禊のために銭湯へ
← デイビッド・モントゴメリー/アン・ビクレー著『土と内臓―微生物がつくる世界』(片岡 夏実【訳】築地書館)
腸内細菌の話題が盛んになっている。腸にいいサプリがどうしたとか。しかし、腸に限らず人の体に共生する細菌については、研究は緒に就いたばかり。
腸内フローラなど、人体と共生する細菌関連の本が目立っている。我輩は、めぼしいものは読んできた。中では本書が一番視野が拾い。腸内フローラも大切だが、そのためには体調維持も大事。そのためにはバランスのいい食事。そのためには、野菜などを育てる土地、つまり土……大地が大事。山や川や大地や海、生き物(の環境)が大事。
拙稿「動植物は微生物の海を泳いでいる」
カーナビ、親切にも、「この先、ヒヤリハット地点があります」と教えてくれる。が、「ヒアリハット」と聞こえて、ヒヤリする。
年賀状欠礼の葉書が来た。親戚。父の姉。なんと5月に103歳で。この夏、中元のやり取りしていた! 住む地が遠い。我が家は本家だから、電話連絡があったのだろうか。スマホにはなかったが。ショックだ。所要を済ませたら、やるべきことをしないと。
今日は銭湯へ。明日、病院で大腸の内視鏡手術のため入院。禊(?)で久しぶりに垢を流す。やはり、銭湯は気持ちいい。体重、この三年で6キロ減った。年に2キロのペース。食欲はあるので、体の不調で減っているわけじゃない。まだ、10キロ以上減らさないといかん。
← 『芥川竜之介紀行文集』(山田 俊治編 岩波文庫)「芥川の国内の旅行記と中国紀行をまとめる」
読んでいたら、「中国人が発明した阿片」なんて記述が。びっくり。紀元前数千年の昔からあったはす。麻薬として使われてきたはず。調べたら、やはりそう。イギリス人が中国に持ち込み、莫大な利益を得た。イギリス人が中国人に流行らせたんだ。
読んでいたら、タイガーバームガーデンなんて公園が。タイガーバームって軟膏が昔はあった。今もある? タイガーバームガーデンは、2000年に閉園。つい十数年前まであったんだ。キッチュな公園。
芥川は、グロテスク、美に反すると。そのわりに熱の籠った批評。目にしたんですね。
「客家出身の胡文虎は弟(胡文豹)の死を悲しんで「虎豹別墅(タイガーバーム・ガーデン)」を建てた。この兄弟は、シンガポールで”萬金油(何にでも良く効く薬)”を売り歩いて財をなした」とか。
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