もっと地元を知りたい
← 藤倉 克則/木村 純一【編著】/海洋研究開発機構【協力】『深海 極限の世界―生命と地球の謎に迫る』(ブルーバックス) 「特殊な環境の生態系、地球の動きのカギを握る海洋プレート。地球温暖化・海洋酸性化のしくみ…。深海を知ることで、生命の神秘、地球のダイナミズムが見えてくる」。
暑い。庭仕事は今日も避けた。買い物も、自転車じゃなく、車で。夕方、風呂場でたっぷり汗を流して、運動不足をわずかながらも補う。それがやっとである。
『深海 極限の世界―生命と地球の謎に迫る』を昨日読了。宇宙はもちろん、地上にあっては微生物から動植物や人間、そして社会。地下も興味津々だが、深海も最後のフロンティアなんて言い方もされる、未踏の領野。地球表面の3分の2を占める海は、あまりに広く、まして海の底、深海となると、探求の手が及んだのはほんのわずか。熱水噴出孔の発見や噴出孔につくられる生物群集も驚異に満ちたものだった。有人潜水調査船「しんかい6500」や、地球深部探査船「ちきゅう」などの活躍が目覚ましい。東北地方太平洋沖地震の地震断層を掘削JFASTによる海底下の温度計測。あるいは、南海トラフ地震発生帯の海底下の浅い部分の堆積物をX線CTスキャナーによって可視化するなどの成果が上がっている。本書は、「深海に隠された姿を垣間見て、人類がこれから探ってゆかなくてはならないその神秘と魅力を感じ、共に探索に歩み出したり、応援していただく機会となれば」と書かれたもの。吾輩も、感想をメモする形で少しでも何かに資すればと思う。
昨日の夕食は、肉野菜。ミックス野菜と焼き肉200gを買ってきて、炒めて食べた。ガス調理は夏場はしないと決めていたけど、不意に食べたくなった。今夜は、なぜかソバ。冷たい奴じゃない、熱い奴。具が売ってなかったので、天かすを載せて。夕食だけは暑いものを食べるほうが体に優しいかなって。
生麺の味噌ラーメン(二個入り)も買ってきた。熱いのがお好きってわけじゃないが。体が欲するんだ。冷蔵庫にキープで安心である。
父の月命日。住職が来てくれた。吾輩も過日、入院手術したが、住職も吾輩より重い病気で二か月入院加療。久しぶりのお参り。お勤めの後、近況をお喋り。我が町の歴史を巡って。地主の話題。昔あった寺の話(廃仏希釈で消された尼寺について)など。地元のことを知る人は少なくなった。父が詳しかったのだが、生前は聴く機会がなかった。惜しいことをした。
我が町…昔は村。広かった。領主は、富山藩の家老か、いずれにしろ重職にあった。その人物の土地で、次第に畑や田として使われていった。その人物が土地を手放し、地主が支配し始めた。その人物の累代の墓もある。昔は、村に明治の知事の邸宅もあった。ささやかな町だが、それなりに歴史もある。もっと地元のことを知りたいと思う。
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