最後の1本に
← アレックス・バーザ著『狂気の科学者たち』(プレシ 南日子【訳】新潮文庫)「科学発展の裏には奇想天外としか言いようのない実験数々があった。(中略)信念に基づいて真実を追究する科学者たちを描いた戦慄(と笑い)のノンフィクション!」
カレー、一時期手作りに凝った。ビギナーズラックで、たまたま作ったら上出来だっから。あれこれ工夫していったら、段々目も当てられないカレーに。今は、身の程を知ってインスタントオンリー。リッチなカレーが食べたくなったら、二袋にしたり、ホタテ貝柱を足したり、最小限の手間で。
年初からシャワーの際、シャンプーを使わず、お湯だけ。頭髪頭皮ともすこぶる快調。痒みもフケも以前より格段に減った。やはり、シャンプーは不要だし、むしろないほうがよかったんだ。体にも石鹸も何も使わない。シャワーなどだけ。垢擦りも回数を減らした(入浴の回数が減ったからだが)。
本日、歯医者へ。このところ痛くて食事もままならないようになっていた。先週末から日曜には、にっちもさっちもいかない。とうとう昨日に明日(つまり今日)は歯医者へ行くと決めた。
そして今朝、朝食もやめて、歯医者へ。前回、その医院の女医さんに口の中が臭いと指摘された。口の中を掃除されたり。なので、モンダミンで鵜飼したりして病院へ。そしてとうとう残っていた2本の歯(下左奥歯)のうちの1本が抜歯された。驚いたのは、歯を抜く措置が全く変わっていたこと。
いよいよ残りはたったの1本。それも風前の灯状態だ。
アレックス・バーザ著の『狂気の科学者たち』には、以下のような具体例が数々載っている。
コカ・コーラやペプシのそれぞれのファンに集まってもらって、ブラインドテストを行った。結果、味の違いが分からなかった。それぞれファンじゃないはずの銘柄が好きと答えたり。
さらに、コカ・コーラについて、コカ・コーラのラベル(表示)のあるものと、ないものとで味比べしたら、ラベルのあるほうが美味しいというファンが多かった。ペプシについても同様の味比べしたら、表示の有無で味は変わらないという結果。どう考えるべきか。
コカ・コーラのほうが宣伝上手? ブランド力がある?そりゃそうだ。なんたって、サンタクロースの真っ赤な衣裳を流行らせたのはコカ・コーラ社だものね。
ところで、本書によると、どちらか一方の飲み物のほうが圧倒的に虫歯が多いとか。さすがに銘柄は明記できなかったんだろう。消費者庁の担当官、調べてみたら。
← 実重重実 著『生物に世界はどう見えるか 感覚と意識の階層進化』(新曜社)「細菌から植物、カビ、動物まで、あらゆる生物は感覚を持ち、世界を認識している。それはどんな世界だろうか。私たちの意識は、そこからどのような過程を経て生まれてきたのだろうか。最新の知見に基づきつつ想像力も駆使して生物の中に潜り込む探索行」
実重重実 著の『生物に世界はどう見えるか 感覚と意識の階層進化』を昨日未明、読了した。本書については随時、気になったことを書いてきた。
昨日も、鳥は4原色。平均的な小鳥は、1年間に100万匹の昆虫を捕らないといけない。1日2740匹の昆虫を食べないといけない。多忙だ。俳句を嗜む方は、今後はこの事実を踏まえて作句しないとね。などと。
鳥は、1~10ヘルツの低周波が聞こえる。場合によっては、音源の性格によっては、音源が1000キロメートル以上離れていても聞こえることも。地獄耳どころじゃない!
以前も触れたが、何が大事って、「意識に関するケンブリッジ宣言(The Cambridge Declaration on Consciousnes)」が2012年に出されていること。生きたタコを茹でるなんて、とんでもない!
人間は視覚に由来する認識を特に進化させた(視覚そのものよりも)。一方、嗅覚や聴覚は進化させなかったか、犠牲にした。味覚も優れていると自惚れているがさほどではない。あくまで見た目や知識に相関させているだけ。犬の嗅覚が優れているというが、哺乳類の中では平均的。鋭い動物は他にいる。犬は人に近いから嗅覚の鋭さを実感している。鳥の視覚や聴覚は想像をぜっする。コウモリの能力も驚異的。闇の中で大きさや固さも把握する。
山茶花よ、椿を見倣いなよ。花が形を保ったまま散ってるよ。咲いてる時だけじゃなく、散り際も美事。それに引き換え、山茶花といったら、バラバラと散らばって、見苦しいことこの上ない。掃除が大変だし。もっとも、散る場所が庭(土)の上だったら、山茶花の赤紫の花びらが散っている光景も悪くはないかな。
我が家の山茶花。昔は、散っても敷地の中だったのです。ところが、地元の方の車道にするため、庭先(生け垣)を幅1メートルずつずっと道として提供したのです(固定資産税は払ったままで)。提供した土地は車道。アスファルト道。山茶花から散って路上に散在する花びらは、他人からしたらゴミですよね。善意で提供したからって、誰も感謝しないし、まして掃除なんて誰も。ひたすら、無為な味気なさ。
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