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2020/04/30

荷風の韜晦趣味?

Platon_20200430131301 ← メアリー・セットガスト著『先史学者プラトン―紀元前一万年‐五千年の神話と考古学』(山本 貴光/吉川 浩満【訳】 朝日出版社)「戦争も、信仰も、アートも、先史時代に始まった。(中略)神話と考古学の最古層に「文明以前の人類世界」を探る刺激的試論」

 床屋さん 行くべきか 行かざるべきか 不要不急と云えば返す言葉もない。また、ハサミで切るか。鏡二つ使って。ま、もっと長くなって切羽詰まったら考えよう。

 昨日の呟き……というか愚痴……というか悲鳴:
 営業開始七時間余り。仕事、全くなし。やったこと:スマホいじり 読書少々 居眠り ラジオやワンセグテレビ ラバトリー4回(散歩) 背伸び お喋り 呆然と空を眺める 面影を追う 将来を悲観する 過去を悔いる 。
 延々16時間、同じ状態だった。全く売り上げがなかった。

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2020/04/29

チャタル・ヒュユクは世界最古の都市か

B1936 ← 「チャタル・ヒュユク母神像。二匹のライオン(ないし、猫科動物)が脇にいる」 (画像は、「チャタル・ヒュユク - Wikipedia」より)どことなく我が日本の縄文式土器の土偶…ビーナスを連想させる。

 昨日(29日)は、死ぬほど暇だった。とうとう営業中に一度も客が来なかった。売上ゼロ。読書ばかりがはかどる。読んでいたのは、日本の朝鮮よりの渡来文化の本と、永井荷風を追想する本。
 さて、気分一新。

 チャタル・ヒュユク は、「チャタル・ヒュユク(ホユックあるいはフユクとも)は、アナトリア地方南部、現在のトルコ共和国、コンヤ市の南東数十km、コンヤ平原に広がる小麦畑をみおろす高台に位置する新石器時代から金石併用時代の遺跡である。その最下層は、紀元前7500年にさかのぼると考えられ、遺跡の規模や複雑な構造から世界最古の都市遺跡と称されることもある」(「チャタル・ヒュユク - Wikipedia」より転記)。

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2020/04/28

庭仕事のご褒美は銭湯

Aozoa-2 ← 内庭に立つ。木立ちの隙間から青空。葉っぱも透けて気持ち良さそう。

 ツーリングすれば良かったかな。何処へ行っても3密にはならないし。ただ、二日連続の庭や畑仕事でダウン気味。今日は自転車で買い物だけ。
 昨日スーパーへ行ったら、ウェットティッシューが久しぶりにあった。仕事中に食事するので、必需品。もう何年来の常備品。買えて、ホッとした。

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2020/04/27

トルストイ「戦争と平和」再読した

Tubaki_20200427204601 ← ツバキだろうね。新芽が勢いよく。花はほとんど落ちたけど、まだ僅かに残ってる。ツバキ、庭のあちこちに育ってくる。気が付いたらサザンカよりツバキのほうが多くなってる。モミジほどじゃなかろうけど、結構繁殖力が強いのかな。

 会社の仕事 暇。売り上げ 7割減。良くなる見通しがつかない。営業中に飲むお茶……自販機で買うお茶代を節約するため、自作のお茶持参。ワイシャツは、毎回クリーニングに出してたのを、2回着てから出す。銭湯は月2回。家の内外の不具合は見て見ぬふり。
 とりわけ、本が買えないのが辛い。幸いというか、蔵書があるので、いろいろ引っ張り出してきた。不思議なもので、この数年で読んだ本より昔の本のほうが印象深い。ん? 歳のせい?

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2020/04/26

イチゴなどの苗を植えた

Botan  ← 畑の隅っこに花一輪。

 朝方は、いい天気で、ウグイスの堂に入った鳴き声に魅入られ、でも姿は見えないことに焦らされていた。そのうち風に木立ちが揺れだし、不穏な雲が。いかにも雨になりそう。案の定、雨に。これは今日は外仕事なしだなと、瞬間湯沸し器のお湯で洗髪。スッキリ。読書に専念……と思ったら、雨、小降り。昨日買ってきた野菜の苗を植えちゃおう!と、着替えし、用心に雨具を羽織り外へ。

 が、雨が強まり、納屋で寄せ集めてある枯れ枝や落ち葉の整理。するとまた小降りになり、思いきって苗を植える作業に着手。と、また雨が強まる。もうどうでもいいやと、合羽着てるし、鍔の広い帽子(多分、お袋が畑仕事に被っていたと思われる、女性用作業帽)も被っていることだし、苗植え作業続行。

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2020/04/25

苗や種を買いにホームセンターへ

Taizan ← 仕事が暇ということで、本来は出勤日なのだが、今日は休みに。快晴。外出自粛。青空のもと、庭仕事するかな。溜まっている枯れ枝の整理とか。あ、今年はまだ野菜の苗、植えてない。というか、買ってきてない! 画像は、泰山木。逞しい!

