古書祭りへ…本は今や化石…
← 画像は「いたち川」 (富山市)。常願寺川から別れてやがて神通川に合流する川。水鳥たちの溜まり場であり、多分、鯉が泳いでる。でっかい!
本日は晴天なり。昨日は畑仕事で汗を流したので、今日は自分へのご褒美に、デパート近くで開催の古書まつりへ。古本やCD、レコードなど。食べ物の出店も。一昨日、本を買いすぎたので、おカネはあまり持たずに。やはり、あれこれ目移りする。高い本は悔しいが敬遠。安めのを4冊だけゲット。ああ、あれやこれやも買っておきたかったと悔いつつ、帰宅。
この連休は、明日まで。雨の日は書店で本漁り。次の晴れの日は、ナスやキュウリなどの苗植え。今日は、自転車を駆って古書祭りへ。本漁りと庭仕事や野菜作りに終始したと言えるか。
言うまでもないが、読書に興じた時間がたっぷり。朝刊に昨日から始まったという古書祭りの記事が載っていた。これは行かないと。数年前、他の場所でも古書展があったけど、展示されてる本の少なさにがっかり。
今回は、参加している古書店も多く、観て回るのが大変だった。それでも、各店の展示を二周以上は巡った。
年配の客も多いが、案外と若い人も目立つ。
食べ物の出店もあるし、カフェっぽくテーブルとイスがお洒落。隣はデパートもあるし、広い会場は人でいっぱいだった。
本という媒体。時代の変化に置き去りにされていくのだろうか。吾輩が学生や社会人に成りたての頃は、本に社会的価値があった。読むのは本か新聞。今は電子媒体がメインのようだ。本は過去の異物になりつつある。
初版という言葉は死語になったようだ。本を読む際、帯はもちろん、カバーも破り捨てて読むと、平然と語る人も少なからずいる。本は情報を得る手段、媒体の一つに過ぎない……。
吾輩は、願望として本は買って読みたい派。本は、表紙や帯も含め、全体として作品だと思っている。
別に蔵書家を気取るつもりはない。古本は買うことがあるが、古書を集める趣味はない。それほど蔵書があるわけじゃない。東京から富山へ帰郷する引っ越しの際、東京在住時代に買い集めた本の大半を売り払った。引っ越し代を稼ぐため。展覧会へ行くたび買い求めた展覧会の図録が吾輩の密かな自慢の蔵書だったが、それも手放してしまった。
その時点で、蔵書に楽しみを見出す気持ちは萎えた。それでも、貧乏する中でも本だけは買って読みたいのだ。読んだ本を書棚に並べる。
並べておくと、あれ読んだし、あの本はあの頃、あんなことがあったっけ、なんて思うこともある。書棚の本は、背の題名しか見えないし、読んだ何用の大半は忘れてしまうが、それは食べたものの大半は消費し、排せつするようなもの。何かの栄養分やエキスを取り込めればいい。あるいは読んだ体験が大切なのだ。どんどん読んで、どんどん忘れる。その中で何かが心の滋養として残る。それで十分ではなかろうか。
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