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2019/09/30

ダムは富山の象徴?

Kumano6 ← バイクを駆って、富山県(富山市)の奥地にある熊野川ダムへ。晴れているとはいえ、スタート時間は午後の3時をとっくに回っていた。 

  余談だが、熊野川ダムに到着寸前、ハプニングが。路上を小さな動物が駆けていく。大きめの猫……猫がこんなところに居るはずがない。見ると猪だった。子供の猪! 心臓がバクバクし出した。バイクのエンジン音に驚いて逃げ出したのだろうが、子供の猪が居るってことは、親だって近くに居るはず。親猪が襲ってきたらどうする? バイクに体当たりしてくるかも!

Kumano5 ← 熊野川ダムは、巨大ではなく、富山市の者でも存在を知る人は少ない。我輩にしても知ったのは数か月前。つまり、夏前である。

「熊野川ダムは富山県富山市、一級河川・神通川水系熊野川に建設されたダム。高さ89.0メートルの重力式コンクリートダムで、洪水調節・不特定利水・上水道・発電を目的とする、富山県営の多目的ダム(補助多目的ダム)である」とか。さらに「熊野川では、1910年に川幅が拡がる規模の大洪水が発生。以降、河川改修工事や堤防工事を繰り返し施工し続けたが、毎年のように水害を発生させ続けてきた」という(「熊野川ダム - Wikipedia」より)。

「熊野川ダムの約2.5キロメートル下流には、北陸電力の子会社日本海発電の熊野川発電所がある。熊野川ダムからの送水により、最大7,000キロワットの電力を発生する。そこからさらに約3キロメートル下流には北陸電力の熊野川第二発電所があり、熊野川発電所の放流水を取り入れ、最大430キロワットの電力を発生したのち、最終的には農業用水として利用されている」(「熊野川ダム - Wikipedia」より)とも。

Kumano4 ← そんな知名度も低いダムへ何故。それは、富山県(市)は、治水の県(市)だからである。発電所美術館を二度、訪れたのも、治水やダムへの関心の一環である。江戸時代もだろうが、明治以降も、雨の度に氾濫する、県内を流れる何本もの河川に苦しめられてきた。

 昨日は、夕方の庭仕事でぐったり。体が参ったようで、夜半になってようやく読書する元気が戻ってきた。が、また、寝入ってしまい、本気モードに入ったのが明け方近く。

 そんなわけで、今日は未明になって睡眠モードに。目覚めたのは、午後を回ってから。食事し、少々本を読んでいると時間がドンドン過ぎていく。今日は晴れ。風も弱い(吾輩は風に弱い)。外出日和り。三時前になって出かけると決心。バイクを駆りたい。
 何処へ? 過日、存在を知った熊野川ダムへ。

Kumano3 ← 治水に注力し、その1つとしてダムを幾つも建設してきた。ダムに沈んだ村や部落の数もどれほどあることか。富山は涌き水も豊かで、夏でも各地で水が湧く。冬の降雪の多い立山の賜物と言われたりする。そんなことを誇らしく言えるのも、治水の賜物なのである。

 今朝見た嫌な夢: 昔、勤めていたタクシー会社(中延)の駐車場。私はバイクで(久しぶりに?)出社。駐車場は何故か満ぱいだった。本来なら何割かは営業で出庫しているはず。太い柱と柱の間、変則的な敷地のゆえに尖った三角形の隙間、思い当たるあらゆる場所をバイクで巡った。我がバイクはスクーター。但し、650ccの大型。車体もでかいし重い。駐車場内の斜面を上がったはいいが、変な狭いところで停まったら、方向転換など無理。あ、あそこだったらと向かったが、事故車なのか、大破し、車体内部が剥き出しの車が置かれていた。渡しのバイクは邪魔という社員らの冷たい視線。バイクじゃなく、居場所がないのは、お前だよと言われている……私は何処へ行けばいい?

Kumano2 ← 林道を駆けていて、ふと見上げたり、見晴らしのいい場所に出ると、山の上には必ずのように鉄塔が立っている。送電線であろう。過日の台風で千葉では多数の鉄塔や送電線に被害を出した。呆気なさにショックを受けたが、それでも山の高みに立つ鉄塔などを見ると、工事の苦労が偲ばれる。

Kumano1  ← 熊野川ダムへ向かう途中、脇の草原で草を食む牛の群れに遭遇。多分、富山に帰郷して初めて牛を見た。いつかは、富山の何処かの牧場を見物したいと思っていたが、図らずも見物が叶った。手前左の一頭がジッとこちらを睨んでる。さすがに近付く気にはなれない。

頂いたコメントに対するレス: まさか野生ってことはないでしょうから、放牧して運動させたり食事させたりでしょうね。本物の牛を見たのは久しぶり……ほとんど初めてかも。4時を回っていて、ダムへ急いでいるのでなかったら、牛さんたちをずっと眺めてたかったなー。

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