ルシア・ベルリン発見
← モミジの紅葉は、今年は叶わず。満天星躑躅はまずまず。灯台躑躅とも表記する。満天星躑躅って、誰が命名したんだろう? 凄い名称だよね。調べたら、「「ドウダン」は、枝分かれしている様子が昔夜間の明かりに用いた灯台(結び灯台)の脚部と似通っており、その「トウダイ」から転じたもの」(「ドウダンツツジ - Wikipedia」)とか。満天星もその流れかな。
晴れていたので、バイクで外出。帰宅して部屋に入ってびっくり。暖かい?! エアコン、消し忘れてた。がっくり。玄関に、下ろしてきたおカネをちょっと置いた……のだが、数時間後に思い出した。コーヒーを呑むため、お湯を沸かしたんだが、すっかり忘れて、他の用事で台所に行って気付いた。etc. この頃、こんなことばかり。薬のこともあるし、まずいなー。
他に仕事から帰って来て、手を洗おうと台所へ行ったら、水が出っ放し。滅多にないけど、戸締りも忘れることが。実にまずい。用心してるんだけど。
← プルースト 作『失われた時を求めて 14 見出された時II』(吉川一義訳 岩波文庫)「十年をかけて完結.全巻の人名・地名・作品名を網羅した索引を付す.(全14冊完結)」。
吉川一義訳の最終巻である『失われた時を求めて 14 見出された時II』を買ってきた。晴れていたので、バイクを駆って。往復して数キロの店だが、ちょっと遠回りして20キロのミニツーリングにした。岩波文庫のコーナーを観たが、他の巻が数巻あるだけ。出たばかりの本がない。何故、党外の場所に並べないんだろう。
とにかく、入手したので、年内には読みたいな。
← ミカンとサザンカのツーショット。ミカン、この十日間で20個ほど収穫したので、少なめ。我が家のミカンがこんなに美味いなんて、感激。ミカンには、恐らく鳥が突っついたのだろう、傷めいた箇所がある。だが、皮は食い破られていない。ミカンの皮の厚さ丈夫さが分かろうというもの。
中にバターじゃなく、マーガリンが入ってる。なのに、名称は、バターブレッド。せっかくなので、「バターとマーガリンの違い 」(クックパッド料理の基本)を調べてみた。
「バターは牛乳から、マーガリンは植物性・動物性の油脂から作られており、(中略)優れた風味のバターは料理やお菓子づくりに欠かせないものである一方、マーガリン類にはあっさりした味わいがあり、サンドイッチなど他の食材とあわせるのに便利」だとか。
← ルシア・ベルリン著『掃除婦のための手引き書 ルシア・ベルリン作品集』(岸本 佐知子訳 講談社BOOK倶楽部)「アリス・マンローや、短篇の名手レイモンド・カーヴァー、日本で近年人気が高まっているリディア・デイヴィスなどの名だたる作家たちに影響を与えながら、寡作ゆえに一部のディープな文学ファンにのみその名を知られてきた作家、ルシア・ベルリン」
ルシア・ベルリン作の『掃除婦のための手引き書 ルシア・ベルリン作品集』を読了した。
雑用の合間を縫ってだが、一気に読めた。少しは小説も読んできたが、こういった作風の小説は初めて。身体的な障害やら親の都合での頻繁な転居、看護婦の体験を始め数多くの仕事、人との関りの輻輳ぶり。いろいろ彼女の作風を形成した背景は数え上げられるだろうが、説明はしきれないだろう。彼女自身が作り上げた世界。常に具体的現実と接触していて、どんな細かな瑣事も想像の翼の発端となる。想像は飛ぶのだが、彼女なりに経験したリアルからは食み出さない。小説の何処で切り取っても血の出るようなリアル感がひしひしと伝わる。読書体験として残るのは間違いない。
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