトの苗、発作的にイチゴの苗も。さらに、コスモスなどの種を買ってきた。野菜の値や花の種を買うのは、不要不急なのかな。ついでに竹箒にトングなど。ま、庭仕事しない分、歩くのが目的でもある(歩数計を意識している)。外出自粛。別に観光地へ行くつもりはない。富山を知る……勉強するミニツーリングには出掛けたい。
思いがけぬ休み。掃除機の出番。今月初めて。何が嫌いって掃除。庭仕事はやっても掃除は……。ただ、冬の間、活躍していた毛布を洗濯。外干しがうれしい。五か月以上、我が身を温めてくれていた毛布。真冬の夜も、この毛布一枚で過ごさせてもらった。
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