覚悟はあるか?
← 小熊 英二著『私たちの国で起きていること 朝日新聞時評集』(朝日新聞出版)「移民と自衛隊、社会の分断、沖縄と本土──。デモに出かけ、被災地に出かけ、隣近所に住む主婦とも日常会話する「行動する社会学者」の物の見方・思考法がわかる」。
以前は、微糖の缶コーヒーばかり。この数カ月、外でも自宅でもブラックばかり。砂糖はもちろん、ミルクも入れない。ブラック、美味い。一日に一杯のブラックが心地いい。
今日、突然姉が訪ねてきた。大和でセーターを買ってきてくれて、プレゼントしてくれた。短い時間だが、あれこれ立ち話。吾輩より五つ年上。同年代の女性に比べたら、とんでもなく若く見える。日々、相当に歩いているようだ。
小熊 英二著の『私たちの国で起きていること 朝日新聞時評集』を読み始めた。車中での待機中に読む。
朝日新聞時評集で、朝日新聞を取っている吾輩は、大概は読んできたはず。だが、改めて読み返すことに意味もあろう。政治や社会関係の本を最近あまり触れていない。
2016年4月~19年3月の時評集で、第二次アベ政権以降の政治の劣化が顕著だとつくづく感じる。内閣府もだが、役人の力が引き出せていない。政権への忠誠ぶり、忖度ばかりで、長い目と視野からの政策が乏しい。目先の利益や結果ばかりを追い求めている。これじゃ、ダメだ。
一昨日、吉川一義版の『失われた時を求めて 14 見出された時II』を全巻読み切った。6年以上に渡る付き合い。いろいろ感じることはあった。第13巻はまさに芸術論であり、第14巻(最終巻)は、肉体の衰え老いを踏まえての作家の覚悟が示されている。脳裏に描く巨大な課題、一方で限られている時間という切迫した思い。死が怖いと感じる。若いころに覚えるものとは違う恐怖。
今、死んだら何も果たせない。何物でもない無名の人として消えてしまう。文学的成熟、表現する技術や思想の成熟。熟れることは大事。だが、一方では書くには体力も時間も要る。ぎりぎりの瀬戸際で表現という荒波の海へ漕ぎ出す勇気。
かく言う吾輩。35歳で表現活動に入り始め、今年で30年。そろそろやらなきゃいけない。何ができるか、ではなく、やることが大事。覚悟はあるか?
あの山口と秋田に設置しようと政府が目論んでいる、地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」。電磁波や敵国の攻撃のターゲットになる危険性もだけど、その前に既に役立たずに。あの北朝鮮だって、とっくにレーダーを掻い潜るミサイル、開発しちゃったよね。レーダー2基で数千億円、ムダ。無用の長物を買ってくれたって、アメリカ(トランプ)が喜ぶだけ。アメリカから百機買う最新鋭の戦闘機だって50機買う頃には旧型になるよ。
国防は大事だよね。頭を使ってほしいよね。トランプに媚びたって、無駄。
山手線の新駅・高輪ゲートウェイ駅、来春開業。やはりこの駅名、変だ。何のゲートウェイなんだ? 気に喰わない。
富山には(富山に限らないかもしれないけど)、整体や癒しを謳うマッサージ店が目立つ。そんなに、癒されたい方が多いのか。効果、あるのかな? 一日に数人の来客で採算合う?
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