落ちたミカンも食べられます
← 山茶花とミカンのツーショット。山茶花が今年も賑々しく咲き始めた。来春まで淋しい庭を彩ってくれる。ツバキはまだ蕾。ところで、ミカンの実、ドンドン落ちてる。何故? 落ちたミカンは食べていいの? 調べたら、落ちた(ばかりの)ミカンは食べて構わないとか。傷ものには注意だけど、だって。
一昨日、もいだミカン。たった今、食べた。美味かった。市販の甘めのミカンと違って、昔のミカンの味。ちょっと酸っぱい。大人の味だ。嬉しいな。これから何日も我が家のミカンが楽しめる。
今日は仕事の谷間の日。天候も悪いので、外仕事はなし。読書に専念……と言いたいが、寝たり起きたりの繰り返しで、本格的に読書できるようになったのは、夕方五時頃。数年前より随分と後退した。やはり、糖尿病の悪化なのか。
ウォルター・アイザックソン著の『レオナルド・ダ・ヴィンチ 上』を一昨日より読み始めている。
NHKテレビのダ・ヴィンチ 特集で知ったのだが、折しも、「空前絶後のレオナルド・ダ・ヴィンチ展、ルーブルで開催中!」とか。
以下、読んでいる最中にメモったことを転記しておく。
とびきりのハンサムでオシャレで、気前がよく、座談の名手。才能に溢れ友人知人など交流が広い。絵画作品はとことん完璧を目指した。完成に至った作品は数点(モナリザにしても、完成したと思っていたのか?)。同性愛だからこそ、女性を性愛の念抜きで観察し尽くせたのか。
← ウォルター・アイザックソン著『レオナルド・ダ・ヴィンチ 上』( 土方奈美 文藝春秋)「「芸術(アート)」と「科学(サイエンス)」を結び「創造性(クリエイティビティ)」を生み出した。科学者であり、軍事顧問であり、舞台演出家だった。光学、幾何学、解剖学などの、点と点を結ぶ芸術家であり人類史上はじめて現れたイノベーターだった。同性愛者であり、美少年の巻き毛の虜となった」とか。
芸術的センスは、舞台や舞台衣裳にも及んだ。むしろこの方面で儲けていた。舞台装置で秀でていた。楽器の演奏も堪能。動物、特に馬が好き。動物には痛みなどの感覚がある。だから菜食主義者。植物には痛みの感覚がないからと。この点には我輩は異論がある。植物にだって感覚がある。無ければ生きられない。だから我輩は、生け花は嫌い。活けてあるのを見ると美しいとは感じるが、花たちが憐れに思えてならない。生け花にされなければ、生き永らえていたものを。茎などを断ち切るとき、あなたは心が傷まないのか。花たちの悲鳴が聞こえないのか。
そんな我輩はだから、仏教徒など聖職者が動物は食べない。菜食主義者なのだと言っても納得はしない。植物も動物も生きものなのだから。生きる喜びも悲しみも、どちらも感じている。だが、人間も他の動物たち同様、動植物を殺して食べないと生きられない。生きるとは、他の生命体を殺し食することと同義なのだ。植物にはなら食べても構わないなんて、人間の勝手な理窟。人間の罪深さはでは何処にあるか。それは、他の動植物を殺して食べることもだが、人間はそのことを正当化し、あまつさえ楽しむ点にある。残酷さは、殺すこと以上に命を断ち切った生きものたちを細切れにし、出汁を取り、味付けをし、至高の味を追い求める。野に咲く花を(眺めて楽しめばいいのに)摘み取り、無駄な(!)葉っぱをむしり取り、茎をいい頃合いに断ち切る。そこまでして花の美を追い求める、その罪深さを感じないのだろうか。
さて、ではお前はどうなんだ? 肉、好きだろ? タレかけて食べるよな。魚も好きだしな。野菜をあまり食べないのは、嫌いだからであって、野菜が可哀想だからじゃ決してないよな。蚊は殺すし、草むしりに追われてるし、枝葉は伐採しまくりだし、偉そうなこと言えないじゃないか!である。我輩はごく普通に、スーパーなどで売っているものを食べる。食べないものがあるとしたら、偏食のせいか、貧乏で高価なものには手が出せないがゆえに過ぎない。我輩は全くの凡人。
ただ、他の生きものを(直接は手を下さないだけで)殺し食する生きもの、しかもただ食べるだけじゃあきたらず味付けまでして食べる我が儘な存在だと自覚しているだけ。
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