歩きと路面電車でバイクの引き取り
← アントニオ・R.ダマシオ 著『デカルトの誤り ─情動、理性、人間の脳』 ( 田中 三彦 翻訳 ちくま学芸文庫) 「日常生活の折々の場面で求められる合理的な意思決定には、そのときの身体状態と不可分に結びついている情動と感情の作用が不可欠であることを明らかにした(「ソマティック・マーカー仮説」)」。
近所の方、庭、素晴らしい。さすが本職。爪の垢、煎じて飲まないと。ほんと、すぐ近所。比べないでね。
バイク、車検終了。引き取りへ、歩きと路面電車で。いつもは、車で走り抜ける地域を歩いてみると、いろんな発見がある。電車からの眺めを楽しもうと思っていたが、下記のメモを書くのに忙しく、目的地の電停に着き、慌てて降りる始末。
バイクにリアボックスを装着した。ミニツーリングに出るのに、荷物が増えそうなので。大きめのボックスだが、車体自体が大きいので目立たない。帰りは、ホームセンターに寄り、シートを買った。パイプ車庫の屋根が過日の台風で破れたので、補修のため。ついでに、数キロの超ミニツーリングへ。走行が気持ちいい!
← 志賀直哉 著『夜の光(新潮社版)』(精選名著復刻全集 日本近代文学館)『川端康成随筆集』 (岩波文庫)を車中で読んでいたら、本書が。菊池寛、芥川龍之介が激賞。うーん、気になる。川端康成や横光利一も。そもそも、志賀直哉を多くの作家が尊敬。
アントニオ・R.ダマシオ 著『デカルトの誤り ─情動、理性、人間の脳』を読み始めている。この文庫を開いて、ちょっとがっかり。本書は、「生存する脳」なる単行本で、小生、出版当時、買って読んでいたのだ。勿体ないので読むけどね。
単行本で読んだ当時の記憶、段々甦ってきた。当時は先進的な理論に説得力を感じた。人間の思考や感情には、脳神経細胞のみならず、腸など、肉体からのシグナルも深く関わっている。あれから10数年。この10年は、一般向けのサイエンス本でも新しい展開を見せている。それは、肉体に共生するバクテリアの存在の大きさ。人体は30数兆個の細胞から成る。一方、共生する細菌はその数倍(10倍とも)。それらの肉体や感情、更には思考への影響が取り沙汰されている。「暗夜行路」、再々読しないと。
← ミシェル・ウエルベック 著『セロトニン』(関口涼子 訳 河出書房新社)「巨大生化学メーカーを退職した若い男が、遺伝子組換え、家族崩壊、過去の女性たちへの呪詛や悔恨を織り交ぜて語る現代社会への深い絶望」。
ミシェル・ウエルベック 作の『セロトニン』を読み始めている。
相変わらずシニカル。東洋人を毛嫌いする主人公。意図的な設定か。物語の最初、彼の愛人は日本のへたれ女。彼は全てを捨てて、新しい自分を見出そうとする…ところから物語が展開していくみたい。
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