久しぶりの夕焼け
一昨日の夜のうちに喉を傷めたみたい。夜中に目覚めた時、喉が痛かった。エアコンの風の影響か。昨日の仕事は、咳が出て辛かった。よほど、休もうかと考えたが、なんとか、やりきった。丑三つ時に帰宅して、シャワーを浴び、洗濯を済ませ、寝たのだが、目覚めると、しばらくして咳が出る。庭仕事、どうする。
たった今まで庭仕事。多少迷ったが、やっちゃった。上がってシャワー、浴びたところ。暑い。先に書いたように、一昨日夜半過ぎから喉が痛い。風邪か。エアコンの風の直撃を受けたかも。真っ昼間の外仕事は避けたいが、体の都合で、起きている時にやるしかない。疲れた。一時間もしないうちに、へとへとに。へたりこんで休む。また続けるを繰り返す。今日は、伸びすぎた枝葉を脚立に昇っての剪定作業。決して重労働じゃない。へたばったのは、炎天下のせいか、体調のせいか。
剪定作業の結果は、他人(通りすがりの人達)には分からない。ボサボサの髪を少々カットしたって、気付かれないようなもの。まあ、やったんだという自己満足感を束の間、覚えるだけ。やるべきことが、山のように溜まっているのだ。
← 小池真理子著『夜の寝覚め』(集英社文庫) 「美しき人生の秋を迎えた女たちのエロス」。
小池作品は初めてか。本書は短編集。表題の「夜の寝覚め」は、夜(中)に眠りから目がさめること。目覚めじゃない。主人公らはいずれも四十代かあるいはそれ以上。女としての最後の時期を嫌でも自覚せざるを得ないのか。若いころの奔放さは望むべくもないが、女をすっかり忘れさるなどできない。出会いを求め、あるいは遠い過去の男の影を追うか。主人公らは、待つ女じゃなく、自ら追い求める主体的な女たち。多くが不倫だが、一昔前のドロドロの愛憎劇に陥らない。互いの世界を壊さないよう、互いに秘密を守って関係を続けていく。時代なのかな。何処かサラっとしている。当人は真率だし、最後の恋と懸命なのだが、不倫劇の泥沼感なしに読める……ことはいいのか。
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