 コロナの影響で、収入激減。書店で本を買うのは当分、無理。消費税もアップしたし。書庫をひっくり返して、再読する本を物色。その気になれば、これまで手付かずだった父の蔵書もある。ほとんどが歴史小説、時代小説で、娯楽本なので、もっと齢がいってから読むつもりでいたけど、そうもいかないか。とりあえずは、書棚の後ろから引っ張り出した本の中から何冊かを読む候補にした。

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2020/04/24

万歩計の日々へ

Momijiko ← 画像は、庭に生えてきたモミジの子たち(だからって、モミジコじゃない)。

 一昨日、スマホに万歩計のアプリ。昨日は1300歩余り。なんじゃこりゃー、だ。庭仕事しないと(雨で)こんなものか。
 万歩計を使うのは20年ぶりか。腰(ベルト)に引っ掛けるタイプ。通勤はバイクのみ、仕事は座りっぱなしなのに3000歩余りを示した。半年ほど使ったが、数値が信用できず、止めた。今から思うと、案外と妥当な数値だったのかもと思う。
 歩数計。昨日は、3800。今日は昼過ぎで500。このうち、庭仕事400か。買い物からの帰り、そのままの姿で一時間ほどの草むしり、落ち葉拾い作業。午後から雨の予報なので慌てて。汗が滲んで背中が冷えてきたので、急いで作業やめ。歩数計の数値、歩いた歩数だけカウント? ウンチングスタイルという重い負荷は埒外なのね。タクシー乗務員の一日の歩数はこんなもののようだ。

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2020/04/22

出社に及ばず

Nagai ← 柏原兵三著『長い道』(桂書房) 出版社の案内によると、「太平洋戦争末期、父の古里へ一人で疎開した少年。土地っ子の級長は手下どもを動員して、彼を除け者にしたり、献上品を出させたり、強制的に話をさせたり、さまざまな屈従を強いる。しかし、ついに魂をゆるがす暴力が発生して物語は最高潮をむかえる。洗練された都会の文化としぶとく完結した田舎の文化の衝突。疎開文学の最高傑作」とある。

 数年前、富山ゆかりの芥川賞作家(戦争からの疎開)ということで読んだ。本書が原作で映画にもなったし、井上陽水の曲がヒットしたことでも知られる。小説としても面白かった。疎開した地へツーリングした。ゆかりの場所を地元の方に訪ねたら、びっくりされていた。地元でさえ、忘れられつつある?
 拙稿:「柏原兵三著の『長い道』を読み始める」「柏原兵三・前田普羅の面影を求めて(上)

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2020/04/21

久しぶりに銭湯へ

 久しぶりに銭湯へ。三週間ぶりか。さすがに客が少ない。気を使わなくても、三密は避けられる。寂しい限りである。ずっと水浴び程度のシャワーで済ませてきたので、ゆっくりお湯に浸かって快感。垢もしっかり流せた。髪もシャンプーを使って洗った。髪の根元の垢も落ちたような。体重も測った。前回より微増。減ってほしかった。

 父の書棚を整理がてら、ひっくり返してみた。父が亡くなった十年前、書庫を整理。父の蔵書の後ろ側に我輩の古い本を押し込んだ。久しぶりに引っ張り出して、何か掘出し物でもないかと期待したが、大した収穫はなし。若い頃、結構つまらない本を読んでたなと、呆れた。当時は読みたくて買ったんだろうが。年齢を重ねると古典へ向かう。繰り返し読むに耐えるのは、古典ってことか。でも、新しいもの好きなんだよなー。

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2020/04/20

今年も苧環の季節到来

Asebi ← 馬酔木。小雨に濡れて風情が深まる。

  暇ってわけじゃないが、食事時など、録画でコロンボや相棒、ドリフターズを観てる。新しいドラマは観る気しない。コロンボは在宅の人が多いから、埋め合わせに組み込まれたのかな。いずれも繰り返し観たもの。ストーリーは分かってるけど、ながらで観れるのが助かる。

 下記するが、昨日の庭仕事のやりすぎ後遺症もあって、節々が傷む。雨や風が強かったこともあり、外仕事はサボって、読書に専念……のはずが、やはり、疲れのためか、日中は転寝の連続に終始した。

