これからがバイクの季節
← 午前中、バイクを駆って、入善の「下山芸術の森 発電所美術館」へ。ここへは、2回目(「下山芸術の森発電所美術館へ」参照)。お気に入りの美術館。「平井千香子 水狩りと金継ぎ」展。手前のバイクが我が愛車。
午前9時過ぎに出発し、10時前に到着。一時間ほど滞在し、12時前には帰宅。かなり慌ただしいミニツーリング。まあ、3か月ぶりのバイクなので、慣らし運転といったところか。9時過ぎには涼しいほどだったが、10時近くには生暖かくなっていた。真夏の暑い時期は敬遠。これからがバイクの季節だ。
一方、帰宅してからは、居眠りと読書。ツーリングもいいが、読書も。庭仕事は今日はパス。
← 入善の「下山芸術の森 発電所美術館」は、その名の通り元は大正時代に作られた水力発電所だった。展覧会もだが、タービンや導水管、各種メーターの残る展示会場の建物自体が興味深い。
暑い暑い夏だった。読書量が減るはずが、療養中ということで、庭仕事を減らした効果(?)で、それなりに読めた。メインは、ショーペンハウアーの主著。2019年8月の読書メーター 読んだ本の数:14冊 読んだページ数:4943ページ ナイス数:2804ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ 「やいっちさんの8月読書まとめ - 読書メーター」
← メインの会場は、天井10mの大きな空間。床面一面に波立つ海面(?)が描かれている。床面には水が流され、観客は裸足で作品と化した海面を戯れるように歩き回る。
「元水力発電所だった建物のコンクリート製の床に、水や電気からイメージした巨大生物をダイナミック且つ緻密に描」いた。「完成後はその巨大な絵の上を歩いて鑑賞することとなり、あたかも鑑賞者自身が平井の描く絵の世界に入り込んだ感覚を味わう」とか(「平井千香子 個展「水狩りと金継ぎ」 下山芸術の森 発電所美術館のニュース まいぷれ[黒部・入善・朝日]」より)。
← 中二階には、奇異な画風の細密画(?)の数々が展示されている。
「1972年富山県上市町に生まれた平井千香子さんは、東京モード学園在学中の1992年にファッションクリエーター新人賞国際コンクール日本代表、第10回ルミネファッション大賞を受賞。しかし次第に当初目指していた洋装デザイナーから絵を描くことに惹かれはじめ、1994年に同学園を卒業した後は独学で絵を描き始め」たとか(「平井千香子 個展「水狩りと金継ぎ」 下山芸術の森 発電所美術館のニュース まいぷれ[黒部・入善・朝日]」より)。
← 幻想的でもある作品の数々が面白い。人や鳥や蛇、あるいは手や体が茸などに浸潤され合体している。冬虫夏草の動物版といったところか。
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