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2019/10/31

今日は家事に専念

Niwa1 ← 昨日は、ミニツーリングへ。なので今日は大人しく、庭仕事など家事。隣家際にやたらと枝葉が伸びている木がある。隣家は、木の葉一枚でも庭に散ってくるとクレームを入れてくる。専門業者の世話になる苔むした綺麗な庭。数年前もクレームが来て、已む無くユリノキ(?)を1本伐採した。公孫樹に似た木で気に入っていたのだが。名前の分からない木……枝がやたらと伸びる。とうとう枝葉の一部が隣家の塀を越え出した。落ち葉の季節が来る前にばっさり。足場の悪い場所での脚立に載ってのドキドキの作業だった。

 昨日、庭仕事してたら、裏庭の山茶花が開花していることに気付いた。いつの間に! また来年の四月頃まで、咲き続けてくれる……!

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2019/10/30

気多神社へは辿り着けなかった

Tiri1 ← 「道の駅 のと千里浜」にある砂の像

 快晴とまでは行かないが、まずまずの陽気。昨日、庭仕事など家事をさんざんやったので、その御褒美にと能登までミニツーリング。一応の目的地は、のと里山海道を走ること。以前、仕事で車で走って、その道に沿う両側の風景が快感で、いつかはプライベートで走りたいと思ってきた。富山からは高速を使いたくなくて、能登半島を突っ切って現地へ。

 能登半島の砂浜を走るなぎさドライブウェー。その砂は粒が細かく、きめ細かな砂の造形が可能。千里浜なぎさドライブウェイの片隅に砂の像が展示されていた。

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2019/10/29

鼻をかんだら耳の通じがよくなった

Night ← ジュンパ・ラヒリ著『停電の夜に』(小川高義 新潮文庫)「夫婦、家族など親しい関係の中に存在する亀裂を、みずみずしい感性と端麗な文章で表す9編。ピュリツァー賞など著名な文学賞を総なめにした、インド系新人作家の鮮烈なデビュー短編集」

 ジュンパ・ラヒリ作の『停電の夜に』を今朝未明から読み始めた。短編集。冒頭は表題作の「停電の夜に」だが、これからして味わい深い。ドラマチックじゃないけど、じんわり。

 小雨降る中、庭仕事。週に一度の作業なので、たっぷり作業。汗だく。これだけ頑張っても、傍から見ると変化は見えないだろうなー。だって、納屋に溜めた枝葉を袋詰めするのがメイン。これじゃ、何をやっているか、分からない。あとは、燃えるゴミの日に汗の結晶をだすだけ。
 明日は休み。だから、たっぷりの庭仕事に洗濯2回に、トイレ掃除、台所の流し台磨き、風呂場のマット磨きと頑張った。それでも、今夜は時間を気にせず読書できるのがうれしい。

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2019/10/27

雨の富山マラソン

Kureha_20191027202301 ← 26日、富山市の呉羽山・呉羽山展望台から立山連峰を展望。雲や陽光がグラデーションを為して、見飽きない眺めだ。春は桜スポットでもある。

 今日は富山マラソン。昨年に続き、今年も生憎の天気だった。雨。皮肉なことに大会の終わり頃になって、薄日が射してきた。
 昔は走ることが好きで、体育会系じゃないけど、高校のマラソン大会にも、大学での真夜中マラソンにも志願して惨禍。青梅マラソン、ミズノマラソンなどに惨禍した。 青梅マラソンで膝を痛めて、以来、マラソンからリタイアした。

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2019/10/25

芥川龍之介は下町育ち

Chuugaku ← 昨日行った雨晴の道の駅。施設の中で、雨晴をテーマの展覧会。大人から子供まで。本作は中学3年の金賞作品。秀逸。

 昨夜来の雨が今日はずっと。関東など太平洋側ほどじやないが、雨垂れの音が煩いほど。山間は激しい降り方らしい。我が家の雨樋、いつか修理しなきゃと思いつつ先伸ばししてたけど、漏れてる箇所が目立つ。家の周辺、近所の家々、駐車場など鋪装されている。
 今では我が家だけ生け垣。強い雨に、庭の土がどんどん削られ溝(どぶ)や用水路へ流されていく。何だか、歯茎が痩せ干そって歯根が剥き出しになっていくような。

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2019/10/23

雨晴海岸へ石を拾いに

Seat ← 朝露の残る庭を散歩。昨日、庭に敷いた防草シート。数年経つと防草シートに苔が生えてきて、それなりに風情も?!

