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2020/02/07

瞬間湯沸かし器シャワー!

Yuki ← 富山、一晩であっさり雪景色。積雪10センチ余りか。山にはもっと降って、富山県での冬の国体開催に望みが出てきた。もっと降れー、山に! 本日は晴天なり。昨日も、今夜からも雪なり。つららっちゃってます。

 お昼過ぎ、髪(頭)が痒くて、シャワーを浴びようとした。裸になって、さてお湯加減はと、カランを回したら、お湯が、水が出ない。慌てて脱衣所に出たら、暖房が……停電。そういえば、工事がなんとかというビラが入ってた。でも、電気じゃなかったはず。ブレーカーか。とりあえず、下着だけは着用。風邪は嫌だ! やはりブレーカーが落ちてた。エアコンなど各種電源も入った。気を取り直して、浴室へ。
 が、シャワーのお湯が、というか、水が出ない。え? ブレーカー落ちると(電気が切れると)風呂場のシャワーも止まる? ボイラーなのに? というか、ブレーカーはOKにしたよ。台所の水は出るし。謎だ。ああ、頭が痒い。ここは、伝家の宝刀の出番だ。

 それは、台所の瞬間湯沸し器だ。台所には暖房はない。でも、頭の痒みは我慢ならない。寒さを堪え、上半身裸になり、台所の流しに頭を突っ込み、瞬間湯沸し器からのお湯でシャワー。周辺が水浸しになろうが、構うもんか。誰からも苦情は来ない。いやー、頭がスッキリした。ただ、風呂場のシャワーが出ない謎は、置き去りである。

 ちなみに、夕方、食後にも、改めて瞬間湯沸かし器シャワーで洗髪した。

 冬。バイクに乗れない。バッテリー上がりが心配で、20分ほどエンジンオンに。来月には乗れるかな。

 山に近い里では、クマやイノシン、サルなど野性動物の被害が深刻化。富山も例外ではない。そんな中、今朝、テレビで、獣たちとの棲み分けに成功している町が紹介されていた。しかも、行政主体じゃなく、住民主体。富山県朝日町。山1つ越えたら新潟県。山林が多くの地をしめている町。
 基本的には電気柵。総延長27キロ。資金として各家庭が毎月、百円ずつ積み立てている(行政からの補助があるのかは分からなかった)。
 クマもイノシンも罠を仕掛けたりして捕獲、あるいは駆除もするが、電気柵で、まずヒトの被害を無くしている(この何年か、人的被害がないとか)。簡易な柵(メンテナンスが頻繁に要る)からガッチリした柵への切り換えも行っているとか。住民の理解と協力あっての成果。ここまで来るには、中心となって活動してきた方がいた。
参照:「富山県 朝日町 鳥獣害対策について
   「住民総ぐるみの鳥獣対策|NHK 富山県のニュース

______a________20200207204101 ← 髙村 薫著『我らが少女A』(毎日新聞出版)「動き出す時間が世界の姿を変えていく  人々の記憶の片々が織りなす物語の結晶」

 髙村 薫作の『我らが少女A』を本夕、読了。なかなかの読書体験。さすがに高村氏だけあって、犯罪モノだが、ありがちな刑事ドラマ、犯人を捕まえました。犯罪者やその周囲にいろいろ事情があっても、殺人はいけません、と説諭して終わりというような安直な物語のはずがない。
 と言いつつ、吾輩は高村作品に接するのは初めて。どうやら本作に登場する合田氏は高村作品に馴染む読者には旧知の人物らしい。だから、刑事(上がりである合田の動向や胸中をも折々挟まれている。が、物語の比重の上では、狂言回し的な人物も含め、あくまで十人余りの主要人物たちと同等に近い扱いである。
 ひょんなことから今発生した殺人事件が12年前の殺人事件と何らかの関係があることが察せられた。刑事たちだけじゃない、諸々の関係者たちの、12年前そして今の生活が徐々にフラッシュバック風にそれぞれの胸中に蘇る。
 あの日、自分が気づかなかったことの真相は実はこうじゃなかったのか。それぞれに切実な思いが積み重なって真実が明らかになる……のだろうか。逆に、時の流れと積み重なった人生が過去を改めて忘却の海に沈めてしまうのも人間の実相ではないのか。
 謎は解き明かされるのか、それとも……。

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