水がマグマを火山を生成する
← 深田久弥/著『日本百名山』(新潮文庫)「者は、長い年月をかけて、北は北海道の利尻岳から南は屋久島の宮ノ浦岳にいたるまで、それらすべての山頂を極めつくして、本書を綴った。日本人の生活に深く結ばれ、私たちの精神的風土の形成に大きな影響を与えてきた山々の個性を、短い文章のうちに、見事に際立たせた名著」
青森県の岩木山。太宰治や石坂洋次郎が眺めて育った山。石坂洋次郎なんて読まれているのか。ガキの頃、テレビでは何故か石坂洋次郎原作のドラマが人気だった。我輩は、家族が不在の機会を狙い、たまたま書棚にあった彼の本を取り出し、数少ないエッチなシーンを目を凝らして探した(健全な作風でそんな場面は少なかった)。せいぜい口付け(接吻)の場面があるばかり。それでも興奮して……
調べてみたら、読書メーターでは、さすがに、「青い山脈」「若い人」「陽の当たる坂道」などの文庫本は、それぞれ二けた登録だった。
25日のこと。快晴。外出日和、ドライブ日和だったが、庭仕事。入院し手術するという思いがけない出来事もあって、雨も降ったし、かなりサボり気味。その間に庭が見るも無残に。(畑のほうは、ナスもキュウリもトマトもダメ。スイカやカボチャに期待。)夕方五時過ぎから七時過ぎまでせっせと庭木の剪定。まるで追い付かない。
昨年から庭仕事は夕方近い五時頃から始める。日没になると作業はやめる。25日はいつものように日没サスペンデッド。隣家との間の通路に伐採した枝葉が山盛り。27日の昼前、枝葉だけ撤去した。
← 中島淳一著『日本列島ちの下では何が起きているのか 列島誕生から地震・火山噴火のメカニズムまで』(ブルーバックス) 「地震学界のトップランナーが、現代地球科学の基礎となるプレートテクトニクス、日本列島の成り立ち、地球内部の水が関わる沈み込み帯の地震・火山活動のメカニズムを徹底的に解説する」
車中では、深田久弥著の『日本百名山』を、自宅では、中上健次の小説と、『日本列島の下では何が起きているのか』とを交互に読んで楽しんでいる。
日本列島周辺のプレート配置(新しい理解で)は、北米プレート オホーツクプレート 太平洋プレート フィリピン海プレート ユーラシアプレート アムールプレートとされつつある。つまり、ユーラシアプレートから、オホーツク及びアムールの各プレートが分離されていると考えられているという。
本書からというわけではないが、プレートテクとニスにおいて、水の果たす役割の大きさに驚き。噴火で水蒸気爆発が起きたりする。無知な吾輩は、雨水がしみ込んで溜まっていたところに、マグマなど地熱に熱せられて、一気に爆発したのだろうと、勝手に思い込んでいた。
そういう一因もあるかもしれないが、そもそも岩石の中に水が成分として含まれているという。但し、水分子の形ではなく、水素イオンとOHとに分離して岩石の中に取り込まれている。熱の高さに応じていろんな形で取り込まれたり吐き出されたりし、プレートの動きに影響しあるいは影響されるらしい。
まだまだ知ることが多い。まだ、数十頁しか読んでいない。今後が楽しみ。
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