 ほぼ月に一度通っている病院。休み明けということで、混みそう。「芥川竜之介随筆集」 (岩波文庫)を持参。車中で読み始めるつもりだった。案の定というべきか、30頁ほど読めてしまった。

 来月、やはり、大腸の内視鏡検査、場合によっては手術もあるか。

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2019/10/22

祭り…宴の灯り遥かに

Soutine ← シャイム・スーティン(Chaïm Soutine)作「人物と風景」 (1918/1919)  「当時パリに在住していた藤田嗣治とも親交を持った」とか(「シャイム・スーティン - Wikipedia

 通院している病院へ。静か。駐車場に車がない。昼休みに近いから? 入り口に立った。休診の看板(表示)はない。が、明らかにクローズしてる。休み? なぜ? 祭日? 患者に休みはないぞ! と、病院から帰って来て呟いた。が、後になって、今日は祭日と知った。
 今日は病院も休み。午後4時から暗くなるまで庭仕事。パイプ車庫の屋根(幌)が過日の台風で破れた。シートを買ってきて、屋根に被せた。一人でやると脚立に昇ったり、なかなか大変。あと、先日伐採した枝葉を集めたり、庭の防草シートの補修など。やることが一杯。

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2019/10/20

歩きと路面電車でバイクの引き取り

Error ← アントニオ・R.ダマシオ 著『デカルトの誤り ─情動、理性、人間の脳』 ( 田中 三彦 翻訳  ちくま学芸文庫) 「日常生活の折々の場面で求められる合理的な意思決定には、そのときの身体状態と不可分に結びついている情動と感情の作用が不可欠であることを明らかにした(「ソマティック・マーカー仮説」)」。

 近所の方、庭、素晴らしい。さすが本職。爪の垢、煎じて飲まないと。ほんと、すぐ近所。比べないでね。
 バイク、車検終了。引き取りへ、歩きと路面電車で。いつもは、車で走り抜ける地域を歩いてみると、いろんな発見がある。電車からの眺めを楽しもうと思っていたが、下記のメモを書くのに忙しく、目的地の電停に着き、慌てて降りる始末。

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2019/10/18

洗濯物…やまない雨はない

Heike_20191018201601 ← 『平家物語 全訳注〈3〉 (新版)』(杉本 圭三郎【訳】 講談社学術文庫) 「進撃する木曾義仲勢は一時は内通により敗れるも、あざやかな作戦で平家を倶利伽羅峠に打ち破る。平家は京、白河を焼き払い、「三種の神器」を持って福原、太宰府へと敗走」

 夕方、入浴の準備のために脱衣場に入ったら、床にナメクジ。台所では、折々見かけるけど、何故、脱衣場に? どうやって侵入した? 排水溝からは遥かな旅路だし、謎だ。
 洗濯物、干した途端に雨。部屋干し、面倒くさ。止まない雨はない。このままでもいっか。
 いつも玄関先に鎮座するバイク。車検。淋しい。

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2019/10/16

快晴微風は読書日和?

Blueeye_20191016201601 ← トニ・モリスン作『青い眼がほしい』(大社淑子訳  ハヤカワepi文庫)「人間としての価値や美しさは白人の世界にのみ見出され、そこに属さない黒人は存在意義も認められていない。白人が定めた価値観を痛烈に問いただす、ノーベル賞作家の鮮烈なデビュー作」。 

 今日は秋晴れ。微風。ツーリング日和。バイクは車検でない。自転車でかるく散歩するか。が、昨日、庭仕事に頑張ったので、晴天が勿体ないが、読書に専念。そう、つまり、上掲の本(と「平家物語」)を読むのに集中した。

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2019/10/15

十年ぶりの路面電車

Niji_20191015203401 ← 目取真 俊【著】『虹の鳥 (新装版)』(影書房)「基地の島に連なる憎しみと暴力。それはいつか奴らに向かうだろう。その姿を目にできれば全てが変わるという幻の虹の鳥を求め、夜の森へ疾走する二人。鋭い鳥の声が今、オキナワの闇を引き裂く」。

 昼前、ようやく重い腰を上げて、バイクを車検に出した。買ってから早くも2年が過ぎた。定年記念ということで、小冊子ながら本を出し、玄関前に車庫を設置し、車種の選択に半年迷った挙句、中古ながらもスズキのバイクを買った。

