バイクを駆ってアール・ブリュットの作品群に会いに行く
← 富山県高岡市にある名刹「勝興寺」へ。大規模な改修が成ったので見学を兼ねて、「ボーダレス・アートセッション in 勝興寺 和美(わび)作美(さび)素生(すさ)の表現者たち」を見に。生の芸術(アール・ブリュット)のアーティストたちの作品群。
今日は明けの日。つまり夜半過ぎまでの仕事で、丑三つ時頃に帰宅し、真夜中の三時過ぎ、明かりを消した。
翌朝は、寝たり起きたりを繰り返し、昼前にようやく食事。一服して、さて今日はどうするか。天気がいい。外出するか。が、外は風は穏やかだが寒い!
バイクを駆って出かけたいが、寒さが辛い。でも、来月には雪だって降るかもしれない。下手すると来年三月か四月までは乗れないかもしれない。やはり思い切って飛び出そう。
新聞で発見した、「ボーダレス・アートセッションin勝興寺」を見に行く。アール・ブリュットは、関心を持ち始めて30年は越えている。せっかくの機会を逃したくない。
勝興寺にしても、大改修が一段落。一度は見ておかないと。
← 「ボーダレス・アートセッションin勝興寺」(2019年(令和元年)11月16日(土)~11月24日(日))「ボーダレスな表現が集まる展覧会「和美(わび) 作美(さび) 素生(すき)の 表現者たち ボーダレス・アートセッションin勝興寺」本展示会では、勝興寺を会場にアール・ブリュット作家の作品展示、工芸品販売、さをり織り体験などのワークショップ、映画「オキナワへいこう」,「描きたいが、止まらない」上映会、トークショーなどが開催されます」。
← 「富山県高岡市伏木古国府にある浄土真宗本願寺派の寺院。山号は雲龍山。本尊は阿弥陀如来。文化財を多く有することで知られる。かつては報恩講の際に御示談(僧侶と門徒が教義や信心について議論・質疑応答を行うこと)が熱心に行われていた」(「勝興寺 - Wikipedia」)が……。
車中ではソローの『森の生活(下)』を読んでいるが、自宅では、デイヴィッド・R・ビガン 著の『人類の祖先はヨーロッパで進化した』(馬場 悠男 監訳・日本語版解説 野中 香方子 訳 河出書房新社)や「新版 平家物語(四) 全訳注」(訳:杉本 圭三郎 講談社学術文庫)を牛歩の如く読んでいる。特に後者は長大な史書であり、ゆっくり楽しんでいきたい。
← 必ずしも誉め言葉ではないが、アウトサイダーのアーティストたち。アール・ブリュット(生の芸術)と呼ばれたりも。障害のある人たちのこと。絵画など何かの形で表現したくてならない。他者との関りが困難な、ある種の生き辛さを創作の形で情を示す。何かへの拘り。内に覚えるたぎるような執拗な衝動。
← レオナルド・ダ・ヴィンチの執拗な知的探求。解剖し人体の構造の全てを知ろうとするレオナルド。この表現者は精神と肉体、神経やリンパ腺の仕組みを解き明かすことで心の闇を明かす。
アール・ブリュット(生の芸術)関連拙稿:
「アールブリュットの作家・澤田真一のことなど」
「ヴォルス…彷徨う線刻の美」
「アウトサイダーアート…あなたはもう帰れない」
「谷川晃一著『絵はだれでも描ける』」
「埒外のアーティストたち」
「ディープブルー」
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