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2020/04/27

トルストイ「戦争と平和」再読した

Tubaki_20200427204601 ← ツバキだろうね。新芽が勢いよく。花はほとんど落ちたけど、まだ僅かに残ってる。ツバキ、庭のあちこちに育ってくる。気が付いたらサザンカよりツバキのほうが多くなってる。モミジほどじゃなかろうけど、結構繁殖力が強いのかな。

 会社の仕事 暇。売り上げ 7割減。良くなる見通しがつかない。営業中に飲むお茶……自販機で買うお茶代を節約するため、自作のお茶持参。ワイシャツは、毎回クリーニングに出してたのを、2回着てから出す。銭湯は月2回。家の内外の不具合は見て見ぬふり。
 とりわけ、本が買えないのが辛い。幸いというか、蔵書があるので、いろいろ引っ張り出してきた。不思議なもので、この数年で読んだ本より昔の本のほうが印象深い。ん? 歳のせい?

Saku ← 今日は晴天。休み。必然的に庭仕事。お昼前に引き続き、である。メインは、表の庭の柵設置作業。今までの柵は、風雪や日射しに負けボロボロだったので撤去。10年 持たなかった。他の場所にあった柵を使い回し。なので、いかにも古臭い。でもせめて5年は持ってほしい。

 昨日迄の雨風で落ち葉拾いを強いられた。長く読んできた本2冊を読了したので、気分転換と運動を兼ねて、トングとバケツを手に庭仕事。日射しにも恵まれ、部屋着サンダルの格好だけど、一時間余りで汗が滲んできた。歩数計は僅かに200ほど増えただけ。

 アメリカの大統領はあの人。消毒薬を注入したらコロナに効くなんてのたまう。よりによってこんな時節にあんな大統領。何より自分。何より大統領選。中国を敵視して自分の不手際を誤魔化す。誰が悪いかなんて、まさに(不要かどうかは別にして)不急の議論。コロナ禍が終息したら、ゆっくりやればいい。今こそ世界が協力しないと。

Rekisi_20200427202801 ← 久保尚文/市川文彦/本郷真紹/深井甚三著『富山県の歴史』(山川出版社)「朝日貝塚,東大寺領荘園,浄土信仰と立山,一向一揆の攻防,五箇山,売薬・鏡磨……と,原始時代から現代までを県民の立場から叙述」

 久保尚文/市川文彦/本郷真紹/深井甚三著の『富山県の歴史』を読了した。
 本書は97年刊行。富山県史なる浩瀚な文献のハンディ版。当時は東京在住だったから、帰省の折りに読んだのか。かなり慌てて読んだようで、特に中世の勢力争いの輻輳ぶりに辟易した記憶がある。今回は、帰郷して12年だし、少しは県内をツーリング、富山関連の本も何冊かは読んできたので、本の少し見通しが良くなった……と思いたい。とはいえ、富山の歴史はかなりディープ。富山の魅力、もっともっと、である。

Tolsty  ← 『集英社版世界文学全集〈49〉トルストイ 戦争と平和 Ⅲ』 (原卓也 / 原久一郎訳 1978年)

集英社版世界文学全集〈49〉トルストイ 戦争と平和 Ⅲ』 を読了。これで全三巻を読み終えたことになる。
 40年ぶり。読了。感懐ひとしお。本書に感想など要らないだろう。ロシアの運命を決める戦争、その中で翻弄される人々。愛と憎しみ、恋愛、肉親の愛、嫉妬、信仰、貴族(領主)と百姓(農奴)との葛藤、百姓の知恵。いつの間にかトルストイ晩年の大作だと思い込んでいたが、なんと36か37歳から書き始め、40歳の頃に完成。信じられない。再読だし、この時節柄なので、大河に身を任せるよう、急く思いを抑えて敢えてゆっくり読んだ。

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