 乗った距離は多くはないが、夏場と冬場を除いて、月に二度ほど、往復百キロほどのミニツーリングを楽しんできた。未だに県外に出てない内弁慶なライダー生活である。
 店への往路はバイクだが、帰りは富山駅までは路面電車、駅からは歩き。ゆっくり普段は車からの車窓からしか見ない風景を眺めて。路面電車に乗るのも十年ぶりか。車か自転車の利用が多いので、なかなか乗る機会がない。車と違って、交差点を優先して走る。普段、苦々しく電車を眺めていたのが、逆の立場になって、なんとなく嬉しい。

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2019/10/14

「虹の鳥」は「虻の島」と似ている

Hototogisu ← 庭の入り口付近に今年もこの花が。名前、直ぐに出てこない。ホトトギス?

 休みの日にしてはやや早い9時過ぎに外出。理髪店へ。三ヶ月ぶりかも。昔は毎月。この数年は、2ヶ月に一度。これからは、三ヶ月に一度か。
 銭湯も値上げ。仕方ないけど、ますます足が遠退く。自宅の風呂は、入るの時間がかかる。
 寒い。とうとう今日から、台所での洗い物は、瞬間湯沸し器を使う。6月からは、ずっと水。ガス代も2ヶ月間、基本料金だったんだが。

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2019/10/12

進化の謎を数学で解く

Sinka ← アンドレアス・ワグナー著『進化の謎を数学で解く』( 垂水雄二訳 文藝春秋)ダーウィンの自然淘汰。「どうして都合よく、新しい環境に適応した新しい種は生まれるのだろうか? 自然淘汰は、最適者を保存改良することはできる。だが、その最適者はどこからやってくるのか? ダーウィンがどうしても解けなかったのが、その「最適者の到来」の謎だった」。「今、5000次元の組み合わせを解くことのできる数学とコンピューターが、「最適者の到来」の道筋を解きあかしつつある」。

 雨は未明にはしっかり降り始めていた。朝の十時前には、風の唸り音が部屋にいても聞こえてくるように。富山に最接近するのは、夕方から夜半。まだまだ、これから先が脅威なんだ。茶の間から窓外を見るだけでも、庭、いろんなものか飛んだり倒れたり。いよいよ、富山もピークへ。

 台風は、静岡県の伊豆半島に夕方、上陸した。来るべき時が来たのだ。吾輩は、今日は一切外出しなかった。それどころか、家の中からは一歩も出なかった。安全第一。風の猛威が凄まじい。築65年以上の我が家、窓ガラスが割れそう。

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2019/10/10

ノーベル賞は受賞したけど

 Mikan ← 今年は、数年ぶりにミカンが豊作。枝がしなるほどに、たわわ。台風が心配。柿はそれなりに。尤も、昨年は何故か全く不作だったので、多少でも生るだけ、ありがたいな。

 我が家の庭、何故か蜘蛛の巣の張り方、半端ない。今頃、繁殖期なのか。うっかり庭を歩くと、我輩の頭などに蜘蛛の巣の糸に絡まれる。我輩は、餌じゃないぞ!
 聴くところによると、夏じゃなく、今の時期が元気なんですね。確かに蜘蛛の図体が大きい。家の中に張るのだけはやめてほしい。

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2019/10/08

平家はなぜに負けた

Kureha ← 『富山名所 呉羽山』(画像は、「博物館だより」より)

 武内淑子 編著の「呉羽山の七面堂」なる本がある。「富山藩士奥村蔵人が七面堂を建立した謎」という副題。
 読書メーターではデータがなかった。
 七面堂は、富山藩士・奥村具知(ともちか)が建てた。奥村は、赤穂浪士討ち入りで有名な大石良雄と深いかかわりがある。事件の以後も親しく付き合っている。富山藩には、大石内蔵助と血縁のある者が多かった。富山藩士の間では、内蔵助は越中生まれとのうわさがあったらしい。

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2019/10/07

髪は長い友達…土になるまで

1570433489869024 ← 今日は休み、明日も休みなので庭仕事たっぷり。延びきった枝葉の伐採。納屋に溜まっている枝葉を袋詰め、そして、落ちていた栗を拾い集めてコンポストへ。収穫するまでが仕事。あとは天に任せます。キウイフルーツも放置したまま。あとは、柿にミカンだが、どうする。