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2020/04/19

かくも長き自粛の日々に

Toyama_20200419202101 ← 『富山県の歴史散歩 歴史散歩シリーズ 16』(富山近代史研究会歴史散歩部会=編 山川出版社) 「住所・交通機関や地図により,実際にたやすく見て回れる。文化財公開施設・おもな祭り・散歩便利帳・参考文献・年表など付録も充実」

 『富山県の歴史散歩 歴史散歩シリーズ 16』を読了した。再読。実に充実している。初回は帰郷した08年に買って読んだ。18で富山を離れた吾輩は富山のことを知らない。少しでも早く知りたくて、せっせと読んだ記憶がある。今回は、日に十頁ずつゆっくりじっくり。12年ぶりに読んで、少しは富山の方々を訪ねた。特にこの3年はバイクでのミニツーリングの形で各地を訪問。本書を読んで、旧石器時代の遺跡を始め縄文の遺跡など、実に豊富な名所旧跡があることを知った。本書は座右の書にして、月に一度か二度、ぱらっと捲った頁で目についた箇所を訪れていきたい。

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2020/04/17

差別もあれば応援も

Momiji_20200417212101 ← もみじって、凄い繁殖力。今頃の時期は、可愛いもみじが数えきれないほど地面のあちこちから芽吹いてる。昨日も、可哀想だけど、せっせと芽、引っこ抜いていた。読書メーターのある方が、鉢植えするのも面白いって。なるほど。ある人曰く、苔の中だからモミジの種が育つのではと。

 富山市民病院でクラスター発生。ナース(の子たち)などへの偏見や差別も。帰れなくて泊まり込みで頑張っているのに。一方で、応援してるよ、の声も。ナースさんたちに宿を提供するよ、の応援も。こうでなくっちゃね!

 家庭で自粛。子供や奥さんの居る家庭では、煙草はダメだよって、マスコミは強く警告を発しないと。

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2020/04/15

地元愛を育みたい

German ← ジャーマンアイリスだと思う。花に元気がない。咲く場所……足場が悪い。

よせばいいのに、サンダルのまま庭仕事していて開花に気づいた。それにしても雑草、凄い。珍しく近所の奥様方とお喋り。どうしても、コロナ中心。子育て中の方たちは我輩などよりひときわ大変だろうなー。
 梅の木、60年くらい。今年も芽吹かないと思っていたら、一本の枝だけ若葉がちらほら。梅の実は今年も期待薄かな。哀れな姿なので、画像は載せない。

 

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2020/04/13

疫病のもたらすもの

Kaede ← 小雨の中、内庭散策。カエデの新緑が瑞々しい。椿の赤紅や濃緑とのコラボ。

 トルストイの『世界文学全集 48 戦争と平和Ⅱ(1978)  』(集英社)を読み続けている。
 今日は風雨。終日、家に籠っていた。外仕事もせずに。読書に専念し、本書の残り150頁を読み終えたかった。でも、頓挫。活字が細かくて、数頁読むごとに休憩。老眼の悲しさ。初めて読んだときは肉眼だったなんて、我ながら信じられない。 

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2020/04/12

パイプ車庫の屋根補修

Kusuze ← 幸田 文著『崩れ』(講談社文庫)「自然の崩壊に己れの老いを重ね、生あるものの哀しみを見つめた名編」「崩れ見てある記」と帯にある。

 今日もしっかり庭や畑仕事。もとは田んぼだった畑の草むしりをようやく終了。畑の土を耕し、コンポストで生ごみや雑草を溜め、一年かけて熟成した土を畑に撒いた。あと、パイプ車庫の屋根の補修。屋根はビニールシートなのだが、数年経つと傷み破けてくる。新しいシートを被せるわけである。一人でやると、なかなか面倒な作業である。ということで、本日も三時間の作業で、あとになって足腰が傷みそうで心配。ま、運動だと思っておく。

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2020/04/11

消費税不況とコロナ不況が直撃

Yanagi ← [画像は、昨日9日、訪れた柳田布尾山古墳。丘の上から海辺(南西)を望む]

 昨日、見学して回った氷見市や隣接する高岡市だが、阿尾 万尾 島尾 寺尾 中尾 三尾 更には地名には見当たらないが、柳田布尾山古墳と、「尾」の付く地名の多いことに気付かされる。たまたま? 「尾」にはこの地に関わる何かを示してる? 帰宅したら調べてみたい。

 スマホで調べたら、「「尾」には山の裾の伸びた所という意味があ」るとか。成る程、動物の尻尾もそうだよね。「もともと楓のように派生した尾根状の地形でした。 それで、高い尾根を高尾、長い尾根を長尾、松のあった尾根を松尾といったのです」とあった。

