蹲踞で庭仕事3時間はきつい
← 鎌田 浩毅著『富士山噴火と南海トラフ 海が揺さぶる陸のマグマ』(ブルーバックス)「2030年代の発生が予想される次の南海トラフ巨大地震に「令和の大噴火」が連動すれば、西日本が壊滅的な打撃を受けた直後に首都圏の機能が停止し、国家的な危機に陥るおそれがある。私たちはこれにどう備えればよいのか?」
曇天、折々の雨。庭仕事、ちょっとやり過ぎ。夕方、ほんの仮眠のつもりが、気が付いたら九時近くに。やはり、体に堪えている。今日やったのは、例によってトングを使っての杉の倒木崩し。雑草むしり。バケツに4杯か。庭木の根元周辺に撒いた。堆肥になってほしい。
以下は、昨日の呟き:今日富山も気温が20度に上がるとか。五月並み。なので、自作のお茶500cc2本を持参。町で買うと1本150円。ポットで作ったお茶(緑茶と番茶のブレンド)だと、2本で百円ほど。節約。しがないねー!
スーパー、ポイント何倍という日は、めちゃ混み。そうでないと、閑散。何年来の不況でこの現象に慣れている……けど、コロナで一層ひどい。我輩、最近、カップ麺が増えている。そうそう、今年は野菜作り、励むつもりです。
鎌田浩毅著の『富士山噴火と南海トラフ 海が揺さぶる陸のマグマ』を読み始めた。前文によると、1707年の宝永の大噴火以来、鳴りをひそめていた富士山の地下で2000年、地震が起き始めた。2011年3・11の東日本大震災で富士山をめぐる状況は一変。同年3・15には富士山で震度6強の直下型地震が発生。もはや富士山は噴火「スタンバイ」状態に。場合によっては、噴火にとどまらず「山体崩壊」の可能性も。コロナも大変だけど、南海地震も差し迫っている。20年から30年以内の可能性が高い。
本書には噴火対策が具体的に述べられている。これから読んでいくに際し、一般論で言うと、京などへの一極集中は危機に弱い。全国各地に中核都市を。特に日本海側各地への機能分散。地産地消(再生可能エネルギー都市)への大転換が肝要。
← ウラジーミル・ナボコフ 著『ナボコフのロシア文学講義 上』 (小笠原 豊樹 訳河出文庫 )「世界文学を代表する巨匠にして、小説読みの達人ナボコフによるロシア文学講義録。上巻は、ドストエフスキー「罪と罰」ほか、ゴーゴリ、ツルゲーネフ作品を取り上げる」
ウラジーミル・ナボコフ 著『ナボコフのロシア文学講義 上』 を読了した。ほぼ全文、車中での待機中に。消費税不況とコロナとが相俟って、仕事が極端に暇。
夜半前、駅で待機していたら、財布を落としたという女性が、東京まで乗せてくれと。おカネは後で。夜中の12時というのは、きつい。せめて十時だったら、東京着が4時で、睡魔に襲われることなく走れただろう。断るしかない。他のタクシーが載せていったのだろうか。
本書を再読して、改めて認識させられたことが多々。ゴーゴリが「死せる魂」の第二部を書き得なかった作家の悲劇がまざまざと。ナボコフ節、炸裂。ツルゲーネフは、大概の作品は二度は読んだが、「父と子」くらいは、もう一度読むかな。我がドストエフスキーの芸術性が……芸術性のなさが指弾されている! 「罪と罰」での、娼婦ソーニャの存在感のなさは、18で初めて読んだ時にも強く感じた。ドストエフスキーは、殺人は描くけど、娼婦のリアルは描けない。きっと、万が一にもトライしたら、自分の野蛮さが露見するからだろう。
若きドストエフスキーが政権批判で逮捕され、ある要塞に閉じ込められた。この要塞の司令官……ナボコフ将軍は、著者ナボコフの先祖。この将軍と時の皇帝ニコライ一世との間で、ドストエフスキーら囚人たちに関して取り交わされた書簡は面白いとナボコフが書いている……が、内容には言及なし。ナボコフのイジワル!
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