トイレで本や新聞を読む心理
トイレで大をすると、必ず空中に微細なその成分(実)が浮遊するとか。だから、衣服にも壁にも、床にも、(持ち込んだなら)新聞や本にも付着するのは避けられない。床や壁は拭けるし、服は一日も経ずに着替えるが、本は…。
図書館で催すという話も仄聞しますね。吾輩はそんな経験はないです。読むことなのか、本の匂いなのか(トイレという狭い密室なので、本の匂い係数が高い?)、活字(印刷)のインクのにおいなのか、場所的な落ち着きが安心感をもたらすのか、誰が研究者が調べているような気がします。
← アレックス・バーザ著『狂気の科学者たち』(プレシ 南日子【訳】新潮文庫)「科学発展の裏には奇想天外としか言いようのない実験数々があった。(中略)信念に基づいて真実を追究する科学者たちを描いた戦慄(と笑い)のノンフィクション!」
アレックス・バーザ著『狂気の科学者たち』を読了した。ほとんどを車中での待機中に読み、残り20頁ほどを自宅で。内容は、まさに真実を知りたい、あるいはひたすら好奇心で、それとも社会に貢献したい、有名になりたい…と、動機は様々だが、尊敬するしかない科学者や血も涙もない科学者など、やはり知的に飛びぬけた人は、やることも吾輩のような凡人の常識を超えるなという感が強かった。
劉 慈欣著『三体』(大森 望/光吉 さくら/ワン チャイ【訳】/立原 透耶【監修】 早川書房)「を読みだしている。
昨日読み出して百頁ほど。頁を捲る手ももどかしい……には至っていない。今後に期待か。宇宙論や超紐理論などかなりの本は読んできた我輩を驚倒せしめるにはかなりの力業が必要。SFファンなら尚更だろう。まして、マンやカフカ、メルヴィル、マルケス……などを読んできた我輩、人物像や人間ドラマや場面々々の叙述など、雑駁過ぎて読むのが辛い。中学時代だったら、とっくに夢中になっていたのかな。
筋違いの感想にもならない呟きだとは分かってる。でも、「惑星ソラリス」や「白熱光」(?)とか、凄いSFは既にある。ま、明日以降に期待する。
SFファンならずとも、ミチオ・カクの示す、物理学的に実現可能な未来の技術の数々を知っているだろう。凡人には想像を絶するね。
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