生暖かなミカンはお勧めできません
← 庭や畑には、水仙、木瓜、椿、アンズなどが咲いている。負けじと、ムスカリも。何の世話もしないのに、毎年。思えば、帰郷した頃に植えた。なぜ、この植物だったのか、分からない。いろいろ植えて、今も生存している健気な花。暖かい。こういうのを、凱風快晴と云う? 暇なので、散歩がてらに郵便局へ。お年玉年賀葉書の交換に。一枚だけ。手元には何十年分の年賀切手がある。生活にこんきゅうしてるし、換金したい。
仕事。車のトランクに朝、おやつにと果物を。バナナはまあまあ。ミカン、不味い。生暖かなミカンはお勧めできません。
草苺……初耳。そういえば、母が健在だった昔、畑の隅っこに苺を育てていた。食べた記憶はないけど。不況が当面、続きそうです。今年は野菜(と果樹)作り本腰でやるかなって。昨日、給料もらったけど、額に愕然。出来高払いので覚悟はしてたけど。来月はもっとひどくなりそう。再読が増えそう。
← ジョージ・エリオット作『サイラス・マーナー』(小尾芙佐 訳 光文社古典新訳文庫)「友と恋人に裏切られ、神にも絶望して故郷を捨てたサイラス・マーナーは、たどりついた村のはずれで、機を織って得た金貨を眺めるのを唯一の愉しみとする暮らしをしていた。そんな彼にふたたび襲いかかる災難……。」
ジョージ・エリオット作の『サイラス・マーナー』を今朝未明に読了。吾輩は、94年に「ロモラ」を読んで以来のエリオットファン。話の筋は上記のようだが、物語としてさすがにドラマチック。同時に、古典らしいある意味、出来過ぎかなと思わせる展開でもある。近代の小説を読みなれた我々には突っ込みところ満載だろう。女の子を預かって育てて危ないことはなかったのか……。それでも、随所に鋭い描写があって、退屈させずに読ませてくれる。次はいよいよ、「ミドルマーチ」に挑戦したい。
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