アオサギは哲人の風格あり
← 買い物の帰り家の裏手に通り掛かると、陽光をまともに浴びる白い花が。(シン)テッポウユリ。朝日を浴びる表の庭のテッポウユリはほとんど涸れ落ちている。なのに、西日を浴びる場所にある花は今を盛りと咲いている。 そういえば、表の庭先には、夾竹桃が未だに真っ白な花を咲かせている。花の時期が随分と長い。夾竹桃の生命力は凄い。
書店では一時間余り本の物色。今読んでいるドーキンスの自伝の下巻や、「平家物語」の第二巻、「聊斎志異」の下巻などは、物色というより、目当ての本。そのほか、車中で読むための本や、テレサ・オニール著の『ヴィクトリアン・レディーのための秘密のガイド』は、物色していて見つけた本。哲学思想のコーナーであれこれ見ていたのだが、その隣に歴史のコーナーがあり、その中に本書を見つけた。
「ダウントン・アビー』や『嵐が丘』に登場するような女性が実際にどのように暮らしていたか知ったら、きっとあなたは驚くはずよ…。衣服、トイレ、入浴、ダイエット、結婚、初夜、避妊など、約200点の図版を交えて、ヴィクトリア朝時代のイギリスやアメリカの女性のありのままの暮らしを紹介」といった内容で、女性に男性社会に都合のいいモラルを強いられた偽善的なイギリス社会の裏面…舞台裏を知りたいという、ひたすら好奇心での入手。
さらに、大江 健三郎の「キルプの軍団」やポール・デイヴィーズ著の「生物の中の悪魔 「情報」で生命の謎を解く」などをゲット。ま、一か月分をまとめ買いである。
← 今日は上天気。日陰に入ると寒いくらいの風が吹き抜ける。野暮用もあることだし、自転車を駆って町中の紀伊國屋書店へ。次に外出できそうな明後日は天気が不安定そうで、自転車の利用は難しいそうなので。途中、橋を渡ろうとしたら、眼下の河端にアオサギや白い鳥、水鳥を観た。アオサギは、川面をじっと眺めている。哲人の風格。吹きわたる風が気持ち良さそう。他のスポットでもアオサギを見かけた。やはり、河原に立って川面をジッと眺めている。餌の影を追っているのか。アオサギは群れをつくらないのだろうか。
スタンダールの「赤と黒」、久々に読みたいなんて、何処かに書いたが、つい数年前、再読していた。情けない。どうも、印象が薄かったみたい。野心溢れる若い男の話。この数年、再読熱が高まってる。実は、ジョン・スタインベックの「怒りの葡萄」を書庫で探してる。「ハツカネズミと人間 」を最近読んで感心したので、改めてこの古典を読み返したくなったのだ。
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