平家はなぜに負けた
吾輩、富山県人だが、東京在住時代、赤穂義士墓地としても有名な泉岳寺近くに住んでいたので、関連の話題は気になる。
呉羽山には、観光スポットや歴史を証しする気になる場所がある。いつか訊ねてみたい。そういえば、無言坂の舞台も呉羽山の某所だったらしい:「無言坂…早く昔になればいい」
← 秋が深まったわけでもないのに、小雨そぼ降る外は薄暗く淋しい。誰が名付けたか首切りの松は薄暮の空に孤高を持て余す。思えば首というより、胸から上を切り落として、松葉さえ疎らだった。生存さえも危ぶまれていた。 生き延びたのだ。まだ永く命を保つに違いない。見えなくとも首は繋がっている。
今日から長袖。半袖だった昨夜など、夜中に寒気で目覚めた。
ところで、夾竹桃、梅雨の時期から咲き始めて、今以て開花し続けている。生命力の凄さ。今日は氷雨風の小雨が終日。庭仕事などはサボれた。
← 『平家物語 全訳注〈3〉 (新版)』(杉本 圭三郎【訳】 講談社学術文庫) 「進撃する木曾義仲勢は一時は内通により敗れるも、あざやかな作戦で平家を倶利伽羅峠に打ち破る。平家は京、白河を焼き払い、「三種の神器」を持って福原、太宰府へと敗走」
平家は都を完全に源氏に明け渡す。年端もいかない天皇は平家と共に西へ。平家は何故にこうも呆気なく源氏に圧倒されたのか。おごり高ぶり人心が離れたから? 都にあまりに馴染んで武家の心を失ったから? 源氏が軍巧者だった? 雌伏の間に闘う気を高めたから? 都や都に居座る旧仏教勢力への嫌気や反発? より大きくは、地方勢力の勃興? 経済や産業構造の変化? 海外情勢の変化もあったのか。疑問は尽きない。物語(語り物だものね)は、更に続く。先は長い。
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