通販の品物が届いたはいいが
買い物を片付ける前に庭掃除。雨や雪で落ち葉がひどい。まず、表の庭を竹箒で掃く。掃き集めた落ち葉は、樹木の根本に敷く。次いで裏の畑へ。ガーン。つい先日、徹底して綺麗にしたばかりなのに。
杏やキウイや栗などからの落ち葉がいよいよ最後の散り時。6本ある栗の木からの落ち葉がやばい。我が家の畑ならともかく、隣家の畑へ散っている。栗の木を眺めると、葉っぱはかなり落ちたようだが、まだ結構残っている。散ると顰蹙もの。已む無く、栗の木の枝を大胆に剪定……じゃないな、闇雲に切り落とす。これでもか! まだ、激しい運動はダメなんだけど、ついムキになってしまった。
通販のベルーナへ注文した商品が届いた。だが、数点注文したのに、来たのは1点だけ。残りは在庫がないらしい。ってことは、場合によっては次々に来る? 送料が嵩むじゃないか。まとめて注文して送料も最小にしたいのが消費者心理。しかも、なぜかサービス料が請求されている。バラバラに来てサービス料も上乗せにされて、踏んだり蹴ったりだ。
吾輩は、本など好きなものは店で買うのが好き。でも、衣料品は店へ買いに行くのが大嫌い。あれこれあって迷う。選択に困る。迷う。そのうちどうでもいいやとなって、適当なのを買って後悔する。ま、衣料品は現にあるものが磨り減るとか破れるとかしない限り、買わない。洗濯したり、清潔だけは気を遣うが、あとはどうでもいいのだ。だから、通販を使う。でも、通販も欠点があれこれ。
← 「新版 平家物語(四) 全訳注」(訳:杉本 圭三郎 講談社学術文庫)「「おごれる人も久しからず」――討たれた平家一族の首は都に曝され、捕虜となった重衡は六条を引き回される。平家の没落は、誰の目にも明らかだった。三種の神器を持ったまま敗走を続ける平家と、追う源氏、壇の浦でついに最後の戦いが始まる――。」
「新版 平家物語(四) 全訳注」を本夕読了した。
祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響あり。娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理(ことわり)をあらはす。平家物語の冒頭の一節。いつから読み出したか思い出せない。一巻読了しては町へ次巻を買いに行く。その繰り返し。長大な物語だけに、我輩も牛歩。それでも最後はせっかちな性分の我輩、松明を頭に括り着けた狂牛の如、駈け足で読むように。
平家物語の成立過程は不明の点も多いらしい。が、我輩はただ本書を楽しめばいいのだ。琵琶法師の語り物。本書は、語りの名手・明石検校覚一の残したテキストに拠る。「平家物語」は、やはり琵琶法師の語りの語調を楽しむにしくはない。「源氏物語」などに比べるまでもなく、庶民が聴いて楽しめるように工夫されている。現代語訳も平明でよい。語釈も解説も必要十分。長い悲劇の物語の旅が終わった。何だか淋しいのは、なぜだろう?
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