 今日は裏庭での作業。汗だくになってやった……けど、他人には何の変化も分からないだろう。藪のような茂みに潜り込んで、枝葉に体がチクチクされながら、体を捻りつつ、高枝鋏で枝葉をカットしていく。高い木になると、高枝鋏を片手に持って、腕を懸命に伸ばしてもぎ取るようにして伐る。作業したところは、こざっぱりしたけど、処せん、庭の一角だし、他人の眼には届かない……眼に触れても気付かない。ま、自己満足。体つくり。運動不足解消だ。

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2019/10/05

日本3連勝で決勝Tへ

 庭仕事、畑仕事、たっぷり。昨日までの風雨が過ぎ去ったから、今日のうちにと。庭仕事は、納屋にため込んだ枝葉を袋詰め。畑は、野菜作りのための支柱類を片付けた。スイカやカボチャのための支柱とネットも。片付けながら、来年は畑仕事…野菜作りやるだろうかと思いつつ。

 ラグビーワールドカップ日本対サモアを観ていた。勝利。日本3連勝で決勝Tへ

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2019/10/04

化粧とは

245969 ← 斎部 広成 撰 『古語拾遺』「老翁広成には何としても言い残さなくては死ねぬと思い定めたことがあった.斎部氏と中臣氏の携ってきた祭祀がいつしか中臣氏に集中している憤懣である.幸い平城天皇の召問を機に,国史・氏族伝承に基づきそれを「古語の遺りたるを拾ふ」と題して撰上した」(西宮 一民 校注)

 台風から変わった温帯低気圧の遠い影響のあった北陸富山。雨もだが、風が一時強かった。仕事も休んでしまった。雨の中、予約していた本が届いたということで、書店へ。いつものような自転車ではなく、今日は車で。レジに立つ店員がいかにも新人。目が泳いでいる。十冊ほども買ったんだから、一冊か二冊はカバーをかけてほしかったが、時間がかかりそうだし、先方からサービスの申し出もなかったのであきらめて帰った。それにしても、消費税の10%はきつい。貧乏人には重すぎる。書店はまた遠くなった。

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2019/10/03

昆虫採集が苦手なわけは

264581_20191003210001 ← 井波律子 著『中国文学の愉しき世界』(岩波文庫)「物語,歴史,そして魅力的な奇人たち-親しみやすい文章で綴るとびきり愉しい中国文学案内」「烈々たる気概に満ちた奇人・達人の群像,とてつもないスケールに彩られた華麗な物語世界」 

 風が強い。風の唸る音が室内にいても聞こえてくる。台風は温帯低気圧に変わったが、直撃こそ免れそうだが、明日、風が一層強まりそう。

 井波律子 著の『中国文学の愉しき世界』を読了。富山生まれということで勝手に親近感を抱いている。ただ、金沢や京都での生活が長いようで、ちょっとがっかり。

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2019/10/01

絵本を楽しむ心がない

125023_xl ← 伊坂幸太郎/著『重力ピエロ』(新潮文庫)「兄は泉水、二つ下の弟は春、優しい父、美しい母。家族には、過去に辛い出来事があった。その記憶を抱えて兄弟が大人になった頃、事件は始まる」

 伊坂幸太郎作の『重力ピエロ』を読了。「仙台ぐらし」 (集英社文庫)以来。つまり、小説は初めて。仙台在住。仙台に6年、居住していたこともあり、妙に親近感を抱いてしまった。この小説でも、青葉城が登場したり、往時を偲んでしまう。
 この小説では、家族に……母に悲しい過去がある。レイプ魔に犯され、身ごもり、産む決断をする。それが弟の春である。なんとも皮肉な名前。兄は泉水(いずみ、つまりスプリング)。弟は春(スプリング)。つまりスプリング兄弟。飄々と生きてきたようで、父もだが、(小説の中では語られないが)気丈な母も内心は苦しんできたはず。母が早死にしたのは、悲しい過去に関係はないのか。小説の設定だといえ、こういうレイプ魔の子という十字架は、とてつもなく重いもの。父母は兄同様愛したとはいえ。しかも、世間はそういう家族の事情を知っている。兄弟の学校仲間だって知っている。前向きに生きるのは至難だろう。肝心のレイプ魔は数年の刑期の後は野放し。いつ出会うか分からない。作者はそういう弟の気持ちを懸命に表現しようとしているのは分かる。だからこその行動なのだと正当化しようとしている。いいのか。救いなどあり得るのか。結末に完全には納得できなかった。

 

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