鳥並みの知能を持ちたい
← 中島淳一著『日本列島ちの下では何が起きているのか 列島誕生から地震・火山噴火のメカニズムまで』(ブルーバックス) 「地震学界のトップランナーが、現代地球科学の基礎となるプレートテクトニクス、日本列島の成り立ち、地球内部の水が関わる沈み込み帯の地震・火山活動のメカニズムを徹底的に解説する」
中島淳一著の『日本列島ちの下では何が起きているのか 列島誕生から地震・火山噴火のメカニズムまで』を今朝未明、読了。
水の果たすマグマやプレートテクトニクスでの役割の大きさに驚いた。せいぜい水蒸気爆発で威力を示す……程度が吾輩の理解だった。水は、水素イオンとHOイオンとに分離して岩石などに成分として含まれ、鬼子のような働きを為す。
日本は幾つものプレートが集積し、沈み込み、あるいは乗り上げている。プレート同士の複雑な関りが火山や地震という形になって現れる。太平洋側(に限らないが)では、いよいよ津波を伴う巨大地震が迫っている。関東沿岸にはしばしば津波が襲ってきた。
現状では、あるいは当分は地震の予測ができない以上、人の備えが大事と再認識させられた。
← マイケル オンダーチェ (著)『イギリス人の患者』 (土屋 政雄 (翻訳) 新潮文庫) 「舞台は第二次大戦下のイタリアの僧院。北アフリカの砂漠に不時着したパイロットが収容され、手当を受けている。「イギリス人の患者」としか身元を明かさない彼は、全身に火傷を負い、容貌も不明、記憶も喪失している。だが、瀕死の患者が若い看護婦に語り紡ぐ言葉は、この上なく深くミステリアスな愛の世界だ」
ブッカー賞作品。昨日から読み始めた。世評が高く、古書で入手(吾輩は単行本)。書き出しの数行を読んだだけで、渋さを感じた。読める。吾輩には手ごわいと思うけれど、楽しんで読めそうだ。
庭仕事。昨日に続き、庭木の剪定や裏道の砂利撤去作業を延々と。ようやく、半ばかな。砂利、撒くのは一気だが、撤去は酷いものだ。
散らすのは簡単、集めるのは大変。(我輩の部屋のように)汚すのは気楽だが、掃除するとなると憂鬱になる……ようなものか。違う? そろそろ、今年3回目か4回目の掃除するかな、今月中に決断したい。
← ジェニファー・アッカーマン [著]『鳥! 驚異の知能―道具をつくり、心を読み、確率を理解する』(鍛原 多惠子 [訳]ブルーバックス)「鳥類が現在の地球上で大成功をおさめているのはなぜか?近年の科学研究は、彼らの高度な心的能力とそれを生む脳構造をつぎつぎに明らかにしてきた。鳥は道具を操り、他者の心を読み、確率を理解し、数百の歌を学び、数千キロを地図なしで旅する。世界中にいる翼の生えた天才たちの能力を紹介し、「知能とはなにか」に迫る」
人気のサイエンスライターの本。鳥の知能が近年、再認識されているとか。ほ乳類並みとも。カラスだけが賢いわけじゃない。文系(小説)と理系の本を並行して読むというポリシーは守る。ということで、今日から自宅で読み始めた。
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