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2019/08/16

日照りにスイカもめげました

1565868354998841-2_20190816212401 ← 小さい方は未熟。大きい方は、中身は真っ赤だったけど、日照りで水分が足りず、実が縮こまっていた。昨夜来の雨が昼前に上がった。これから収穫すれば良かったのだろうが、台風の風でダメになるかもと、昨日収穫した。あと1つ残っている。

 昨夜来の雨。午前中には上がった。早速、洗濯。日射しはない。どんよりした空。今朝の最低気温は30度以上。あまりの湿気。洗濯物が乾かない。現在の気温、28度。室内では、扇風機で十分。暑くはないが、日中の変な気温と高い湿度に、体が戸惑っている。恐らく、気圧も普段と違うのではないか。体調の維持が大変。

1565929001682782-2 ← スイカのうちの1つを割ってみたら、中が真っ白。ウリか? かじってみたら、(成りきれなかった未熟な)スイカの味がほんのり。雨の降らない、カンカン照りの日が続いて、育つことがなかった。

 ショーペンハウアーの主著と共に、数日前より、オルハン・パムク 作の『雪〔新訳版〕 上』を読んでいる。冒頭はもちろん、どの頁を読んでも飽かせることがない。相当な力量……なんて思っていたら、ノーベル文学賞作家だった。

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 ← オルハン・パムク 著『雪〔新訳版〕 上』(宮下 遼ハヤカワepi文庫)「十二年ぶりに故郷トルコに戻った詩人Ka」が、「雪降る街で出会うさまざまな人たちは、取材を進めるKaの心に波紋を広げていく」「現代トルコにおける政治と信仰を描く傑作」

 台頭するイスラム教勢力。そこには多様な勢力が混在する。西洋的な世俗勢力もあるが、聖典を墨守する原理主義者もいる。欧米の関与もある。スカーフを被るかどうかだけでも、命を懸けた信念の戦いが繰り広げられる。日本は、戦国時代から江戸時代にかけて、徹底的に宗教は脱力された。宗教心はあっても、表立っては無難な言動に終始する。そんな多くの日本人には想像の叶わぬ厳しい世界が現にあるのだ。

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