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2020/04/09

片雲の風に誘はれて

Koenn-2 ← 片雲の風に誘はれて、漂白の思ひやまず……春立てる霞の空に……ではないが、久々にバイクを駆って富山県氷見市飯久保にある光久寺へ。何年の創建か分からないが、親鸞が越後へ流罪となったおり、この寺に逗留。住持が親鸞に帰依し真言宗から浄土真宗に転じた。茶庭が有名で俯仰園(ふぎょうえん)とも称し、加賀藩の御用をつとめた能登の造園師駒造(こまぞう)により、宝永年間(1704~11)に造園された。観たかったが本堂の奥で窺えず。ゆかりがあり太子信仰の中心寺院なのだが、訪れる人は少なくなっているようだ。惜しいなー。ゆかりのある庭園が荒れていたらがっかりだと、敢えて踏み込むのを控えた。

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2020/04/07

そこには私が居る

Himi2 ← この道の先。曲がりくねった長い道。人の道が森を引き裂いていくのか、深い森が道を呑み込むのか。一時間も停まっていたのに、車は1台も通らなかった。森の道は何処かへ続いている。迷っても先が見えなくても諦めない。どんなに淋しくても、そこには私が居る。私が待っている。

 今日は、いい天気だった。外出すべき用事は多々ある。確定申告もしないといけない。姉の家にもいかないと。ホームセンターへも行きたい。本屋へも。バイクを駆って富山の歴史巡りのツーリングへも行きたい。が、結局、庭仕事。納屋の中の枝葉の片付けと、表の畑の草むしり。これが相当な伸びようで、かなりの重労働だ。汗だくになり、シャワーを浴びた。ちょろちょろしか出てこないが、真冬の時期よりは寒さが和らいで、艱難辛苦のシャワーではなくなってきたのがちょっと嬉しい。

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2020/04/05

所在なさげに

251054_20200405204501  ← デヴィッド・クリスチャン / シンシア・ストークス・ブラウン / クレイグ・ベンジャミン 著『ビッグヒストリー われわれはどこから来て、どこへ行くのか 宇宙開闢から138億年の「人間」史』(石井克弥/ 竹田純子 / 中川泉 訳 長沼 毅 日本語版監修  明石書店 ) 「最新の科学の成果に基づいて138億年前のビッグバンから未来にわたる長大な時間の中に「人間」の歴史を位置づけ、それを複雑さが増大する「8つのスレッショルド(大跳躍)」という視点を軸に読み解いていく。宇宙論、生物学、化学などの自然科学と歴史学、地理学、社会学などの人文社会学が融合した「新しい学問」、ビッグヒストリーのオリジナルテキスト」

 いつもの草むしりメインじゃなく、納屋で溜まっている枝葉の整理。大きなビニール袋にドンドン詰め込んでいく。焚き火に最適の小枝なのに、燃えるゴミの日に出す。勿体ない。ガキの頃はまだ、焚き火(ドラム缶での焼却)は市の条令で禁止じゃなかったから、焼きイモなんて楽しめたっけ。
 さらに、固まる土を昨日、3袋買ってきた。縁側のコンクリート縁台下に沿って幅30センチほどで撒いた。

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2020/04/04

宅配ボックス設置

Sakura ← 富山、今日、サクラ……ソメイヨシノ満開宣言。富山市内一番のサクラ並木、松川沿いには、車の行列。宴会は自粛だけど、人の出はなかなか。

 宅配。不在のことが多い。宅配ボックスを買いに行った。大きなホームセンターだったけど、なし。大きめの郵便ポストだけ。多分、あってもハンコを押すタイプだと高そう。結局、車用の収納ボックスにした。中にハンコを入れておいて、勝手にハンコを押してもらう。どうせ、カネ目のものはない。主に古本を買う際に使う。

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2020/04/02

小さな町でもいろいろ起きる

Toisty ← 『世界文学全集〈47〉トルストイ (1978年)戦争と平和』(原久一郎/卓也訳 集英社)

世界文学全集〈47〉トルストイ (1978年)戦争と平和』を読了。同じ本書での再読。
 感想? 感想など書けない。ただ、ひたすら凄い作品としか云えない。第一分冊だけで、堪能。全編細部に渡って神経が行き届いている。これ以上、何を書くの! 徹底した求道者。国家から危険人物扱いされ弾圧されるほどの。奥さんを始め、まわりの凡人は理解できずに振り回され苦しんだのも無理はない。早速、第二巻へ。

 

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