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2019/08/08

見栄は張らないほうがいい

1565259735589949 ← 今にも咲きそうだったあの草。庭仕事しようとうと玄関先に立ったら、咲いていた! 名前、以前聞いたけど忘れた。テッポウユリ か、シンテッポウユリでは、というコメントを頂いた。

 庭仕事、一時間半足らずでヘトヘト。疲れはてた。草むしりと、庭木の剪定作業。重労働じゃない。体力の衰え? 過日の手術の影響? 夕方になっても32度だから? 作業着を脱いでいて気付いたのだが、ズボンのせいではないか。というのは、数年前のもので、ややウエストがきつい。ボタンを全部とめた。苦しいか。立っての作業なら構わないが、座り込んでの作業となると、ウエストが苦しい。
 見栄張って、ボタンを全部嵌めるんじゃなかった。

 例の噂していた草、開花。ところで、庭に出たら、赤トンボ。2匹がくっついて、飛び回っている。真っ最中! くそ! 羨ましいぜ。見せ付けるんじゃねえぜ! さて、庭仕事も一時間ほど。また、奴等が。まだ、くっついてる。週刊誌で特集している、死ぬまでセッ⚫スってか。それとも、局部が暑さで痙攣し、抜けなくなって、痛みで悶絶してる。我輩に抜くのを手伝えとか? やなこった!

 作業後、茶の間で扇風機とエアコン。一時間、涼んでやっと、シャワーを浴びる元気が出た。庭仕事でこんなに疲労困憊したのは初めて。

118501_xl_20190808204901 ← 古井由吉/著『杳子・妻隠』(新潮文庫) 「”神経を病む女子大生〈杳子〉との、山中での異様な出会いに始まる、孤独で斬新な愛の世界……。現代の青春を浮彫りにする芥川賞受賞作「杳子」」。

 古井由吉作の『杳子・妻隠』を読了した。暑い最中、車中で読むような本ではなかった。なかなか歯ごたえのある作品。
 表現手法的に実験的。文章的に生硬で、若書きの感が濃厚。精神を病む女性と、そんな女性に惹かれる男性。若い二人の濃密な世界が、まさに誰にもアンタッチャブルだよと言わんばかりの、特異な心の闇を共有する二人だけの世界。それが『妻隠』になると、一層、隠微になり、深みに嵌っていく。まさに、古井ならではの世界だ。

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